転職なら社会人のための転職サイト【リクナビNEXT】|求人、転職に関する情報満載!  2024/5/17UP! 毎週水・金曜更新

日本が誇る安曇野のわさびを守る【畑づくり・作付・栽培・加工】

日本が誇る安曇野のわさびを守る【畑づくり・作付・栽培・加工】

  • 正社員
  • 募集人数:6人
  • 未経験者歓迎

株式会社大王 大王わさび農場<マイカー通勤OK◎創業114年―20年の歳月をかけて形になった夢は、進化と発展を続けています。第三創業期。わさびの未来も守ります> 企業ページ

締切まであと 15

掲載期間:2024/5/8(水)〜 2024/6/4(火)

 

■はじめまして、社長の深澤です。
まだ就任4年で以前は違う道を歩んでいました。
フランス学を専攻した大学卒業後は
アルバイトでお金を貯めて海外へ。
きっかけは3年生の夏休みに語学留学したことです。

よくある英語圏への語学留学とは違い、
周囲の学生たちが料理やファッションなど
目的を持っていた。
彼らに刺激を受けて自分探しの機会になり、
靴が好きな僕は靴職人になろうと決めたのです。

アルバイトしながら靴の専門学校へ通い、
靴のデザイン、デッサンの毎日。
そこからさらにオーダーメイドの靴づくりに
興味が沸いて、本場ロンドンの靴職人に弟子入り。

4年半学んで帰国後は靴のパターンや
革の裁断といった仕事を請け負っていました。
ただ何と言うことか、難病を患い、車いす生活に。
しかも家業を継ぐ予定の兄が進路を変更…。
病気が治れば僕に、と両親が
考えるようになるのも当然でした。

靴職人が続けられるか分からない。
自由に生きて来たから会社だとか会社勤め、
ましてや経営なんてピンとこない。
どこかに就職するか、実家に戻るか、
まるで分からなかったですね。

それで母がやっている経理ほか
家業の手伝いをやってみて、会社を見て
事業や経営にも触れていく中で、
家業を継ぐことに少しずつ
整理がついていったと思います。 

絶対やっておけば役には立つだろうと
経営ほか様々な勉強をして、資格もとりました。
従業員100名を率いていくことになれば
生半可ではありません。

また、病を患ってから伴侶となり
作業療法士の資格取得して支えてくれている
元教師の妻も取締役として
参加してくれて心強かったですね。
彼女には感謝してもしきれません。

114年の歴史ある農園。
この代替わりは「リスタート」という
意味合いも非常に大きいと思います。

初代は5町村にまたがる所有者と
交渉を繰り返し2年の歳月をかけて
広大な土地を買取り事業を開始。
開拓は20年に及んだと言い、
大変な苦労があったでしょう。

二代目は実生苗育成に着手し、わさびの生産量を上げました。
三代目・四代目になると売店やレストラン棟も建設。
また観光事業やわさびの商品化、
製造、物販で過去最大の利益を上げました。

これらの背景には地方創生に端を発する
自治体からの要請もあります。
そのせいか僕は父が農場で働く姿は
見たことがありません。
つまりモノづくりは
現場に代々受け継がれているため
ビジネスに力を注いだ。
本人も出来上がった基盤を引き継いで
運よく成功してきたと話します。

これらレガシーを引き継ぐわけですが、
僕はわさびづくりにこだわります。

 

実はいま、わさびの収穫が減っています。
もともと環境や気候に左右され、
育てるのに1年以上かかり、
土地を休ませることも大事な非効率な作物。

地球温暖化など原因はあります。
降雪量が減れば、湧水が減ってしまいます。
つまり新しい技術の確立などが必要。

三代目と四代目が農業×観光業で
事業と利益の拡大を果たした今こそ
僕はわさびを未来に運ぶために頑張りたい。

海外でも「本物のわさび」への
需要は高まっており、
高品質かつ増産が叶えばこれまで以上の
ビジネスチャンスも生まれます。

もちろん、当社だけでは不可能なこと。
自治体や研究機関を巻き込み、業界を巻き込む。
良い結果しか生まれないでしょう。
敷かれたレールに乗るだけではない挑戦。
あなたもワクワクしていただければ嬉しいです。

■僕の目標、挑戦は先に触れた
「わさびづくりにこだわる、守る」
「わさび業界を活性化させる」
だけではありません。

先祖代々、育てていただいた
地域に恩返しをすること。
社員が「ここで働けて良かった」と
誇りに思える会社にすることもそう。

あなたにはまず「農場課」でわさび栽培、
加工をお任せします。
畑づくりからはじまり、
技術×知識×繊細さが求められます。
勉強熱心で大雑把ではない方に向いています。
例えば、畑への足の踏み入れ方から
細かく決まっている。

安曇野のわさびを絶やさないために、
守るべきことがある。
愛情をかける必要がある。
僕をはじめ農場課のメンバーが
これまで以上に向き合っている最中です。

チーム編成をして班長は34歳、
28歳(入社3年)、57歳、50歳(大ベテラン)。
とはいえ、やりはじめたばかりだから
年齢や社歴に関係なく、
班長というポジションを任されるチャンスは平等。

一度退社して戻ってきた班長もおり、
やはり信念を持って、
良いわさびをつくることに
情熱を燃やすことが大事でしょう。

将来的には農業課のトップへ。
あるいは、「農場運営課」で集客、サービス、
製品開発・製造などの領域で活躍するのも歓迎。

いずれにしても僕の右腕として
長く手を携えていただければ最高ですね。

 

日本が誇る安曇野のわさびを守る【畑づくり・作付・栽培・加工】

株式会社大王 大王わさび農場

この求人に似た求人をお探しですか?

詳細な条件から探し直す