焼鳥屋の店舗運営

仕事内容:  「石油会社勤めから一転、40歳で“焼き鳥”に飛び込んだ僕が学んだこと」 ──安定より、自分の可能性を解き放ちたいあなたへ。  はじめまして。株式会社グラッド代表・松本です。 まずは、僕の少し不思議な経歴をお話しさせてください。  大学卒業後の1984年、僕は石油関係の会社に就職しました。世間体も良く、安定した給 料がもらえる──そんな理由で選んだ仕事です。  ところが、実際に働いてみると、「なんだか物足りない」と感じる日々でした。目の前の業務をこなすだけで、ワクワク感や“自分がやる意味”を見いだせなかったんです。  仕事が終わると、気晴らしに行くのが行きつけの焼き鳥屋さん。そこには、当時25歳の 店長・大倉さんがいました。 大倉さんはいつも目を輝かせて、「日本一の焼き鳥チェーンを作るのが夢やねん」と語る人でした。  僕はそのキラキラした熱量に、正直言ってうらやましさを感じていました。  「一緒にやろうや!日本一の焼き鳥チェーン作るねん」  あるとき、大倉さんが言ったんです。  「独立するから、右腕になってくれへん? “鳥貴族”って店で世界を狙うつもりや」  当時の僕は、母子家庭で育ったこともあって、「大学まで出してくれた母に申し訳ない」 という気持ちが強く、一歩踏み出せませんでした。  それから僕は会社を辞めては転職する日々。気づけば18年も迷走していたんです。  40歳で「後悔だけはしたくない」と決断  そんな僕が40歳で再び大倉さんを訪ねたとき、彼は満面の笑みで「待ってたよ」と歓迎してくれました  「でももう右腕・左腕はいるから、FCで独立したらええやん」。  そうして2002年4月、僕は初めて自分の店「瓢箪山店」をオープンさせたんです。  ところが、開業直後に“ガン宣告”  母の反対を押し切って踏み出した矢先、僕はガンと診断され、なんと「余命2ヶ月」とま で宣告されました。  せっかく掴みかけた夢が、こんな形で終わるのか......。絶望しそうでしたが、妻やアルバ イトの子たちが必死に店を守ってくれて、僕は3回の手術を経てなんとか復活。  そのとき初めて、「自分一人でここまで来れたわけじゃないんだ」という当たり前の事実 に心が震えました。  “人の喜びを喜びに”──グラッド誕生  ガンから生還して僕が作った会社の名前が、 グラッド。  グラッドは「喜び」という意味で、“人の喜びを、自分の喜びにできる場にしたい”という 願いを込めたんです。  店を増やし、仲間を増やし、ついにはハワイにまで出店(※現在は新たなステージを目指すためクローズ)。  何より、飲食店の枠にとらわれずいろいろな企画を立ち上げて、“こんなことができるんだ”を実証してきました。  グラッドで得られる、新しい未来  例えば、自分の存在が思い切り試せる未来があります。 失敗を恐れず、新規事業や海外プロジェクトにどんどん手を挙げる人が評価されるから、 入社してすぐに大きな裁量を任されることも珍しくない。  例えば、家族のように支え合う仲間がそばにいる未来もあります。  ガン闘病中の僕を支えたアルバイトたちのように、一緒に働くメンバーが「自分の幸せ」 を本気で喜んでくれる。  そして何より、「若いうちから本気になれるって、最高だ」と心から思える未来が広がっているんです。  もしあなたが「とにかく何か面白いことをやりたい」「まだ何者でもないけど大きく成長したい」と思うなら、グラッドはうってつけの舞台かもしれません。

大阪府東大阪市東山町4-10 2F 鳥貴族 新石切店

休暇・休日:  週休2日制（月8～10回、連休あり）  その他、夏期休暇、冬季休暇、年末年始休暇、有給休暇、慶弔休暇