転職トップ > 転職成功ノウハウ > 転職パーフェクトガイド > 応募・面接準備 > 6つの転職マナー違反でわかる転職に成功する人・しない人
転職活動中のマナー違反、「知らず知らず」でやってしまったり「ついうっかり」を放置していると、せっかくの転職成功のチャンスを、自ら手離すことになりかねません!そこで今回は、転職経験者の先輩たちがやってしまったマナー違反と、人事はそれをどう見て、どんな結果を下すのかを、アンケート回答を元に整理しました。これらのマナー違反に、心あたりがあったら要注意!あなた自身の転職活動の、転ばぬ先の杖として参考にしてください。 2008年10月6日 |
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●面接の連絡をもらったが、自分が応募した会社だったか、いくら考えても思い出せず、丁重に面接を辞退したことがあります。(39歳/男性/東京都/サービス/経営企画)
●あまり興味のない企業にも「とりあえず」応募。ほとんど書類選考で落ちたから、たくさん受けても意味はなかった。(35歳/女性/岐阜県/製造/その他職種)
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●明らかに他社とかけもちしているのがわかると、自身の可能性や将来の希望が曖昧なまま、転職活動をしているように感じてしまう。応募理由が明確じゃないので、そもそも積極的に面接したいと思えないのです。(44歳/男性/埼玉県)
●かけもち、二股、複数応募は当然あり得ると思う。しかし「滑り止め」で選んでいるなら、面接は辞退してほしい。バレていないと思っているかもしれないが、面接日の連絡などで何度かやりとりすれば、第1志望でないことはすぐ気付くし、こちらの採用意欲は当然下がる。お互いに手間がかかるだけです。(33歳/男性/大阪府)
●情熱を持ってできる仕事を自分なりに見つけて、ここぞという企業へ応募してほしい。応募する企業の事業内容などの下調べは、最低限のマナー。それすらできない人、「どこを見ればいいですか?」といった質問を受けることもある。まず自分で調べるという熱意がないんだなあと、早々とガッカリさせられる。(39歳/男性/東京都)
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[行動管理の出来が、成功する人・しない人の分かれ目]
手当たり次第とはいえ、数ある中から選んでアプローチした企業なら、惹かれるポイントが何かあったはず。「いつ、どんな理由で、何に魅力を感じて、どんな経路で」などの情報は、応募した企業すべてについて整理しておくべきです。「せっかく選んだ企業のはずだが思い出せない」なんて、もってのほか。たくさんの企業に応募することはマナーに反しませんが、情報整理を含めた「自らの行動管理ができないこと」は、マナー違反に通じます。ましてや行動管理の不出来で、みすみす転職の機会を捨てるなんて、もったいない!(リクナビNEXT編集長・黒田)
※●イエローカード1枚/マナー違反度、中位 ●イエローカード2枚/マナー違反度、高い ●レッドカード/マナー違反度、とても高い
●レジュメ、応募先企業の応募管理を徹底したい!という方はコチラ |
転職活動やることリスト>08応募しよう |

●お金がもったいないから。(35歳/男性/愛知県/製造/経理・総務・人事)
●1社ごとに履歴書を作り直すのが面倒だった。(32歳/男性/千葉県/サービス/営業)
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●修正液を使った履歴書は、やはり失礼だと思う。それが気にならない人とは価値観も合わないだろうし、その書類を受け取った時点で不採用を決めている。(54歳/男性/岡山県)
●誤字を修正ペンで直してあったり、ましてや他社に提出した痕跡のある履歴書や職務経歴書を送ってこられると、何度も落ちてるのかな? と邪推して採用意欲は確実に下がる。(34歳/男性/岡山県)
●履歴書すらきちんと書けない・送れない人物は「一般的・最低限の教養や常識が身に付いていないのだろう」と判断される。特に中途採用者は社会人マナーを教える必要がないことが大前提だから、そこができていない人はいくら条件に合っていても採用は厳しい。「ほかにもっといるよね」という判断になる。(33歳/男性/兵庫県)
