ネガティブ思考はこう断ち切る!成功者に学ぶネガティブ思考の切り替え方とは?

「悪いほうに考えてクヨクヨしてしまう」
「人が自分の悪口を言っている気がする」
「自分のネガティブ思考をなんとかしたい」

仕事の失敗やつまずき、あるいは人間関係のすれ違いなど、働いていれば大なり小なり誰でも心がざわつくときがあるものです。あなたはそんな時のネガティブ思考とうまく付き合えていますか?
今回は、悲観的に考えることが癖になり、ついつい物事をマイナスに考えてばかりいる人に向けて、広告代理店勤務時代に3000人以上のVIPと交流し、彼らの「ネガティブ思考との付き合い方」を観察してきた気配りのプロフェッショナル・後田良輔さんに「ネガティブ思考のうまい切り替え方」について話をうかがいました。

ネガティブ思考の人

ネガティブ思考のメリットとは?

3000人のVIPを観察していて、発見したことがあります。それは「ネガティブ思考のメリットとデメリットをうまくコントロールしている」ということです。ネガティブ思考と言うと、一般的には悲観的に物事を捉え、足をひっぱる損ばかりな思考というイメージがありますが、成功者は違う一面を見ています。

例えば仕事の失敗。
ミスをしても「ドンマイ!」とすぐに気持ちを切り替えられる人がいる一方で、ネガティブ思考の人は、クヨクヨといつまでも悩んでしまいがちです。しかし、その時、起こった出来事に対して「あの時ああしなければよかった」「そもそもどう動くべきだったのか?」などミスの具体性まで深く考えていることがあります。
つまり、こういうときのネガティブ思考の中には、「悔い改める点、改善点への気づき」という利益も隠されているのです。このメリットを生かすためには、深く考えたことをそのままにせず、改善に向けて行動すること。ここが大事なポイントです。
このネガティブ思考のメリットを活用しているVIPは、現状をあえてネガティブに考えることがあるといいます。「もっと改良できる余地はないのか?」「現状のままで自分の将来は大丈夫なのか?」など、現状を消極的に考えたうえで改善点に着目し、よりよくしていくべく行動に移しているのです。
このようにネガティブ思考はうまくコントロールできれば、失敗や問題の本質に真正面に向き合い、成長のきっかけとすることができるのです。
次から、VIPが使っているネガティブ思考の切り替え方をお話します。

ネガティブ思考のコントロールの仕方

1.紙に書き出す

ネガティブ思考を切り替えるために、成功しているVIPがよく取り組んでいることがあります。それは現状の正しい把握です。
もやもやと考えているだけでは対処できないような悩みの壁にぶち当たった時、VIPは紙に状況をすべて書き出し、問題の事実関係を「見える化」するようにしています。
このことにより「今、起こっている問題は何なのか?」「現状すべきことは何か?」「優先順位的にどれから着手すべきか?」などを俯瞰して考えられるようになります。

ネガティブ思考で悩む人は、この俯瞰ができず、怒られた・嫌われた・挑戦できなかったなどという一部分に囚われ、問題の本質とは異なる部分でクヨクヨしてしまう傾向があります。あなたの大切なエネルギーは、自分がすべきことやコントロールできることに集中したほうがいいでしょう。紙に書き出すだけで、本質を冷静に見ることができ、心がすっきりすることがあります。

2.自分への質問を変える

紙に書き出して俯瞰してみたら「問題が山積みであることがわかって、全くポジティブに考えられない」という事もあるでしょう。そんなときは、自分への質問の仕方を変えるのが有効です。
「〇〇ができない」と悩むのではなく、「〇〇ができるようになるにはどうすれば良いか?」とできることが前提で自分に質問してみるのです。すると脳が勝手に「だったら××かな」というように、前向きな行動となる回答を考え始めます。
脳とは不思議なもので、質問の仕方を変えるとその質問の回答にふさわしい情報を集める傾向を持っています。

ネガティブ思考に囚われていたのは、自分への質問の仕方が間違っていたからなのです。これからは「どうしたらできるようになるか?」という視点で自分に質問するようにしてください。まさに質問が人生を変えると言っても過言ではありません。

3.できたことを細分化する

今まで話したことをやっても、クヨクヨと悪い方向に考えて思い悩む人もいるでしょう。そんな人には「できたことを細分化する」ことがオススメです。
ネガティブ思考の人はすべての物事を「白か黒」で判断しがちです。「失敗したらすべて台無し」「嫌われたらおしまい」「どうせ自分にはできない」と考えるなどがそれにあたります。そもそも挑戦していないから自信が持てなかったり、過去に失敗した経験があったりなど、理由はあるのだと思います。ただ、よく考えてみてください。
仕事や人間関係は「白か黒」「0か100」のようにきれいに割り切れるものではありません。あなたがこれまでしたことを細分化して考えると、自分が何かを成し遂げた部分も隠されているはずです。

発明王のトーマス・エジソンも「私は失敗したことがない。1万通りのうまくいかない方法を見つけただけだ」と失敗ではなく、成功した部分にフォーカスし、これまで世界になかった発明品を次々と生み出しました。
あなたが良かれと思って取り組んだ行為なら、たとえ失敗と思われるようなことでも、必ず「できたこと・わかったこと」が存在しています。そして、できたことに心の視点を集中すれば、気持ちが落ち着き、ポジティブに変換できるようになるでしょう。

ネガティブ思考をコントロールして得られるのは「チャンス」である

以上をまとめると、ネガティブ思考はマイナスの側面もありますが、うまくコントロールすればチャンスを引き寄せることができるということです。
ネガティブ思考ということは、慎重にリスク管理ができるということでもあります。ただ、いつまでも過去にとらわれて悩み続けていては、前に進めません。
懸念事項や改善点を見つけられるというネガティブ思考のメリットを生かすべく、上記の方法を試しながら思考を上手にコントロールすることで、確実に前に進んでいくことができるでしょう。その先に「あなたのなりたい自分がいる」のだと、私は思います。

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プロフィール

後田良輔氏/ビジネス書作家・コラムニスト

後田良輔氏/ビジネス書作家・コラムニスト1972年生まれ。大手3大広告代理店に勤務し、「誰でも使える気配り術」を駆使する気配りのプロフェッショナル。これまで応対したVIPは、東証一部上場社長、世界企業のCEO、政治家、医者、弁護士、大学教授、大物俳優・女優、ミリオンセラー作家、世界No.1クリエイターなど総勢3000名を超える。この特別丁寧に接しなければならない顧客との交流で磨かれたスキルと「東京・名古屋・大阪」の現場勤務で身につけたリアルな経験を組み合わせた、独自の「誰でも使える気配り術」に定評がある。
著書に、『気配りの正解』(ダイヤモンド社)『<落ちこぼれでも3秒で社内エースに変わる!>ぶっちぎり理論38』(ダイヤモンド社)、『逆境を活かす! 就活面接「エモロジカル理論」2015年度版』(実務教育出版)『1秒内定面接術」』(インプレス)など。これらの実績を買われ全国の大学や企業から講演・研修依頼が殺到。新聞・雑誌などメディア露出は50回以上。「世界からキャリアの悩みをなくすこと」をミッションとする。

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