はじめての職務経歴書／リクナビＮＥＸＴ[転職サイト]

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「職務経歴書に何をどう書けばいいのか分からない」という人のために、自分のキャリアとアピールポイントを振り返るための「整理シート」を用意。さらに悩める転職希望者が、整理シートとキャリアアドバイザーのアドバイスをもとに実践してみた。



新卒で中堅食品メーカーに就職。事務職として2年間の本社勤務後、都内の営業所に異動。2年後に転職を考えて退社。住宅業界の営業職に転職を希望している。		教育関係の出版社にて営業職を経験後、株式会社リクルートで就職情報サービスの学生の就職相談を担当。2005年より、株式会社リクルートエージェントのキャリアアドバイザーとして広く営業経験者の転職活動をサポート。

未経験での転職のため、希望職種で何が効果的なアピールになるのか分からない。

自分が携わってきた仕事を、どの程度くわしく説明すべきなのか分からない。

どうして事務職から住宅系の営業職を志望することになったのか、うまく説明できない。

職務経歴書をいきなり書けない人は、まずは自分の経歴を洗い出すのが先決。山田さんも、まずは整理シートを書いてみました。

山田さんがまとめた整理シートを見てみる



	新卒で食品メーカーに就職、4年間勤務

	受注管理業務を4年間、並行して営業サポート業務を2年間

	指示待ちではなく、自分から積極的に動いてきた

	他人に対しての気配り、心遣いができる

	営業サポート業務を通して営業職に魅力を感じた



※右クリックで「対象をファイルに保存」を選択してください


	希望職種との接点となる経験をクローズアップしよう

	仕事上で他人からどんな評価を受けたか考えよう

	自分の特長が表れた具体的なエピソードを思い出してみよう


	未経験転職ではあるが、転職理由に筋道が通っている

	社内外で円滑な人間関係を築いていける人物であることが伝わる

	与えられた仕事に対して自ら積極的に取り組んでいる

具体的な顧客数を挙げたことで、携わった業務の規模がイメージつきやすい。

何の商品なのかも書く。また、その業務に携わった年月・期間も分かるように。

実際のエピソードを取り上げたことで説得力が増している。

希望職種との接点となる経験をアピールしている。

なぜ個人向け営業がやりたいのか、やや抽象論で終わってしまっているので、「自分から働きかけることができるから」「戸建て住宅に興味があるから」などもう少し具体的に。

人事にどういった「自分」を見てほしいのか、最初に明確にしておくことが重要ですね。押さえておきたいポイントは、他人（顧客や上司、同僚など）にどう接してきたか、目標に対してどう取り組んできたか、自分自身をどう成長させてきたか。この「対他人・対目標・対自分」の立場を具体的なカタチで明らかにすることで、より相手に自分の強みや特長をアピールできるでしょう。

なるほど……。実際に書き出してみることによって、自分のアピールポイントを経験に基づいてまとめることができました。

いかがでしたか?　整理シートで入力した内容は、リクナビNEXTにレジュメとして保存でき、企業にレジュメを公開してオファーを待つこともできます。
はじめは上手く書けなくても、自分がこれまでに経験してきた仕事を俯瞰することで、キーワードとエピソードがうまくつながっていくもの。ぜひ整理シートであなたのキャリアをまとめてみてくださいね。

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