アメリカ、カナダ、メキシコ、ブラジル、ペルー

「世界の30歳」ライフスタイル全比較【北中南米編】

ビジネスチャンスが世界中に広がる中、あなたはどれくらい、世界で働くほかの国のビジネスパーソンのことを知っているだろうか?リクナビNEXTでは、いろいろな国のビジネスパーソンに、自国での仕事について話を聞いた。調査機関の情報や各国発表のデータ調査なども参考に、世界のビジネスパーソンについて比較してみよう。第2回目は北中南米の5国を紹介する。

2013年3月27日

【出典】

「データブック国際労働比較2012」(独立行政法人労働政策研究研修機構)

「ARCレポート・アメリカ/カナダ/メキシコ/ブラジル/ペルー」(ARC国別情勢研究会)
「世界統計白書」(木本書店)
「賃金構造基本統計調査」(厚生労働省)
「世界人口白書2012」国連人口基金
外務省HP
全国関税会総連合会HP
 
※1ドル=95.55円、1カナダドル=93.45円、1ペソ=7.77円、1レアル=48.19円、1ペルー新ソル=37円で換算(2013年3月21日現在)

アメリカ合衆国の30歳

アメリカ合衆国の基本データ

人口:約3億1580万人

名目GDP:15兆940億ドル(1位)
民族:ヨーロッパ系・北アフリカ系・中東系・中央アジア系・ラテン系(78.1%)、サハラ以南のアフリカ系(13.1%)、アジア系・その他(8.8%)
言語:英語
主要産業:工業(全般)、農林業(小麦、トウモロコシ、大豆、木材など)、金融・保険・不動産業、サービス業
消費税率:州により異なる(0%から9.43%まで)
首都圏のタクシーの初乗り運賃:約200円
地下鉄の初乗り運賃:約215円(※ニューヨーク)
ハンバーガーの値段:約410円

街中にあるフードトラックスで日替わりランチを楽しむ

30歳の平均年収:約364万3000円(製造業・初級エンジニア/2012年)

大卒正社員の平均初任給:約29万2000円(2012年)
1時間あたりの労働生産性:59.0米ドル(5位)
定番の昼食:「フードトラックス」と呼ばれる移動販売車で日替わりメニュー。人気は山盛りポテトとサンドイッチ、ハンバーガー、タコスなど(約1000円)
仕事後の飲み会の乾杯:バドワイザー(約200円)

アメリカ人ビジネスパーソンに聞きました

ソフトウェア開発会社勤務、エンジニア
マイケル・ヘリングさん

Q1.今まで仕事をしてきて、いちばん嬉しかった瞬間は?

私の仕事は、コンピュータゲームの開発ツールの設計です。コードを書かなくても誰でも簡単にゲームを作れるシステムで、世界中の多くの人に利用されています。製品を使ったクライアントから、「あなたたちのおかげで、思い通りのゲームが作れた」と感謝の連絡をもらった時はとても嬉しかったですね。ソフトウェアの開発にバグはつきものですし、あまりに難易度の高い仕事だと納期に間に合わないこともあります。そうした辛い部分が伴う仕事だからこそ、システムが正常に稼働してゲームが無事に作られ、そのゲームをたくさんの人が楽しんでいるのを聞くと、頑張ったかいがあったと感じますね。
 
Q2.人からよく褒められる、自分自身の「一番の強み」は何?
私はこれまで、世界中の多くの人が知っている最先端の企業でOSの開発業務に携わってきました。ですから、あらゆるプラットフォームに合わせてどのようなソフトウェアを開発すればいいのかが瞬時にわかり、かつ素早く開発に着手できるところが私の強みではないでしょうか。Windows、Android、iOSなど、さまざまなプラットフォームがありますが、開発者はそれらすべてのパターンを知っていなければ仕事になりません。私は最先端の技術を知っていることで、どんな会社でどんな開発の仕事を任されたとしても、常に価値の高い、人々に喜ばれる仕事ができるという自負があります。
 
