スカウト転職者インタビュー

アクセサリー会社の営業職から、ホテルの支配人候補へ

匿名レジュメの登録で企業や転職エージェントからオファーが届く「スカウト」。実際に登録して、幸せな転職を実現したというビジネスパーソンにインタビュー。「登録してよかった!」の生声をレポートします。

株式会社三経ホテル
渋谷店 副支配人
小沼豪太さん(26歳)
PROFILE■大学卒業後、2年間カフェや塾講師のアルバイトを経験。その後、アクセサリーメーカーに就職し、営業として1年3カ月勤務する。2011年8月に三経ホテルからオファーを受け、同年9月に入社。

2012年7月18日

一般消費者が相手で、かつ早くステップアップできる仕事を幅広くリサーチ。
スカウトで、それまで考えつかなかったホテル支配人候補の求人に出会えました

■スカウトにレジュメを登録したきっかけは?

(株)三経ホテル 小沼豪太さん

(株)三経ホテル
小沼豪太さん

大学卒業後、音楽活動のかたわらカフェや塾講師などのアルバイトを約2年間経験した後に、アクセサリーメーカーに就職。主に量販店向け営業を担当し、1日5店ほどの店舗を回って商品ラインナップや売り場展開の提案などを行っていました。私の提案で店舗の売り上げが上がり、「ありがとう」と言われることも多く、やりがいのある仕事だと感じていました。
しかし、エンドユーザーのリアルな反応を得る機会が少ないことに、徐々に物足りなさを感じるように。カフェや塾講師のアルバイト時代は、お客様や生徒からの「おいしかった!」「この問題、わかった!」というダイレクトな反応と笑顔に、大きな喜びを感じていたんです。「法人相手ではなく、一般消費者と直接触れ合える仕事に就きたい」という思いがどんどん膨らみ、2011年7月に勤続期間1年3カ月で退職しました。
転職先の第一条件は、一般消費に対して何らかのサービスを提供できる仕事であること。また、アルバイトを長く経験したため、同年代よりも一歩出遅れているという意識があり、「できるだけ早く成長し、若いうちに管理職に就きたい」という思いがありました。そのため、努力次第で早くステップアップができる環境も求めていました。
いくつかの転職サイトに登録して、条件に合いそうな企業には業界を問わず積極的に応募しました。求人広告やホームページにはさまざまな情報が載っていますが、実際に会社の人に会い、より詳しく仕事内容を聞くことで、自分の思いと合致する会社かどうか判断したいと思ったんです。1カ月半で約50社に応募し、2日に1回は面接を受けていましたね。
なお同時期に、「スカウト」にもレジュメを登録。自分の経験やキャリアプランを書き込むことで、希望に沿ったオファーがもらえる可能性が高まると考えたためです。

■企業からオファーを受け取った時の気持ちは?

レジュメを登録して間もなくオファーが届き始め、約1カ月で20社ほどからオファーをいただきました。アルバイト経験や、「一般消費者に触れられる仕事がしたい」という思いが評価されたのか、飲食店などサービス業のオファーが多く、嬉しかったですね。今まで候補として考えていなかった不動産営業のオファーもあり、「確かに住宅の営業も一般消費者に触れることができる仕事だ」と気づかされました。条件に合いそうな数社には実際に応募してみました。

■今の会社の面接を受けようと思った決め手は?

三経ホテルからオファーが届いたのは、2011年8月のこと。転職活動を初めて1カ月近くが経ったころでした。
三経ホテルは、アミューズメントホテルを中心に全国に40以上のホテルを展開する会社で、オファー内容は「ホテルの支配人候補」。それまでホテル業界は全く頭になかったので、「こういう分野もあったか!」という気づきとともにオファー内容を読み進めました。すると、業界未経験で転職しわずか1年2カ月でホテル支配人になった後、現在は本社の中枢スタッフとして活躍している社員の方が紹介されていて、「早くステップアップできそうな会社だ」と興味を惹かれましたね。まずは詳しく話を聞いてみようと、会社説明会に参加してみました。
会社説明会では、未経験者を一から育てる教育体制があること、接客の中で気づいたアイディアを自ら実現できる風土があること、そして実際に多くの未経験者が副支配人→支配人→エリアマネージャーやホテルプロデューサー、本社部門の管理職へと着実にステップアップしていることを説明され、「まさに求めていた環境だ」と確信、ここに転職したいと思いました。
面接では、オファー文面で紹介されていた「1年2カ月で支配人になった」方と会うことができました。何と、現在は人事部門の責任者になっていたのです。前職はイベント運営会社の営業と全くの未経験者だったものの、ホテル運営のノウハウを基礎から教わり、現場でもどんどん裁量を与えられ、ステップアップすることができたという実体験を聞き、心が決まりましたね。何より仕事を語るときの彼のイキイキとした表情や、バイタリティあふれる話し方に惹かれ、「この会社ならば、早くステップアップできるだけでなく、人間として成長できそうだ」と思いました。

■そして入社。今のやりがいは?

