＜育成枠採用＞個性を活かせる【レースデザイナー/商品企画】

「絵を描く仕事がしたい」
それが、レースデザイナーになったきっかけでした。

学生時代は芸大で油絵を専攻。
卒業後は趣味で絵をやっていこうと思い、
一度は全く違う業界に就職しましたが
やはり絵を仕事にしたいと思い転職したんです。

レースデザイナーの仕事は、文字通りレースのデザイン。

日常で見かけた花や壁紙、
時には海外の展示会などからインスピレーションを受けて
デザインに落とし込んでいきます。

意外に思われるかもしれませんが、
私含め多くのデザイナーが、最初のラフは手書き。
自由に筆を動かした方が、イメージをカタチにできる気がするんです。

それだけ、うちのデザイナーは絵を描くのが好きな人が多いのだと思います。

レース、というとクラシックな花柄を思い浮かべる人が多いかもしれませんが、
私たちが生み出すレースの発想は自由です。

流行りのミモザをあしらったカラフルなレース、
トランプやスニーカーをあしらったユニークなデザインもあります。

レースデザイナーにとって、個性は消えないもの。
クライアントの要望や流行を受け止めつつ、
いかに自分の描きたい絵を描いていくかの仕事なんだと思います。

レースは工業製品ですから、全てが自由な訳ではありません。
明確な正解がない難しさもあります。
しかしそれらを乗り越えて、美しいレースを完成させる。
作ったものが世界に羽ばたいていく過程には、
大きな達成感と喜びがあります。

レースは一般的な生地とは違い、装飾に特化した存在です。
ある意味なくてもいいものですが、
だからこそレースは人を幸せにするためだけに存在していると言えるのではないでしょうか。

私はそこがレースの魅力だと感じています。

レースの本場はヨーロッパですが、
そうではないアジアの企業から
年間600種類を超えるデザインや企画を発信しているのは
とても誇らしいことです。

レースの伝統を受け継ぎ、新たな歴史を生み出していく。
そんなデザイナーにあなたもなってみませんか。

―レースデザイナーより