Q3.尊敬している人はいますか?
自分の仕事に対して誇りを持ち、自分の仕事で実現したいビジョン、ゴールを常に信じ続けている人であれば、誰でも尊敬しています。そのうちの一人が、今私が働く会社の設立者です。難易度の高い、ほかではまねのできない高度な技術を用いて、簡単にゲームが作れるシステムを作ろうとチャレンジし続けています。その姿を知る人は皆、彼を賞賛しますし、一緒に仕事ができたことを喜ぶんです。
 
Q4. 10年後の自分はどうなっている?
10年後もゲーム業界で働き、ソフトウェア開発の仕事に携わっていたいです。有名なゲームなど、大きなプロジェクトに関われるならば、今とは違う会社にいるかもしれませんし、独立しているかもしれません。そういう意味では、アメリカという国はエンジニアにとってたくさんのチャンスがあると思います。今、一番興味があるのはiPadです。iPad用のゲームの開発の仕事をたくさん経験し、皆を驚かすようなシステムを作って世界中の人に見せたいと思いますね。あとは、そのころには宇宙旅行に行きたい。そしてさらに、アメリカのサッカーチームがワールドカップで優勝していたら、もう言うことなしですね(笑)

カナダの30歳

カナダの基本データ

人口:約3470万人

名目GDP:1兆7361億ドル(11位)
民族:英国系、フランス系、ドイツ、イタリア、中国、ウクライナ系など
言語:英語、仏語が公用語
主要産業:金融・保険・不動産などのサービス業、製造業、建設業、鉱業
消費税率:5%
首都圏のタクシーの初乗り運賃:約300円
地下鉄の初乗り運賃:約257円(※モントリオール)
ハンバーガーの値段:約370円

サンドイッチは具材が豊富でボリューム満点

30歳の平均年収:421万5000円(製造業・エンジニア・2012年)

大卒正社員の平均初任給:約18万6000円(2011年)
1時間あたりの労働生産性:45.1米ドル(17位)
定番の昼食:スモークサーモンとターキーのサンドイッチ(約300円)
仕事後の飲み会の乾杯:バドワイザー(約150円)

カナダ人ビジネスパーソンに聞きました

英会話スクール経営
マーティン・シュイナーさん

Q1.今まで仕事をしてきて、いちばん嬉しかった瞬間は?

大学を卒業後、カナダのアパレルで働いていた時のことですが、当時、私が手掛けた洋服のデザインの仕事を見たアメリカのとある企業が、私宛てに電話をしてきたんです。「あなたの仕事を見た。ぜひ一緒に仕事がしたい」と。私自身初めての経験で、「認めてもらえた」ととても嬉しかったのを覚えています。やはり、同じ英語圏の国同士であればこういったヘッドハンティングは日常的にあります。
また、カナダはとてもアットホームな雰囲気の会社が多く、上司であってもファーストネームで呼びます。会社を辞めて日本に行くことを決めた時に、社長から「これで美味しいものを食べて頑張って」と餞別をもらって送り出された時も、人の温かさを感じ、嬉しい気持ちになりましたね。
 
Q2.人からよく褒められる、自分自身の「一番の強み」は何?
当時働いていた会社だけでなく、カナダにはいろいろな国の出身者がいます。どんな人とも常に家族のように接したいと考えるカナダ人にとっては、柔軟性を持つことが求められます。そのために私は常にフレキシブルに物事を考え、その場その場でベストなコミュニケーションをとろうと考えているので、同僚たちからは「人当たりがいい」と評価されていました。また、フレキシブルな行動の一つとして、「周りに合わせる力」もよく褒められましたね。例えば、仕事が遅い人や、教えてもなかなか理解できない人であっても、歩調を合わせ、じっくり向き合うことができるので、「あなたは本当に忍耐強いね!」と言われることは多かったです。
 
Q3.尊敬している人はいますか?
伝統的な工法を守りながら、今の時代に合わせてデザインする職人たちにはとても尊敬の念を覚えます。私は、伝統は守るべきものだと思っています。一方で、新しいものを作り出すエネルギーを持つことも同じくらい重要だと考えています。今、私が手伝っている翻訳の仕事では、日本古来の伝統芸能を海外に紹介する仕事が多いので、職人の仕事の素晴らしさを多くの人に知ってもらうために自分自身が貢献できていることを嬉しく思います。
 