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[横着・手抜きをなくす気持ちが、転職成功する人・しない人の分かれ目]
「私はこういう人物だ」という自らの紹介文面は使いまわせても、「御社をなぜ志望するのか」という志望動機は応募先によって異なるはず。志望動機は、あなた自身を最も差別化できる項目であり、一番の勝負どころです。当然、企業が最も注目する項目ですから、そこを変えずに使いまわすのは、「本気で転職したいの?」と疑われてしまう可能性を生んでしまうことになります。あまりにも修正があったり、汚れてしまっている履歴書を使うことはマナー違反であるうえ、何よりも「あなた自身の損」になるかもしれません。(リクナビNEXT編集長・黒田)
※●イエローカード1枚/マナー違反度、中位 ●イエローカード2枚/マナー違反度、高い ●レッドカード/マナー違反度、とても高い
●受かる履歴書が書きたいのだ!という方はコチラ |
差をつける履歴書を書くコツ |

●電話から応募をする際に、携帯電話の電波が入りにくい場所で掛けたため、途中で切れてしまった。あらためて固定電話から掛けなおしますと伝えて仕切り直しを申し出ました。(33歳/男性/東京都/商社・流通/営業)
●携帯電話は会社支給の1台しか持っていなかったので、応募書類の連絡先には自宅の固定電話番号を書いた。が、繁忙期と重なって連日帰宅が遅かったため、帰ってからの連絡は、ほぼ不可能だと後で気付いた。せめてEメールのアドレスだけでも書いておくべきだったと、そのとき学んだ。(28歳/女性/東京都/マスコミ/制作)
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●ものすごく騒々しい場所(呑んでいた?)から、夜遅い時間に応募者から電話があった。いつでもいいから電話が欲しいと言ったのは私だが、会ったことがない相手に対して連絡を取る、適切な場所や時間帯を考慮できる、社会人としての常識は欲しいと思った。(40歳/女性/東京都)
●面接の日程を相談したい旨のEメールを送っても、何も返事がなかった。入社したいという意欲が感じられないと思った。その方は、結局その後も連絡はつかなかった。(41歳/男性/東京都)
●とにかくマナーがなっていない。電話の受け答えが、社会人とは思えないヒドイ応募者がいて悲しくなる。言葉遣いが下品だったり、敬語の使い方を間違っていたり。採用してから鍛えてどうなるものでもないなと感じる。(44歳/男性/岐阜県)
●言葉遣いが社会人としてなっていない人が多く、電話を掛けて連絡を取るのがイヤになることがあります。友達と話すかのような言葉遣いは言うにおよばず、妙に横柄だったり、逆にへりくだり過ぎて会話が要領を得なかったり。これは、だめだなと思う。(41歳/女性/大阪府)
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[リスク管理が、転職成功する人・しない人の分かれ目]
“フォーマル”なやりとりは、落ちつける場所、時間、手段で行うべき。人事から突然連絡がきたからといって、慌ててその場で対応しなくてもよいのです。きちんと相手に事情を説明し、相手の都合を聞いたうえで自分から改める。それが、「転職活動のリスク管理」です。もちろん事前に、連絡が取りやすい時間帯、電話番号やメールアドレスなど、連絡手段として考えうることはすべて、応募書類に記載しておくことも必要でしょう。落ち着いて、きちんと対応しようと心がければ、それは言葉遣いや態度にも、相手への誠意として自ずと表れるものです。(リクナビNEXT編集長・黒田)
※●イエローカード1枚/マナー違反度、中位 ●イエローカード2枚/マナー違反度、高い ●レッドカード/マナー違反度、とても高い
- 面接まで/応募〜面接日時やりとりまで
- 面接以降/面接当日〜内定通知の受け取りまで
- COLUMN/これも気になるマナー違反/ゴメンナサイ。人事のマナー違反
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