スカウト転職者インタビュー

ハウスメーカーの営業職から、証券会社の営業職へ

匿名レジュメの登録で企業や転職エージェントからオファーが届く「スカウト」。実際に登録して、幸せな転職を実現したというビジネスパーソンにインタビュー。「登録してよかった!」の生声をレポートします。

丸三証券株式会社
新宿支店 営業一課 主任
片野尚樹さん(31歳)
PROFILE■大学卒業後、法律事務所に入社。6年間勤務した後、ハウスメーカーの営業職に転身し、2年間北関東の支店で活躍。2011年10月に丸三証券からオファーを受け、同年12月に入社。

2012年8月8日

異業界に転身し、営業として幅広いスキルを身につけたい。新規開拓営業への
挑戦で、顧客と信頼関係を築く難しさと醍醐味を日々味わっています

■スカウトにレジュメを登録したきっかけは?

丸三証券(株) 片野尚樹さん

丸三証券(株)
片野尚樹さん

大学法学部卒業後、法律事務所に入社し、主に不動産登記業務を担当。約6年間勤務しましたが、実は当初から営業職に興味を持っていました。もともと社交的なタイプなので、もっとたくさんの人とコミュニケーションが取れる仕事がしたいと思うようになったんです。30歳を前に「異業種に転身するならばこれが最後のチャンスではないか」と考え、約2年半前にハウスメーカーに転職しました。
180度の転身でしたが、すぐに受注が取れるようになり、給与はぐんと上がりました。お客様にとって、住宅は一生に一度の高額な買い物です。お客様一人ひとりに真剣に向き合い、どんな要望に真摯に対応することを徹底したところ、「片野さんだから買う」と言ってくださるお客様が増え、大きな喜びとやりがいを感じていました。
しかし、1年ほど経って仕事にも慣れたころから、「全く別の業界の営業も経験してみたい」という思いが自分の中で強くなっていったんです。勤務先や仕事内容に特に不満はありませんでしたが、1社目の法律事務所でも不動産関連業務を担当し、2社目もハウスメーカーだったので、「まだ若いうちに、不動産以外の業界を経験し、営業としての幅を広げたい」と思うようになり、2011年10月に転職活動を始めました。
転職先の条件は、「不動産業界以外の営業職」のみ。業界はもちろん、扱う商材や営業スタイル、勤務地などにもこだわりはありませんでした。せっかくだから、いろいろな会社に応募して、仕事内容を聞いてみようと思ってみました。
転職サイトに登録し、営業職の求人を検索するとともに、意外な業界からオファーが来ればいいな…という思いから、「スカウト」にもレジュメを登録しました。

■企業からオファーを受け取った時の気持ちは?

レジュメを登録後、約1カ月で15社ほどからオファーをいただきました。「こんなにたくさん来るんだ」と驚きましたね。経験のある不動産営業のオファーが大半でしたが、金融業界など異業界からのオファーもいくつかあり、「こんな業界でも自分の経験が活かせる可能性があるのか」と嬉しく思いました。

■今の会社の面接を受けようと思った決め手は?

丸三証券からのオファーは、レジュメを登録して間もない10月中旬に届きました。
実はハウスメーカー時代に、業務上、損害保険募集人の資格を取る必要があったのですが、その勉強ついでにFP3級と証券外務員二種の資格も取得していたのです。これらもレジュメに書き入れていたため、オファーが来たのだと思いますが、そのときは「なぜ証券業界から!?」と驚きましたね。まずは証券営業の仕事について詳しく聞いてみたいと思い、会社説明会に参加しました。
説明会の場では、証券業界のこと、そして営業の仕事についてじっくり説明されました。基本は新規開拓の飛び込み営業ですが、「何度も訪問し、時間をかけて会社や自分自身を信頼していただき、その信頼に長くこたえていくのが営業の役割」と聞き、興味を持ちましたね。ハウスメーカーでは、住宅展示場にいらしたお客様への営業が多かったので、営業として全く違う筋力がつけられそうだと感じました。また、新入社員一人ひとりに「コーチャー」と呼ばれる先輩が1年半つくという制度があり、仕事に慣れるまでさまざまな相談に乗ってくれるとも聞き、全くの異業界でも安心して飛び込めると思いました。
面接の場では、「飛び込み営業は話を聞いてもらえないことも多く、大変な仕事。辞めるなら今のうち」と覚悟のほどを問われました。しかし、逆に誠実な社風が伝わってきましたし、「やってやろう!」という闘志も湧いてきました。転職活動を始める前は、「じっくり活動して、いろいろな業界を見てみよう」と思っていたのに、結局応募したのは、丸三証券を含め2社だけ(笑)。会社説明会と面接を経て、気づいたら「この会社に入りたい!」と心が決まっていました。

■そして入社。今のやりがいは?

2011年12月に入社。1週間の研修を受けた後、新宿支店に配属。中野エリアを担当に持ち、新規開拓に取り組んでいます。
始めは、「こんなに話を聞いてもらえないものなのか」と驚きましたね。手ごたえを感じられない日々が続き、落ち込みましたが、その都度コーチャーである先輩がアドバイスをくれたり、支店の上司やメンバーが励ましてくれました。困ったときは互いに支え合う、アットホームな社風に救われましたね。だからこそ、入社して約1カ月後に初受注をもらったときの嬉しさは忘れられません。お客様に信頼していただけたこと、それを支店の人たちが我がことのように喜んでくれたことが嬉しく、自信にもつながりました。
入社して約8カ月が過ぎ、徐々に顧客も増えてきました。お客様は皆、投資した金融商品の動向をとても気にされています。ちょっとした変化やニュースでも逐一連絡して、お客様の不安を取り除くようにしています。「片野さんがいつも気にしてくれるから安心」「片野さんにお任せしてよかった」と言われるとき、この仕事に就いて本当によかった!と思いますね。
証券や金融の知識は、いくら勉強してもまだまだ足りません。国際情勢にももっと目を向けて、あらゆる金融動向についてさらに知識量を増やし、「お客様にできるだけ多くもうけていただける営業」になりたいですね。

<採用担当者の声>

コミュニケーション力と誠実さ、そして金融業界に挑戦したいという熱意を評価

人事部採用担当 課長 田中英嗣氏

人事部採用担当 課長
田中英嗣氏

当社の営業は、お客様との対面営業が主体。お客様一人ひとりと丁寧にコミュニケーションを取り、ニーズにきめ細かくこたえることができる人材を求めていました。片野さんは、第一印象から爽やかで誠実な印象を受けましたね。面接でのやり取りからは、コミュニケーション力の高さも感じられました。さらに、独学で証券外務員の資格も取得していたことも評価ポイント。「金融業界で新たな挑戦をしたい」という熱意の裏づけがあったことで、この人ならば業界未経験でもすぐに知識を身につけてくれるだろうと確認できました。入社後は期待通りの活躍ぶりで、周囲に好影響を与えてくれています。営業として経験を積んだ後は、ゆくゆくは調査部門など本社の中核業務でもぜひ活躍してほしいですね。

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