病院内の回復期リハビリテーション病棟での理学療法士/PT

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<リハビリテーション室 室長から>
リハビリテーション室 室長 内田満
プロフィール:東京都出身。人に尽くす仕事がしたいと考え、作業療法士を目指す。作業療法士21年目。
3つの病院で回復期リハビリテーション病棟を経験し現在に至る。

【回復期の理学療法士として】
 私たちは「人を幸せにするため」に働いています。患者さんや家族さんが自分らしい人生を送るにはどうすれば良いかを考え、実践しています。人は「自分の意思で動ける事」が生活の安全と、心の安心に繋がります。起きて、立って、歩ける事がとても大切です。それを実現する理学療法士の仕事は重要です。私たちはヒト本来の動きを基礎から理解し、治療に応用していく事を重視しています。時に地道な作業になりますが、患者さんの潜在的能力を引き出す技術になると信じて、経験の積み重ねを行っています。

【やさしく親切な対応と専門的リハビリ】
 私たちが大切にしているのは、誰に対しても誠実な気持ちで、やさしく親切に接することと、専門的技術を駆使した丁寧なリハビリを提供することです。当院は「患者さんと職員は対等」、「身体拘束しない」、「丁寧なケア」を上川病院時代から培ってきました。その「上川マインド」は今も脈々と引き継がれています。そんな気持ちを職場では大切にしています。
 また、回復期リハビリテーション病棟開設した後は、病後の回復リハビリに取り組んでいます。重篤な後遺症、様々な生活背景に対して、専門的分析とリハビリ治療を駆使して、オーダーメイドのリハビリを提供いたします。病気や怪我による障害特性だけでなく、ヒト本来の生活動作をよく理解した上で、一人ひとりにあった安楽で効率的な生活動作の獲得を目指します。当院のリハビリを経験して「今までと全然違う」「キツくない」「体が軽く動く」という感想を多く頂きます。障害をもつという辛い状況を、より早く機能的な状態にしていくことが求められます。患者さんの期待に応えられるように、技術を高めていく必要があると日々感じています。

 【臨床への取り組み】
 私たちは日々の臨床活動を重視しています。セラピストとして患者さんの幸せな生活のために、病気や怪我による障害の回復に集中して取り組むことが大切と考えます。まず、患者さんの心持ちを知り、正面から受け止めます。そして、信頼関係のもと、セラピストの持っている力を発揮して、患者さんの潜在能力を引き出していきます。
 様々な付帯業務がある中で、出来るだけセラピスト達が本来の仕事に注力できる環境作りを心掛けています。安心して集中できる雰囲気、患者さんについてのリアルでタイムリーなディスカッション、スタッフ同士の関係、スキルアップなどに気を配っています。
 セラピストは、コミュニケーションスキル、リハ治療スキル、退院調整スキルが必須です。患者さんとの時間が最も学びの場になると考えています。一方で、練習も重要です。夕方の時間を利用した評価やハンドリング勉強会、外部講師による高度なリハ技術の講義実技研修も行っています。知識のブラッシュアップは行いながら、地に足の着いた実践を行いたいと思っています。そうした実践の先にはいつも大きな喜びが待っていると思います。ぜひ患者さんの回復を目の当たりにして頂きたいと思います。

【求める人材】
・やさしく親切で、誠実な方
・丁寧なコミュニケーションをとれる方
・患者さんのニーズに合わせて機能回復に一生懸命に取り組んでくれる方
・チームメンバーを尊重して支え合いながら楽しく仕事のできる方
・患者様のために治療技術を学びたい方

【見学、説明会のお誘い】
一度、就職見学としてご来院いただき、患者さんやスタッフの様子、雰囲気など感じてもらえると幸いです。当院リハビリ室の取り組みについて、より詳しくお話させて頂きたいと思います。