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システムコンサルタント■事業創発、戦略・構想策定、DX推進

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株式会社野村総合研究所(NRI) 企業ページ

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掲載期間:2024/4/5(金)〜 2024/5/9(木)

産業ITコンサルティング一部/エキスパートシステムコンサルタント/高浦 進吾

様々な物事を学ぶことができ、幅広いテーマの話を聞くことができる―コンサルタントという仕事にそんなイメージを持って、外資系IT企業に新卒で入社しました。そして、ERP導入コンサルタントとして約8年間勤務。

4年目にはチームリーダーとなり、多くの業界のお客様(時には執行役員クラス)とのビジネスを経験することができました。ここでしっかりERPに関する知見を身に付けたことが、その後のキャリアにおいても大きな影響を与えていると感じています。

ERPについての理解を深めたと同時に疑問に思っていたことがありました。それはERP導入において、特定の製品が前提になっていたことです。何故その製品なのか?どういった経緯でその製品を選んだのか?というようなことに興味を持ち、ビジネスの超上流工程である『システム化構想』を知りたいと考えました。そして、それが転職を考えるきっかけにもなったのです。

その後、転職活動を半年ほど行い、2014年にNRIへの入社を決めました。自分が希望するシステム化構想を中心とした超上流工程を手掛けられること。そしてNRI社内にはERPを知る人がそれほど多くなく、ERPを自分の強みとして活躍できる可能性が高いこと。この2つがNRIを選んだ大きな理由です。

入社後に手掛けたのは、グループ共有の会計システム導入プロジェクト。導入のPMOとして参加し、ベンダー選定などを中心に、構想策定から安定運用まで、5年間ほど携わりました。その次に携わったのが、会計システム刷新プロジェクトです。こちらもPMOとして参加しましたが、現場のリーダーとして全体のルール作り(報告・管理)やフェーズごとの評価などの業務を担当。自分が前職で深く関わった製品だったので、ベンダーとのやり取りやベンダーとお客様との橋渡し役として、スキルや経験を存分に活かすことができたと感じています。

そもそもERPは簡単に導入できるものではありません。以前より製品の種類も多様化しており、選択肢は大きく広がっています。ですからその企業の目指すもの、例えば意思決定の速さや業務の変革などに合った仕様であることが重要であり、そういった意味ではシステム化構想という超上流工程を手掛けることが、コンサルタントとして最も面白い部分だと感じています。

また、難しさという点で言えば、企業の“全体最適”の実現です。ERPに合わせてこれまでの業務のやり方を変える=業務効率化を目指すわけですが、全ての従業員がポジティブに感じてくれるとは限りません。その点はコンサルタントが業務を深く理解し、現場ユーザーの目線に立って、マインドチェンジを促していく必要があります。

特に最近ではプロジェクトにもスピード感が求められていますが、そうした時にも、言葉などの伝え方や言い方、その裏付けなどを丁寧に説明するよう心掛け、決してマニュアル通りではない手触り感というか心配りのようなものを大切にしています。

前述したようにERP製品は多様化しており、その選択肢は大きく広がっています。以前は1つの大きなシステムとして統合されており、使いにくいというユーザーの声があったのも事実です。最近では(ポスト)モダンERPとして機能を絞り込み、足りない機能は最適なアプリケーションを組み合わせたり、オンプレミスからクラウドネイティブのものなど、様々な組み合わせが可能となっています。

お客様の組織構成や業務内容をよく理解し、最適な組み合わせでERPをデザインできるスキルがコンサルタントに求められるはずです。より柔軟で安定し、変化にも強いものが未来のERPであり、それを実現していくために、ERPという自分の強みを活かしながら、幅広くビジネスやテクノロジーのスキルを身に付けていきたいと思っています。

NRIに転職して得ることができたスキルは、何よりもまず業務知識です。システム化構想を担うためには、それぞれの企業の事業はもちろんのこと、実際にどのような業務があるのか、それがビジネスの流れの中でどのような役割を果たしているのかを深く理解する必要があります。

そしてもう一つは、大規模なプロジェクトにおける役割、チームワーク、コミュニケーションといった経験値の蓄積。システム化構想の段階から、導入、運用まで一貫して携わることは貴重な経験になりますし、プロジェクトを経るたびにコンサルタントとしての成長を実感することができています。もちろんお客様にとってもERPの導入やシステム刷新は重要プロジェクトなので、それを担当する緊張感や責任感は自分にとっても良い刺激になっていますね。

コンサルタントという仕事に少しでも興味を持っている方に、ぜひ伝えたいことがあります。それは、IMAGINATION=想像力を持ちましょう!ということです。

お客様は何を考え、どう動こうとしているのかを想像し、一緒に実現していくのが、コンサルタントの仕事。そして想像力は日々のちょっとした訓練や意識付けで誰にでも身に付くものだと思います。例えば過去の案件やスキルを、今の案件にフィットさせることはできないか?お客様の課題を違った角度から捉えることはできないか?――そんな風に考え続けることで、きっと自身の想像力が鍛えられていくのでしょう。

あなたの経験・スキルと想像力を活かし、ぜひNRIのコンサルタントとして活躍してください!

 

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