2011年9月に入社し、3週間の基礎研修を受けた後、新宿店に配属。先輩について約半年間の現場研修を受けた後に社内検定を受け、一定のスキルを身につけたとの評価を得て、今年3月に渋谷店の副支配人に昇格しました。
副支配人になってから、接客の方法、店舗の運営方法、お金の管理、備品の調達、施設の修繕など、自分の裁量で判断しなければならない場面が急に増え、責任の重さを覚えるとともに、「着実に成長し、ステップアップしている自分」を感じることができています。また、お客様の声に直に触れる機会も多く、よりホテル空間を楽しんでもらえるようアイディアを凝らすことができるのも、嬉しいことですね。
まずは現場の仕事をすべて完ぺきにこなせるようになり、できるだけ早く支配人に昇格するのが当面の目標ですね。とはいえ、支配人は一つの通過点。その後はさまざまなステップが用意されていますが、入社理由の一つとなった人事責任者の先輩のように、今度は私が人事担当者になって「入社希望者」というエンドユーザーに触れたいという夢が膨らんでいます。

<採用担当者の声>

コミュニケーション力の高さと礼儀正しさ、そして並々ならぬ向上心に惹かれました

人事課 人事担当 中澤信寛氏

人事課 人事担当
中澤信寛氏

当社はホテル業界の中では珍しい、ホテル用地の購入から施設開発・設計、運営管理までのすべてを自社で手掛けるという総合プロデュース会社。そのため、当社のノウハウを一から身につけ、ゆくゆくは支配人だけでなく店舗開発担当やプロデューサーなどさまざまな役割を担ってくれる、向上心あふれる人を求めていました。
小沼さんは、「エンドユーザーに触れられる仕事がしたい。そして早くステップアップしたい」という思いの強さに惹かれたほか、面接でのやり取りからコミュニケーション力の高さと礼儀正しさ、謙虚な姿勢が伝わり、「この人ならば、新しい仕事にもすぐにキャッチアップして活躍してくれる」と確信しました。
入社後は、期待以上の活躍ぶり。現場では忙しくても疲れた顔一つ見せず、自らが率先して動き、スタッフの支持を集めています。「何でも吸収してやろう」という気概にあふれていて、頼もしく思いますね。今後はその人柄とコミュニケーション力を活かし、より多くの人を束ね、率いる存在になってほしいと願っています。

自分の市場価値がわかる!思わぬいい会社に出会う可能性が広がる!
スカウト活用のススメ

自分の経験・スキル、転職市場でどれぐらい評価されるものなんだろう?そう思ったら、スカウト登録を。
「転職市場における自分の市場価値」がランキングなどでわかる上、企業や転職エージェントからのスカウトを受けることで「何が自分のウリなのか」を把握できます。企業が採用に動くタイミングを逃すこともありません。まだ始めていない方は、今すぐ登録しておきましょう!

スカウトに登録する

EDIT&WRITING
伊藤理子
PHOTO
刑部友康

会員登録がまだの方

会員登録(無料)

会員登録がお済みの方

「今すぐ転職」にも「いつかは転職」にも即・お役立ち!リクナビNEXTの会員限定サービスに今すぐ登録しておこう!

1転職に役立つノウハウ、年収・給与相場、有望業界などの市場動向レポートがメールで届きます

2転職活動をスムーズにする会員限定の便利な機能

・新着求人をメールでお届け

・希望の検索条件を保存

・企業とのやりとりを一元管理など

3匿名レジュメを登録しておくとあなたのスキル・経験を評価した企業からスカウトオファーが届きます

会員登録し、限定サービスを利用する

※このページへのリンクは、原則として自由です。(営利・勧誘目的やフレームつきなどの場合はリンクをお断りすることがあります)