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営業企画
インタビュー くわしく見る
営業企画は論理より行動の名監督だ 真野 真吾 さん(仮名)
PROFILE 真野 真吾 さん(仮名)
年齢 27歳
学歴 経済学部経済学科
住まい 都内賃貸マンション(独身ひとり暮らし)
趣味 図書館めぐり
職歴 大手携帯キャリア4年
座右の銘 行蔵は我に存す、毀誉は他人の主張、我に在らず。
血液型 B型
星座 魚座
職場の雰囲気は? 文化系 理科系 体育会系
あなたのタイプは? 文化系 理科系 体育会系 【年収】600万円
どんな仕事?
頭脳と足を武器に店舗の質を高める頼れるリーダー
大手携帯キャリアで働く真野さんの仕事は、営業企画。商品の販売戦略を策定したり、キャンペーンやイベントをプランニングしたり、企画職には「カッコいい」というイメージがあるが、「ドロくさい部分も多い仕事ですよ」と真野さんは言う。

「担当エリアの携帯ショップを訪ねて、店舗レイアウトや商品の展示方法、プロモーションの仕方などを指示したり、スタッフさんのモチベーションやスキルを上げるためのアドバイスをするのが主な役割。ただ、店舗を訪ねれば、『本社の社員が来たぞ』という目で見られます。だいたい店舗には、売り上げの目標値と、その達成率を図にした進捗表を持参するんですが、ただそれを店長やスタッフに見せるだけでは『数字のことばかり言いやがって、嫌味なヤツだな』と思われるのは当然の反応です」

従って、エリート風を吹かせるような態度はもってのほか。真野さんのスタイルは、「私は店舗のみなさんと同じ目的を持った人間ですよ」とアピールすることだという。

「ですから、曜日を決めて、いつも同じ時間に訪ねて売り場に立つことが大事。気まぐれにフラッとやってくるようでは居場所もありません。スタッフさんと一緒に売り場に立って、厄介なクレームを処理したりすることでようやく、こちらの言うことに聞き耳を持ってくれるという感じですね。クレームは、電話や対面で対応しますが、ひとつの店舗でだいたい10件。1日に3店舗回れば30件のクレームに対応することになります。ほとんど苦情処理係だなと思うこともありますよ」
「職業病だなぁ」と思うとき
電話に即反応してしまう
電話に即反応してしまうイラスト
休日でも、朝も夜も電話が鳴ると即反応してしまうんです。店舗で問題があったのかと思うと無視できません
求められる能力は?
人を説得し、行動させる人心掌握術で店舗を活性化
確かに各店舗で働く店長やスタッフも人間だ。偉そうな態度で「やれ」と指示しても、言う通りに動くはずがない。そのためには、特別の人心掌握術が必要だろう。

「私が考えたのは、営業終了後の勉強会。例えば、売り上げは上がっているんだけど、アンケートでお客様の満足度が思うように上がっていないという問題が起こっていたとします。その解決法を『こうしなさい』と指示するのではなく、勉強会の場で『どうすればこの問題を解決することができるか、みなさんで一緒に考えましょう』と投げかけるんです。いい意見が出れば褒めたりすることも大事ですし、場が盛り上がっていなければジョークを言ってなごませることもあります。とにかく、同じ目的や課題を設定し、それに一緒になって取り組むことで前に進めるんです」
そうした課題がクリアされれば店舗の質は向上し、同時に営業企画の真野さんも会社から評価される。本社は毎月、店舗に無記名のアンケートをとって営業企画の社員たちがきちんとした業務を行っているか調べていたりするので真野さんも必死だ。 「最終的に求められるのは、店舗に頻繁に足を運ぶ行動力と、店舗のみなさんに溶け込めるだけの人間力ですね」
この仕事のやりがいは?
ビジネス力が鍛えられるとともに、目標達成の喜びも大きい
大変な仕事だ。だが、大変な仕事だけに、やりがいがあると真野さんは言う。

「例えば、クレーム処理などは、素早く意思決定をして問題を解決する能力が求められます。無事、納得していただいたときはうれしいですし、この仕事についてずいぶんビジネス力を鍛えられたと思います。それから、私が担当することで店舗の質があがったりしたときは格別の喜びがあります」

以前、真野さんは、売り上げ最低、お客様の満足度も最低という最悪な店舗を担当したことがあるという。
この仕事を 漢字一文字で表現すると…
動
つねに動いていないと務まらない仕事。デスクの前で頭をひねっていても、何も始まりませんからね
「最初は頭を抱えました。でも、あきらめずに『なぜダメなのか』という要因分析をし、いくつかの課題を見つけることで改善する道が見えてきました。そこで、課題ごとに店長さん、副店長さんという具合に個別のプロジェクトチームのリーダーになっていただき、課題解決のために動いてもらったんです。その結果、売り上げ、お客様の満足度、すべての項目でその店舗が全国のトップの成績を記録したんです。このときは、会社から賞をもらったということ以上に、店舗のみなさんがひとつになってくれたことがうれしかったです」
FAQ 真野 真吾 さんへの一問一答
Q1.この仕事に就いた(転職した)動機は?
A もともとは商品企画の部署にいまして、販売データを扱う仕事をしていたんです。ところが数字ばかりを相手にする仕事は物足りなくて、「営業に出してください」と希望を出したんです。
Q2.この仕事に就いて(転職して)よかった?
A 企画を提案するだけでなく、それを自分で実行し、その結果を得ることができる今の部署には、喜びややりがいがたくさんあります。大変な仕事ですが、この仕事に就いてよかったと思っていますよ。
Q3.この仕事、どんな人に向いている?
A コンサルティングの仕事に興味はあるけど、コンサルタントは嫌いという人。店舗のスタッフに「ロジカルシンキング」とか「4P」なんて話をしても通じません。論理を具体的な行動で示せる人こそが向いていると思います。
Q4.これからこの仕事を目指す人へアドバイス
A とにかくこの仕事は、大きな組織の中にあっても「個」としての能力を試し、活かせる仕事。「現場力」をつけたいという人には持ってこいの仕事です。仕事にやりがいや喜びを求める人は、是非挑戦してください。
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