株式会社野村総合研究所(NRI) 企業ページ
私は入社前に参加した『NRI未来創発フォーラム』でお聴きした此本さん(NRI代表取締役会長)の言葉も決め手の一つになりました。そのフォーラムで此本さんは「女性はロジックだけではなく、チームの調和をとりながらプロジェクトを推進していける特性があります。それはプロジェクト運営にとって非常に重要なポイントになるのです」と言われていました。トップの方がこのような考え方を持っているNRIであれば、きっと活躍できると考えました。
NRIには結婚・出産といったライフステージの変化に合わせて柔軟に活躍している女性社員が多く在籍しています。私自身も先輩社員をロールモデルとしながら、ライフイベントの有無に関わらず、プロジェクトをまとめるリーダーやマネージャーとしてキャリアアップしていきたいと考えています。
私は金融系システムの開発SEとしてキャリアをスタートし、今まで以上に顧客折衝や上流工程の経験を積みたいと考え、NRIに転職しました。入社後、製造業のお客さま向けのソフトウェア開発プラットフォームの、新規導入の要件定義〜設計フェーズを担当しました。この時、お客さまがグローバルに事業を展開していたこともあり、お客さま側の海外エンジニアに対して英語で説明しなければならないシーンがあり、会社が用意してくれたオンライン英会話プログラムを受講し、実際に私の言いたいことが伝わるか否かを講師に確認しながら実務に取り組みました。この経験からより実践的な英語力を身に付けることができたと感じています。
私はNRIに2度入社しています。1度目は新卒で入りシステム開発やプロジェクトマネジメントを担当していましたが、仙台で働いていた夫と暮らすためにNRIを退職しました。その後は仙台に支社を持つシステム開発会社で働いていましたが、夫の都合もあって転職の1年後には夫婦で東京に戻ることになったのです。そのタイミングでNRIで再度働くチャンスがあり「再び大規模なプロジェクトで活躍したい」と考え再入社を決めました。しかしNRIに戻ったものの、リモートワークでプロジェクトの繁忙期には家事が疎かになることも多く、悩んでいました。ある時、思い切って上司に相談したところ「家庭を大事にするべきだし、自分を守りながら働いてもいいんだよ」と優しくアドバイスしていただけ、実際により柔軟に働けるようになりました。
現在は大手運輸会社様の業務を支えるシステム群や基盤の稼働を統制するプロジェクトチームにPMOとして参加し、プロジェクトの収支管理や工数管理、パートナー管理などを担当しています。同プロジェクトチーム内において大きなコストとなっていたパブリッククラウドの運用方法を見直し、プロジェクトチーム全体への意識改革を促し続けた結果、取り組みを始めてから約1年で数千万円単位のコスト削減を実現することもできました。NRIは個人の志向やライフステージに応じて柔軟に働き方を選択できる会社です。私の周りでも時短勤務で働く社員が増えていますし、男性社員の育休取得も一般的になりました。男女ともに長期的な視点でキャリアを描きやすい環境が整っていると感じます。
NRIでは、お客様のビジネス成長を支えるために、既存の製品やソリューションパッケージでは実現の難しい課題の解決をめざします。そのためにNRIでは、コンサルティングチームとエンジニアチームが密接に連携し、ビジネスの本質的な課題を理解するところからはじめていきます。