Q4. 10年後の自分はどうなっている?
昨年、日本で英会話スクールを作りました。結婚もしましたし、日本で友達もたくさん増えたので、10年後も日本にいて今と同じく英語を使った仕事をしているでしょう。経営者として会社を大きくするのはもちろん、一人でも多くの人に知ってもらえるようなブランド力のある英会話スクールにするために、もっと人脈を広げていきたいと考えています。

メキシコの30歳

メキシコの基本データ

人口:約1億1610万人

名目GDP:1兆1540億ドル(14位)
民族:メスティーソ(スペイン人とインディヘナの混血・60%)、インディオ(30%)、欧州系(9%)、アフリカ系(1%)
言語:スペイン語
主要産業:製造業、商業、鉱業、運輸・通信業、建設業
消費税率:16%
首都圏のタクシーの初乗り運賃:約60円
地下鉄の初乗り運賃:約15円(※メキシコシティ)
ハンバーガーの値段:約260円

乾杯はメキシコ自慢のビールで

30歳の平均年収:約121万2000円(エンジニア・中堅技術者/2012年)

大卒正社員の平均初任給:約6万円から7万7000円(2012年)
1時間あたりの労働生産性:19.7米ドル(33位)
定番の昼食:屋台で買ったタコス、トルティーヤと肉、野菜、豆など(約300円)
仕事の後の飲み会の乾杯:「ビクトリア」「パシフィコ」など国産ビール(約300円)

メキシコ人ビジネスパーソンに聞きました

メキシコ料理店勤務
ロサノ・ヌネス・ルイス・エルネストさん

Q1.今まで仕事をしてきて、いちばん嬉しかった瞬間は?
メキシコの大使館で事務の仕事をしている時に、上司から「あなたは時間をきちんと守るし、書類の作り方が丁寧だ。みんなもっとあなたの真似をしたほうがいい!」と褒められた時です。メキシコでは、仕事をうまくこなせば評価されて給料が上がりますし、上司が食事をご馳走してくれるなど何かと面倒を見てくれる場合が多いんです。褒められると気分がよくなり、仕事が好きになります。仕事が好きになれば、楽しく取り組めますからね。メキシコ人は、自分の仕事を楽しめるかどうかを重視する人が多いです。
 
Q2.人からよく褒められる、自分自身の「一番の強み」は何?
仕事後に仲間と交流を深めるためにパーティを開いたりするのですが、そういう場でサプライズを用意したりして、みんなを楽しませるのが上手だと言われますね。仕事をするうえで仲間の存在はとても大切ですから、私は常にいい関係でいられるような方法を考えるようにしています。
メキシコでは、仕事中も積極的に話をして、コミュニケーションを図ります。仲間を大切にし、人間関係が深まると、仕事も楽しめるからです。残業が少ないメキシコでは、多くの人は仕事が終わるとスイッチをオフにし、余暇を精一杯楽しみます。だから、仕事が終われば、仕事の話はあまりしないんです。
 
Q3.尊敬している人はいますか?
父と祖父です。二人とも、自分の周りにいる人のことを常に気にかけ、困っている人がいれば助けたいと考えています。メキシコでは、自分のことよりも周りの人を大切にできる人が尊敬されます。そして、そう心がけている人が多いんです。なぜなら、困っている人を助ければ自分が困った時に誰かが必ず手を差し伸べてくれると考えるからです。父と祖父の姿を見ていると「自分もあんな風に人に尽くせる人間になりたい」と思いますね。
 
Q4. 10年後の自分はどうなっている?
メキシコで父の会社を継いでいると思います。父はメキシコで建築と解体を手掛ける建設会社の経営者。私はほかの国の文化をもっと知りたいと思って20代後半から海外を転々としていますが、最終的にはメキシコに骨を埋めるつもりでいます。日本で働いて感じたのは、日本人はみんな、仕事に対して真面目に取り組むことです。メキシコ人は日本人に比べたら本当にいい加減(笑)。だから、日本で学んだ「時間を守る」「最後まで手を抜かない」「細かいところまで目配りする」などの経験を活かして、メキシコで事業を拡大させたいと今から意気込んでいるんです。
 

