心から楽しんでいれば「暗い」とは思われません
僕もかつては嫌われたくないという気持ちが強かったので、よくわかるんです。でも、今は「変人」と言われたって、褒め言葉だと思ってますから(笑)。合わない人たちに合わせようとしても疲れるだけ。あなたも苦痛なことはやめたほうが自分のためです。読書をしていることが幸せなのだったら、昼休みも一人でお弁当を食べながら本を読んだ方が絶対にいい。僕も読書は大好きですよ。
「暗い人が近くにいると嫌だよね」と言っていたのを、自分に対する言葉と受け止めているようですが、面と向かってそう言われた訳じゃないですよね?周りの女性たちが、あなたに暗いイメージを持っていると思い込んでいませんか。でも、何かに夢中になって楽しんでいる人って、エネルギーの振動数が高まって、「暗い」なんて感じさせないものですよ。むしろ「いいな、素敵だな」と思わせるもの。あなたがワクワクしながら楽しそうに本を読んで「ああ、面白かったわ」と昼休みを過ごしていたら、「その本、何?教えて」って、人が集まるようになるんじゃないでしょうか。
否定的なことを一切言わない人は好かれる
結局、楽しいことを心から楽しんでやっていると、内面が輝いてくるから、外側も輝いてくるんです。前向きなことを考え、話して、行動すれば必ず現実はそのようになってきます。自分自身を定義づけるものって「思考、言葉、行為」の3つだけなんですから。それを変えていくようにすればいいんです。もちろん、長い間の習慣は一朝一夕では変えられませんから、しばらくかかるでしょうが、とにかく努めて楽しいと感じる時間を増やしていくことです。
特に言葉は、意識をしてからワンクッション置いて発することができるので、コントロールしやすい。噂話をしているときに同席していても、陰口、悪口のような否定的な言葉を一切しゃべらないことです。例えば「ホントに課長ってイヤよね?」と話を振られても、「うーん、どうかな」くらいにかわす。みんなといて一切否定的なことを話さなければ、自分がいない所でも悪口は言わない人と判断され、安心できる存在として好かれるようになるんですよ。
いきなりみんなから極端に離れて、ずっと一人でお弁当を食べるのも抵抗があるでしょうから、徐々にフェイドアウトしてもいいんじゃないでしょうか。みんなと食べる日もあって、「今日は一人で食べるわね」という日もあっていいと思うんです。その日の気分でバランスを取りながらね。無理に「普通」の基準に合わせようとせずに、「自然」になればいいことです。自然体でないのは、添加物をたくさん摂っているようなもので、毒だって溜まってしまいます。自分自身が自然体でオーガニックになることですよ。