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業務アプリケーション開発からサイト構築エンジニアへ
匿名レジュメの登録で企業や転職エージェントからオファーが届く「スカウト」。実際に登録して、幸せな転職を実現したというビジネスパーソンにインタビュー。「登録してよかった!」の生声をレポートします。
株式会社ウルヴァニアック
シニアエンジニア
湯澤陽介さん(31歳)
PROFILE■大学卒業後、システム開発会社に入社。主に業務用アプリケーションの開発に携わる。30歳を目前にした2010年4月に転職を決意し、同年夏より活動を開始。10月にウルヴァニアックからオファーを受け、2011年1月に入社。
2012年9月12日

スカウトで、向上心の高い技術者が集まる会社に転職。周りに刺激を
受けながら、念願だった一般ユーザー向けサービスに関わっています
■スカウトにレジュメを登録したきっかけは?
(株)ウルヴァニアック
湯澤陽介さん
新卒でシステム開発会社に入社し、業務用アプリケーションの開発を約7年間担当しました。転職を考えたのは、ちょうど入社7年目に入った2010年4月のこと。30歳を目前にして、「別の環境で働きたい」という思いがふつふつと湧き起こったのです。
一番の理由は、「一般ユーザーが使っている姿を間近で感じられるようなものに携わりたい」という思いから。実はそのころ、たまたまプリンターの認証システム開発の案件に関わることができ、「一般ユーザーの目に触れる製品に携われる喜び」を味わいました。ただ、前職は業務用アプリケーションの開発がメインで、このような案件は希少。「30歳を機に、もっと一般ユーザーが利用する製品やサービスを手掛けられる環境に移りたい」という思いが高まりました。
また、前職は孫請けの開発案件が多かったことから、数年前から収益環境が悪化。会社の将来に不安を感じるようになったことも、一つのきっかけになりました。
転職先に対する条件は、「一般ユーザー向けの製品・サービスの開発に関われるチャンスがある」こと。そして、できれば小規模の会社がいいと考えていました。前職の従業員数は約20名。誰がどんな仕事をしているのか把握しながら、一体感を持って働ける環境に、居心地のよさと仕事の進めやすさを感じていたんです。ただ、現状のような孫請けではなく、できるだけクライアントに近い立場に立ちたいと思っていました。
開発案件が一区切りついた2010年の夏に、本格的に行動を開始。転職サイトと転職エージェントに登録したほか、「スカウト」にもレジュメを登録しました。「希望に合った企業から声がかかったらラッキー」というぐらいの気持ちでレジュメ登録したので、本当にこれで転職が決まるとは、その時は思っていませんでしたね。
■企業からオファーを受け取った時の気持ちは?
業務の合間にレジュメを少しずつ書き足していったところ、最初にオファーをくれたのが、今の勤務先であるウルヴァニアックでした。条件に合いそうなオファーだったので、素直に嬉しく思いましたね。実は、転職エージェント経由で選考が進んでいる企業があったのですが、勤務先が前職にとても近く、面接時間の調整もすぐにできそうだと思ったので、迷わず応募しました。
■今の会社の面接を受けようと思った決め手は?
ウルヴァニアックからのオファー内容は、Webアプリケーション・業務アプリケーション開発、システム構築などを担当するSE職。オファー文面には、従業員数30名規模のSIerであり、大手企業や大学研究所などとの直取引が中心で、予算を含めた用件定義の段階から試験まで一貫して自社開発で行っているとありました。一般ユーザー向けの開発に関われるかどうかまでは判断できませんでしたが、「技術に自信を持っていそうな会社だし、直取引なので安定性もありそう。そして企業規模も雰囲気も、希望にピッタリだ」と感じ、応募しました。不安点は面接で直接聞いてみようという思いもありました。
面接の相手は、清水社長。技術レベルについて、かなり詳細に質問をされました。久々の面接に緊張してしまい、質問に答えるのが精一杯でしたが、技術に対する社長の熱い思いが伝わり、「この社長が率いる会社ならば、きっとレベルの高い技術者集団なのだろう。ここならば、技術力がさらに磨けそうだ」と感じました。
気になっていた「一般ユーザー向けの開発に関われるかどうか」は、社長に直接確認。「すべての案件がそうではないが、一般ユーザー向けのものも多い。できるだけ希望に沿った案件を任せたい」との説明を受け、安心できました。また、Webシステムの開発も多いとあり、今まで手掛けたことのない領域にも関わりステップアップできそうだとも思い、一次面接の途中ですでに「この会社に転職したい!」と心が決まりました。
■そして入社。今のやりがいは?
2011年1月に入社。3カ月間、公営競技のシステムのデータベース構築に関わり、その後は競輪・競馬の投票サイトの構築に携わっています。
投票サイトは、一般ユーザーが直接利用するもの。サイト構築は初めての経験ですが、ユーザーの反応がダイレクトに感じられるのが何より嬉しく、充実した毎日を送っています。もちろん「使いにくい」という苦情もあるのですが、それらの要望一つひとつを検討し、クライアントとともにより利便性の高いサイトを作るべく作業に没頭しているときに、大きなやりがいを感じます。また、前職では、詳細設計を受けて作り込むことが多かったのですが、現在は提案段階から関わることができるのも嬉しいですね。
会社のメンバーは皆、技術力が高く、勉強熱心。周りに刺激を受けながら切磋琢磨できる環境にも喜びを感じています。
やりたいことは、たくさんあります。技術力を磨いて、さらに担当領域を広げたい。サーバー構築にも関わってみたいし、メンバーを束ね、プロジェクトを率いるリーダーも目指したい。やりたいことを応援してくれる環境があるので、夢はどんどん膨らんでいます。
<採用担当者の声>
経験にとらわれ過ぎず、新しい技術を身につけたいという柔軟性と向上心を評価
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当社は設立10年のSI企業。技術力の高いメンバーによる、正確かつレベルの高い仕事が評価され、大手企業を中心に順調に取引を伸ばしており、1年先までスケジュールが埋まっている状況。ただそんな中でも、エンジニア一人ひとりの負担を増やすことなく、万全の開発体制を整えたい。そのため、経験と熱意のあるメンバーを採用したいと考えていました。 |
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- EDIT&WRITING
- 伊藤理子
- PHOTO
- 設楽政浩