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システム使用時は
生温かいユーザー視点で/理系の人々 |
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システム屋さんがシステムを使うときは、背景までも想像しがち。毎度おなじみ「理系の人々」第29回目は、ユーザ視点を飛び越えた心の叫びをご紹介します。
(総研スタッフ/タニー只野 イラスト/よしたに)作成日:10.11.30
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理系の人々(225) 理系とユーザー視点
よしたにです。
システム屋を何年もやっていると、システムには温かい目で接します。ええ、いろんな事情があるのでしょう。納期が短かったり、予算が限られてたり、途中で仕様が変わったり……誰だって満足のいかないシステムはリリースしたくないものです。
が、自分が使わなきゃいけないときは別です。
自分が使っていらいらするシステムに出会うと、なまじっか中身がわかるだけにいらいらが普通の人の数割増し!実質たいして使いづらくないシステムでも、やれ設計がおかしいだのレスポンスが悪いだの。
……僕の作ったシステムは、できるだけエンジニアの目に触れないといいな、と思いました。
理系の人々(226) 理系と問題のずれ
近頃は季節の変わり目、雨が多いですね。会社の近くには大きな川があって、風が強いと川の水が巻き上がって大変です。
で、横殴りの雨ってのは傘では防げませんで……ここまでいえば、あとはおわかりですね?
問題は雨に濡れる量ではなく、雨に濡れる部位であると気づくのがやや遅かったような気がします。
では、また次回!
2001年、理工学部情報科学科を卒業。IT企業に入社しシステムエンジニアとして勤務する傍ら、漫画で綴った自身の生活を個人サイトで公開。2007年3月には、過去の作品をまとめたコミックエッセイ『ぼく、オタリーマン。』を出版し、シリーズの売上げは100万部を超える。また、Tech総研が運営するYahoo!オフィシャルブログ「エンジニア★流星群」で連載していた『理系の人々』は、2008年10月に書籍化。第二弾も発売中! |
このレポートの連載バックナンバー
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