クーポンサイト営業から、衣料品企画製造会社の営業へ

匿名レジュメの登録で企業やリクナビNEXT提携の転職エージェントからオファーが届く「リクナビNEXTスカウト」。実際に登録して、幸せな転職を実現したというビジネスパーソンにインタビュー。「登録してよかった！」の生声をレポートします。

キャブ株式会社
東京支社　営業
石松　歩さん（25歳）
PROFILE■契約社員として飲食店クーポンサイトの営業を3年半担当し、2011年9月に任期満了で退職。同時にリクナビNEXTスカウトに登録し、ほどなく現在の会社からオファーを受ける。2011年12月に入社。

2012年1月18日

希望業界や仕事は特になく、条件は「アットホームで人が魅力的な会社」。
スカウトで、希望にピッタリで営業としての可能性も広がる環境に出会えました

■リクナビNEXTスカウトにレジュメを登録したきっかけは？

: キャブ(株)
石松　歩さん

前職は、飲食店クーポンサイトの営業。湘南エリアを担当し、エリア内の飲食店に対する新規開拓営業を担当していました。飲食チェーンの社長や店舗オーナーと直接やり取りする機会が多く、経営のこと、店舗運営のことなどさまざまなことを学ばせてもらいました。サイトに情報を掲載することで店の売り上げが上がり、喜んでもらえるのも嬉しかったですね。新規開拓の大変さも、あまり感じませんでした。
しかし、「飲食店」という決まった業態に、決まった商品を案内するという営業だったので、漠然と「もっと広い世界を経験したい。別の業界、別の仕事も見てみたい」という思いがあったんです。3年半が任期の契約社員で、契約期間を延ばすこともできたのですが、「このタイミングで会社を辞め、全く違う仕事を経験してみよう」と考え、2011年9月に退職しました。
ただ、正直言って、どんな仕事をしたいのかというイメージは全く描けていませんでした。営業経験を活かしたいという思いもその時点ではなく、業界にこだわりもありませんでした。唯一の条件は、「社員が明るく魅力的で、アットホームな雰囲気の会社」。前職のメンバーはみんな明るくてバイタリティがあり、切磋琢磨しつつも和気あいあいとしていたんです。とても居心地がいい環境だったので、「同じような雰囲気の会社で働きたい」と思っていました。そのため、自分で求人を探すのは難しいと考え、レジュメを登録してオファーを待つという「リクナビNEXTスカウト」を選択。いただいたオファーの中から、社風が合いそうな企業を気長に探そうと考えました。

■企業からオファーを受け取った時の気持ちは？

退職月である9月に入ってようやくレジュメを登録。すぐに営業職メインに1日に5通ペースでオファーが届くようになり、「こんなにたくさんの企業からオファーがもらえるなんて！」と驚きました。せっかくいただいたオファーなので、1社1社の求人内容をじっくり読み込みました。
とはいえ、オファー文面からは社風まではなかなか読み取れず、どのオファーもピンとは来ませんでした。現在の勤務先であるキャブのオファー以外は、結果的にすべて読み過ごすだけになってしまいました。

■今の会社の面接を受けようと思った決め手は？

キャブからオファーを受け取ったのは、レジュメを登録して間もない9月中旬のこと。Tシャツを中心としたカットソー全般の衣料品の企画・製造会社の、営業職の募集。営業先は、オリジナルTシャツを作っているプリントショップや、コンサート会場で販売されているアーティストTシャツなどを扱うイベント企画会社や広告代理店、アパレルブランドなど実にさまざまで、面白そうな仕事だなと感じました。また、会社の特色として「とにかくみんな明るくて社員同士の仲がいい」「自主性ある社員であふれていて、目標は自分で決める社風」「スーツは動きにくいので営業は私服」などと紹介されていて、「この会社の雰囲気は自分に合いそうだな」と初めてピンと来たんです。この会社は自分の目で見てみたいという気持ちになり、応募に踏み切りました。
一次面接の相手は営業マネージャー。かなり緊張して面接に臨んだのですが、雑談を交えリラックスできる雰囲気を作っていただき、すぐに肩の力が抜けました。仕事内容について具体的に質問したところ、営業先は幅広く、業界を問わないうえ、自分のアイディア次第でどこにアプローチしてもらっても構わないという返事をもらい、「この会社ならば営業経験も活かせるし、自分の可能性を広げられそうだ」と感じました。その後、常務取締役、社長とお会いしましたが、二人とも人間的な魅力にあふれていて、ざっくばらんな雰囲気の中、今までの仕事のこと、自分のことを臆せず話すことができました。社風の温かさも感じられ、ここならば自分の力を発揮しつつのびのび働けそうだと転職を決意しました。

■そして入社。今のやりがいは？

2011年12月に入社し、1カ月間は名古屋本社で研修。今月より、東京支社で働いています。
1カ月にわたる研修では営業方法を学ぶのかと思いきや、物流の流れや企画の現場、受注に至るまでの業務フロー、経理財務に至るまで、会社のあらゆる業務を経験するという研修で、本当に勉強になりましたね。前職では、商品のことは理解していても、サイトのこと、システムのことなど細かいことはほとんど理解していませんでした。初めに自社の経営の流れをすべて見られたことで、今後、営業として現場に出たときに、顧客に何を質問されても答えられる自信がつきました。
営業としての本格活動はこれからですが、早く仕事を覚えて独り立ちしたいという気持ちでいっぱい。当社は飲食店のユニフォームにはあまり進出していないので、今までの経験を活かして飲食業界にアプローチできたら…と今からワクワクしています。

＜採用担当者の声＞

営業実績の高さとコミュニケーション力の高さ、そして人柄の良さに惹かれました

: 常務取締役　東京支社長
杉浦哲郎氏

当社が求める人材は、「自分の可能性を信じている人」。そういう人は明るく、常に前向きで、どんなことにも積極的に取り組める人だと思うからです。石松さんは、営業経験と実績の高さに加え、面接でのやりとりを通して「心底明るく、前向きな人だ」という印象を受けました。コミュニケーション力が高く、自分の言葉で話すことができる人だとも感じられました。当社には女性の営業が少ないので、ぜひ石松さんには営業としてどんどん力を発揮してもらい、女性社員のロールモデルになってほしいと願っています。女性向けマーケットの開拓も担ってほしいし、ゆくゆくは営業部隊を率いる管理職にもなってほしい。彼女なら成し遂げてくれると大いに期待しています。

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