ブラジルの30歳

ブラジルの基本データ

人口:約1億9840万人
名目GDP:2兆4929億ドル(6位)
民族:欧州系(48%)、アフリカ系(8%)、東洋系(0.6%)、インディオ(0.4%)、ヨーロッパ系とインディオの混血(43%)
言語:ポルトガル語
主要産業:製造業、鉱業(鉄鉱石など)、農牧業(砂糖、オレンジ、コーヒー、大豆など)
消費税率:17%
首都圏のタクシーの初乗り運賃:交渉による
地下鉄の初乗り運賃:約135円(※リオデジャネイロ)
ハンバーガーの値段:約470円

一年中暑いブラジルでは、凍りそうなほど冷やしたビールで乾杯

30歳の平均年収:約79万2000円(製造業・エンジニア/2011年)

大卒正社員の平均初任給:約2万5000円〜3万5000円(製造業/2009年)
1時間あたりの労働生産性:データなし(OECD 未加盟)
定番の昼食:セルフサービスのバイキング。サラダや炒め物、肉料理、豆、米などを量り売り(1kgあたり約100円/毎月会社から支給されるランチチケットで支払う)
仕事後の飲み会の乾杯:キンキンに冷やしたサルベージャ(ビール)。(約200円)

ブラジル人ビジネスパーソンに聞きました

食材卸会社勤務
リリアム・ヒューガさん

Q1.今まで仕事をしてきて、いちばん嬉しかった瞬間は?

自分の仕事に手応えを感じたときです。具体的には、例えば先輩や上司から教わった接客や書類作成、手続きなどがちゃんとお客さんの前でできた時。そして、それが理由でお客さんが笑顔を見せてくれた時です。もちろん、一緒に働く同僚や、会社のボスがから認められることは嬉しいですが、自分で納得がいく仕事ができた時のほうが、もっと気分がいいですね。
 
Q2.人からよく褒められる、自分自身の「一番の強み」は何?
自分では意識はしていないのですが、クリエイティブだと言われることが多いんです。私は興味を持てば徹底的に調べ、どんな知識でも得ようと努力します。それは興味のある国のことでもそうですし、趣味のことでも当てはまります。そうして知った情報は惜しまず周囲に話しますし、少しでも日々の仕事で活かせないか考えるようにしています。ですから、それを指して「新しいことを常に考えている」と評価されるのかもしれませんね。
 
Q3.尊敬している人はいますか?
勤め先の先輩を尊敬しています。彼のリーダーシップを部下たちに常にきちんと示し、みんなの仕事がスムーズに進むようにアドバイスをくれるからです。また、論理的に物事を考えるため、たとえ叱られることがあっても納得できるんです。そういった威厳を感じさせる人は、誰からも慕われるのではないでしょうか。
ブラジルでは、人々の期待をいい意味で裏切る人が尊敬されやすいんです。「こんなに素晴らしくしてくれてありがとう!」「あなたにお願いしてよかった!」などと驚かれることが、その人の価値を高める褒め言葉かもしれませんね。
 
Q4. 10年後の自分はどうなっている?
ブラジルで会社を作り、経営者として働いていると思います。具体的なビジネスの内容はまだ決めていませんが、少なくとも会社勤めをしている自分というのは、絶対にないですね。なぜなら、誰かに指示されることなく、自分のやりたいように仕事をしたいからです。
30代のうちにいろいろな国を訪ね、自分の知らない文化や言葉、教育について勉強しようと考えています。知識のバリエーションが広いほど、独立した時に有利にビジネスを展開できると思いますし、世界中の人とすぐに友達になれると思うからです。

ペルーの30歳

ペルーの基本データ

人口:約2970万人

名目GDP:1772億ドル(世界52位)
民族:メスティーソ(45%),インディヘナ(37%),ヨーロッパ系(15%),その他(3%)
言語:スペイン語(ほかにケチュア語,アイマラ語など)
主要産業:製造業,農牧業,鉱業
消費税率:18%
首都圏のタクシーの初乗り運賃:メーターなし、運転手と交渉(2km約70円が相場)
地下鉄の初乗り運賃:地下鉄なし
ハンバーガーの値段:約370円

ペルーの伝統料理は中華風?

