スカウト転職者インタビュー

ソフトウェア開発会社のSEから、ITベンチャーのPM候補へ

匿名レジュメの登録で企業やリクナビNEXT提携の転職エージェントからオファーが届く「リクナビNEXTスカウト」。実際に登録して、幸せな転職を実現したというビジネスパーソンにインタビュー。「登録してよかった!」の生声をレポートします。

株式会社リマージュアーツ
開発部 第一開発課
田村裕嗣さん(34歳)
PROFILE■専門学校でプログラミングを学んだ後、システム開発会社5社でSEとして経験を積む。2010年12月ごろに5回目の転職を決意。2011年2月にリマージュアーツからオファーを受け、6月より現職。

2011年12月14日

風通しのいい会社でエンジニアとして成長したい。マネジメント力もつけたい。
新しい技術開発を手掛ける会社に出会い、裁量権を持って働いています

■リクナビNEXTスカウトにレジュメを登録したきっかけは?

(株)リマージュアーツ 田村裕嗣さん

(株)リマージュアーツ
田村裕嗣さん

今の会社に転職するまでに、IT系企業5社でSEを経験。主に公共事業、金融系の大規模システムの開発現場で経験を積み、直近の会社では物流会社の配送システム構築に関わりました。
転職を考え始めたのは、ちょうど1年前の2010年12月ごろ。自社の風通しの悪さを感じ始めたのがきっかけでした。配送システム構築プロジェクトは当初からトラブルが多く、現場のエンジニアとして状況改善に向けて精一杯努力を続けてきたのですが、会社同士の話し合いが必要になる部分も多かったのです。しかし、本社の判断機能が一元化されていないため、トラブルが起きても対応が遅れがちで、現場は目先の対応に追われるばかりでした。
また、組織全体が旧態依然としていてマネジメント層の顔触れがほぼ固定化されており、いくら成果を挙げても昇進・昇格が難しいことは目に見えていました。「この会社にいては今以上の成長は難しい。もっと風通しがよく自由な会社で力を発揮したいし、マネジメントも覚えたい」との思いから、転職活動を始めることにしました。
実は、リクナビNEXTスカウトには10年以上も前に登録していました。初めての転職活動のときにレジュメを登録し、オファーを受けて転職に成功。その後も、自身のキャリアを整理するために数カ月に1回ペースでブラッシュアップを続けたため、定期的にオファーをいただき、過去3回の転職を実現してきたんです。そのため、今回も迷わずリクナビNEXTスカウトを活用。直近の職務内容を書き足し、転職意欲欄を「いいところがあれば会いたい」から、「積極的に多くの企業と会いたい」に変更しました。

■企業からオファーを受け取った時の気持ちは?

レジュメをブラッシュアップしたところ、オファーの数がぐんと増えました。多いときは週5通のオファーが届き、今の会社のオファーをもらうまでの2カ月間で数十通に達しました。多くの企業に、SEとしての経歴が評価されたのだと、嬉しく思いましたね。
会社の規模や手掛ける案件などにはこだわっておらず、「風通しが良さそうで、マネージャーも目指せる環境であれば積極的に会ってみよう」と思っていました。しかしちょうどそのころ、納品した配送システムで大きなトラブルが起き、片道3時間かかる客先に通って作業に当たることになり、オファーを一つひとつ読み込む時間がほとんど取れない状況になってしまったんです。もちろん、ざっとは目を通しましたが、風通しの良さやマネージャーになれる環境かどうかまでは判断する時間がなく、結果的にどのオファーにも返信しませんでした。

■今の会社の面接を受けようと思った決め手は?

今の勤務先であるリマージュアーツからオファーを受け取ったのは、2月下旬のこと。リマージュアーツは2003年創業、社員数35名のまだ若いソフトウェア開発会社。しかし、人工知能やルールベースエンジン(プロセスとルールを分けて実装し、ルール部分を「ルールベース」とすることでシステムの管理や追加・修正を容易にする新しい手法)を活用した大規模開発案件を、いくつも手掛けていました。「これらのプロジェクトに、PM候補として参加してほしい」というオファー内容に、心が揺さぶられましたね。マネジメント職にも就けるし、新しい技術に触れられるチャンスだとも感じたんです。
また、ほかの会社のオファーに比べて文面が堅苦しくなく、「一緒に会社を大きくしよう!」と話しかけられているような雰囲気にも惹かれました。「忙しい中でのざっと見」にもかかわらず、心の中にオファー内容がすっと入ってきたんです。
「この会社は何かが違う。もしかしたら、私の求めている環境があるのではないか」と感じ、初めての応募に踏み切りました。
面接の相手は、川口社長。会社のこと、手掛けている業務のこと、任せたい仕事について熱く語る姿に、会社の若さと勢いを感じました。また、今までのキャリアについてはほとんど確認されず、私がどういうキャリアプランを持っているのか、どんな仕事に取り組んでいきたいのかを聞かれたのも印象的でしたね。マネジメント経験を積みたいと答えると、「嬉しいです!田村さんがいいと思うものはどんどん取り入れて、ぜひ一緒に会社を大きくしていきましょう!」と。この社長とのやり取りが、すべてにおいて新鮮でした。今まで比較的大きく、固い組織ばかりで働いてきたので、こんなに勢いがあり、柔軟な会社があるのか?と驚かされ、「今までとは全く違う環境に身を置くことで、まだまだ成長できそうだ」と入社を決めました。

■そして入社。今のやりがいは?

2011年6月に入社し、現在はある通信社のニュース配信システムの開発を担当。6人のメンバーを抱え、プロジェクトをハンドリングしています。
このニュース配信システムは、当社が研究段階から依頼されたもの。そのため、顧客からの要望にこたえるだけでなく、自社のアイディアをどんどん試せる環境があります。「この方法がいいのでは」と思ったらすぐに上司に意見を通せるし、いいと判断されたらすぐにGOサインがもらえるので、自ら仕事を生み出すことができる喜びを感じながら働いています。
今はまだ、PLとしての役割ですが、近い将来にはPMとして、予算管理や顧客折衝も含めたプロジェクト全体をまとめる役割に就きたいですね。そして、自社が持つ人工知能・ルールベースエンジンといった今までに手掛けたことのない技術もどんどん習得し、エンジニアとしてもスキルを磨き続けたいと思っています。

<採用担当者の声>

豊富なSE経験と成長意欲、そして丁寧なコミュニケーション方法に惹かれました

代表取締役社長 川口英良氏

代表取締役社長
川口英良氏

当社は創業して8年のまだ若い会社。そのため、自ら成長する意欲があり、会社をともに大きくしたいという思いを持ったエンジニアに、PM候補として来てほしいと考えていました。田村さんのレジュメに惹かれたのは、エンジニアとしての経験の豊富さに加え、前職でリーダー的な役割をこなしており、「次はマネージャーを目指したい」という意欲が強く感じられたため。そして、オファーを送った後にやり取りしたメール文面が非常に丁寧で、面接でのコミュニケーションもとてもスムーズで正確。彼のまじめさだけでなく、仕事の緻密さ、正確さも感じられました。
入社後は、期待以上の活躍ぶり。仕事への取り組み姿勢が真摯であるうえ、技術に対する目利きもでき、めったに人をほめることのない彼の上司がべた褒めするほどです。今後は、技術力、仕事へのまじめな姿勢、そしてまじめで丁寧な性格を活かしてチームをまとめ、マネジメント力を磨きつつ成長し続けてほしいですね。

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