「このひと言で落ちました」第二新卒100人調査でわかった

面接で言っちゃいけない!NG発言

面接は、台本のないドラマのようなもの。
経験の浅い第二新卒にとってはプレッシャーのかかる大舞台だ。そこで今回、第二新卒として転職を経験した100人に失敗談を募り、陥りがちなNG発言について聞いてみた。人のフリ見て、わがフリなおせ!

2009年6月3日

■アドバイザーはこの人!
(株)リクルートエージェント キャリアアドバイザー 金子 正法氏 2008年まで第二新卒キャリア支援マーケット専任のアドバイザーとして活躍。現在は、IT・機械系・電気電子系の技術者を中心にサポートしている。趣味は愛車BMWでのドライブ。

言葉足らず、説明不足の失敗編

証言その1

自分のできない仕事の話をされ、
「できません」と言ったら、話が終わってしまった。

数年ながらもSEとして働いてきたので、パソコンの知識があることをアピールしました。が、一般事務職への転職活動だったので、「見積もりや経理書類を作成することはできますか?」と聞かれることが多く、「できません」と言ったら、そこで話が終わってしまうことが多かった。
(現在24歳・女性・システム開発SEから製薬会社の営業事務に転職)

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いい直してみよう

「知識は足りないかもしれませんが、一生懸命勉強して、早く戦力として活躍できるよう努力いたします。」

人事担当者は、応募書類などを見て、応募者がどの程度の知識やスキルを持っているかをある程度は把握しているはず。ですから、「こういう仕事はできますか?」と聞くとき、多くの場合は「足りない知識やスキルがあっても、それを補うための努力はできますか?」ということを確かめているわけです。「できません」で終わらせるのではなく、成長するための意欲があることをアピールすべきです。

そもそも事前に何を聞かれるかを想定しておこう。

証言その2

「将来的には独立したい」という話をしたら、
「それは困る」と返された。

未経験の仕事をすることで新しくキャリアを積み、将来の独立という夢をかなえるための転職だということを率直に語ったほうがいいと思っていたが、中にはそのことをよく思わない人事担当者もいた。
(現在26歳・男性・システム開発SEから環境設備販売営業に転職)

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いい直してみよう

「一刻も早く知識やスキルを身につけ、ひとり立ちできるように頑張ります。」

社員に独立を奨励している企業は独立支援制度を設けていたり、ホームページなどでそうしたメッセージを発信していることが多いので、事前に確認しておきましょう。が、独立するということは、いずれは離職するということが前提になりますので、嫌がる企業も多いのは確かです。特に独立支援を謳っていない場合はストレートに独立の話はせず、仕事に対する意欲をアピールしたほうがいいでしょう。

その企業がどういう社風かを見極めることも大事。

証言その3

「お稽古ごとがある日は、定時で帰りたいんですが」と言ったら、笑われた。

花屋さんで働きたくて、フラワーアレンジメントの勉強をしていた。ところが、その説明がちゃんと伝わらなかったようで、「常識のない人」みたいな目で見られたことがありました。
(現在24歳・女性・商社営業から花き販売業に転職)

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いい直してみよう

「現在、スキルアップのために勉強中ですが、御社の勤務形態の範囲内で学び続けることはできますか?」

面接では、「こういう仕事はしたくない」という言葉は禁物。ですから、「定時で帰りたい」のは、「残業をしたくない」からなのではなく、「仕事のために必要なスキルを身につけたい」からなのだということをキチンと説明することが重要です。もちろん、そのような希望を一方的に言うのではなく、入社後の勤務形態などについて質問をし、希望を実現する可能性があるかどうかを確かめておけば、なおよしです。

そのスキルが今の仕事と関連があるかも重要だ。

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