30歳の平均年収:約97万8000円(製造業・エンジニア/2011年)

大卒正社員の平均初任給:約3万7000円
1時間あたりの労働生産性:データなし(OECD 未加盟)
定番の昼食:ロモサルタード(中華風に味つけした牛肉と野菜の炒め物)、アヒデカジーナ(鶏肉の煮込み)などをインディカで食べる(約200円)
仕事後の飲み会の乾杯:「クスケーニャ」「クリスタル」などの国産ビール(約100円)

ペルー人ビジネスパーソンに聞きました

南米食材店勤務
カストロ・神谷・ヘススさん

Q1.今まで仕事をしてきて、いちばん嬉しかった瞬間は?

私はデザイン事務所で名刺やパンフレット・会社のロゴマークなどのデザインをしていました。そこでは担当デザイナーを決めるのにコンペ形式を採用しており、クライアントに対して所属デザイナーが各自のデザインをプレゼンします。その中からクライアントが気に入ったデザイナーを指名する仕組みになっていました。ですから、「あなたと仕事がしたい」と言ってもらえた時がいちばん嬉しかったですね。評価がダイレクトでわかるからです。
ペルーの大学は、授業料を月ごとに払う仕組みになっているため、専攻内容が自分に合わないとわかれば、途中でほかの道を探すことができます。ですから、いろいろなことを学ぶ学生が多く、社会に出てからもいろいろな経験を積んだ人が集まって働く場合が多いんです。それはなかなか刺激的。「負けていられない!」と、いい意味でやる気が出るんです。
 
Q2.人からよく褒められる、自分自身の「一番の強み」は何?
日本のデザインセンスに精通している点です。母親がペルーと日本のハーフであるため、私は幼いころから何度も日本を訪れており、日本のデザインに関する知識もありました。ペルーでは、カラフルな色彩を好み、複雑な模様を多用します。逆に日本のデザインは余白を活かして構図にこだわるなど、ペルー人から見ると洗練されていて、新鮮に見えるようです。また、ペルーの人は日本に対して「真面目で時間を厳守する国」というイメージを持っており、日本は一種のブランドでした。だから、日本らしさを強みにしていた私は、そのブランドイメージを崩さないように常に真面目に仕事に取り組み、必ず納期を守ろうと心がけていました。
 
Q3.尊敬している人はいますか?
ペルーでは日本人コミュニティに所属していましたが、そこには日本から来た商社の人や大使館員、スポーツ選手などがおり、とても仕事を楽しんでいることが伝わってきました。そこで出会った彼らからは刺激を受けましたし、皆が尊敬できる人たちばかりでした。ペルーでは仕事においても、家族を含めたつながりを重視します。人間関係をうまくつくれる人が評価され、尊敬されています。日本とは違い、仕事探しも家族や知人の紹介が一般的。仕事上のプレッシャーも少なく、仕事が原因で体調を崩したり、人間関係で悩むようなことも少ないんです。
 
Q4. 10年後の自分はどうなっている?
自分のルーツである南米で働いていると思います。今は日本に来て働いていますが、それは日本でシビアなビジネスを学びたいと思ったから。将来は日本で学んだビジネスを海外で活かしていきたいと思っています。ペルーはインフラ面が未整備で、ビジネスを行う場所としてもまだまだ未成熟。だからこそ、これから大きく伸びるチャンスがあると思っています。ペルーの人は独立志向が強く、会社で働いて経験を積んだ後、比較的若いうちに独立する人が多いんです。私は今のところは独立するつもりはありませんが、何らかの形でペルーの良さを広く伝える仕事に関わりたいと思っています。

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EDIT&WRITING
志村 江、竹田 明

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