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大手SIerのSEから、ITベンチャーのPM職へ
匿名レジュメの登録で企業からオファーが届く「リクナビNEXTスカウト」。実際に登録して、幸せな転職を実現したというビジネスパーソンにインタビュー。「登録してよかった!」の生声をレポートします。
株式会社エスキュービズム ソリューション事業本部 第二システムコンサルティング部
村瀬 渉さん(30歳)
PROFILE■大学、大学院を経て2006年4月に大手SIer入社。金融系ASPサービスの開発を手掛ける。年功序列の体制や、細分化された業務体系などから将来に不安を覚え、転職を決意。2009年8月にエスキュービズムからオファーを受け、同年11月より現職。
2011年4月6日

プロジェクトの一部ではなく、すべてをこなせるエンジニアになりたい。
裁量権を与え、何事にも挑戦させてくれる成長企業でスキルを磨いています
■リクナビNEXTスカウトにレジュメを登録したきっかけは?
(株)エスキュービズム
村瀬 渉さん
前職は、大手SIerのエンジニア。金融系ASPサービスの開発を3年半、担当しました。そして、2009年の夏に今の会社であるエスキュービズムからオファーを受け、同年11月より現在の職に就いています。
初めに「リクナビNEXTスカウト」にレジュメを登録したのは、入社2年目の2007年のこと。当時所属していたプロジェクトチームがうまく機能しておらず、ふと「転職」の二文字が頭をよぎったのがきっかけでした。とはいえ、真剣に転職先を探していたわけではなく、どちらかというと「自分の市場価値が知りたい」という思いのほうが強かったですね。ただ、登録後まもなく所属チームが変わり、仕事が急に忙しくなったため、しばらくレジュメを放置してしまいました。
それから2年が経ったころ、再び転職への思いが強まるように。前の会社では開発工程が細分化されていて、その中の一部分しか担当できないことに徐々に焦りを覚えるようになったんです。年功序列の体制や、周りの社員のモチベーションとの差にも不安を感じましたね。「このままでは、この会社でしか通用しないエンジニアになってしまう。もっと成長できる環境に移りたい」と思い、プロジェクトがひと段落した09年の春に本格的に転職活動をスタート。レジュメの内容を見直し、職務経歴欄を中心に書き直しました。
■企業からオファーを受け取った時の気持ちは?
初めにレジュメを登録したときに、金融機関のエンジニア職などいくつかのオファーをいただきました。転職エージェントからのオファーもあり、話を聞きに行ったこともあります。自分の経験を求めてくれる企業があるとわかり、嬉しかったですね。しかし、ほどなくチーム異動で仕事が忙しくなったため、結果的にはどこにも応募はしませんでした。
■今の会社の面接を受けようと思った決め手は?
エスキュービズムからオファーが届いたのは、2009年8月。久々のオファーに少し驚きつつも開封し、内容を読み込みました。
エスキュービズムは、2006年設立のITベンチャー。オープンソースを活用した自社ECサイト構築パッケージなど、Webソリューション事業をメインに成長している会社でした。オファー内容は、顧客企業により高度なソリューションを提供するために新たに立ち上げた「システムコンサルティング部門」でPMを務めてほしい…というもの。興味は惹かれたものの、「ベンチャー」という選択肢は一度も考えたことがなかったので、正直迷いましたね。返信期限ギリギリまで悩みましたが、仕事内容やPMというポジションに魅力を感じ「やっぱり話だけでも聞いてみたい」と思い、応募に踏み切りました。
一次面接ではCTOが、二次面接では社長が、事業内容について詳しく説明してくれました。プロジェクトの上流からすべての業務に携われるうえ、顧客との折衝、プロジェクトマネジメント、マーケティングなどあらゆることを経験できる環境があること、そして頑張った分評価される職能主義の体制があることがわかり、「ここならば自分の可能性がどんどん広がりそうだ」と感じました。そして何より、社長とCTOの魅力に惹かれましたね。頭の回転が非常に早く、話の中から事業のスピード感とアグレッシブさが伝わってきて、「こんなトップのもとで仕事ができたら刺激的だ」と思い、転職を決めました。
■そして入社。今のやりがいは?
2009年11月に入社し、1年4カ月が経ちました。現在はPMとして顧客企業の要望をヒアリングして、プロジェクト全体を管理しています。
入社直後は、前職とは仕事の進め方がまるで違っていて、驚きました。以前は要件定義からすべて一定の手順によって進めなければならず、そのたびに上長の承認が必要でしたが、エスキュービズムでは形式的なドキュメントを作成する必要がなく、自身の裁量によってフレキシブルにプロジェクトを動かすことが可能。責任は大きいですが、自分の考えやアイディアをどんどん実行に移せるので、日々成長しているという実感がありますね。
現在は上流工程をメインに手掛けていますが、今後はもっと技術的なスキルを厚くしていきたいですね。そのため、PM業務のかたわらコーディングも手掛けるなど、経験がない業務にも敢えて挑戦しています。マネジメントもできて、自ら手も動かせる存在になれるよう、あらゆるスキルを磨いていきたいです。
<採用担当者の声>
大手でのエンジニア経験と、スキルアップへの強い思いに惹かれました
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当社では、より高度な顧客ニーズにこたえるためにシステムコンサルティング部門を設立。企業とともに事業戦略を考え、ソリューション提案ができる人材を探していました。村瀬さんは、大手SIerでエンジニア経験を積んでいたうえ、「実力主義の環境でスキルを磨いていきたい」という、スキルアップへの強い思いを評価しました。入社後は、「マネジメントだけでなく、自分で何もかもできるようになりたい」と、あらゆる業務に取り組み、着実に自分のものにしています。当社では、「やるべきことをやりきり、成果を挙げた」人を評価し、さらにチャレンジングな業務を任せます。これからも貪欲に新たな業務に挑戦し、「なりたい自分」に近付いてほしいと願っています。 |
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- EDIT&WRITING
- 伊藤理子
- EDIT&WRITING
- 刑部友康