1000人に大調査!転職っていくらかかるの?
CASE2 前回の活動時は追いつめられ、とりあえず入社。その教訓を活かして2カ月分の資金を準備。
転職資金グラフ
転職のきっかけ

転職は3回目ですが、2回目のとき、活動に半年かかってしまったんです。途中から失業保険が出たとはいえ、貯金は尽きてくるし、入れる会社ならところならどこでも、という気持ちで内定した1社に入社。土日に休みがないなど働く環境にどうも馴染めず、結局2カ月で退職。改めて仕事探しを始めることにしました。

資金計画
今回の準備資金は2カ月分の生活費を含めた40万円。退職後の転職活動で、しかも一人暮らしなので活動のための資金だけでは不十分。家賃など生活にかかるお金すべてを計算しておく必要があると前回の活動で学びました。ちなみに2カ月としたのは、スピーディーに決めたかったから。失業保険をもらうと気持ちに余裕ができて、内定をもらっても「もっといい話があるかも」と、決断できずにダラダラ続けてしまうんですよ。
転職活動
1カ月で10社に応募し、面接を受けたのが4社。その中で第1希望の会社に内定。ビックリするほどトントン拍子で進みました。準備金も半分近く余りました。

ただ、活動中はそれなりに工夫しましたよ。写真代は必要経費として削れませんが、交通費は節約できます。面接はもちろん、転職期間中の移動は電車なら料金の安い地下鉄か私鉄。自宅から30分くらいで行けるところなら自転車を使ったりもしました。

唯一の心残りが、前の会社でボーナスをもらわなかったこと。ボーナス直後に退職していたら、少なくとも汗をかきながら自転車をこいだりする必要はなかったでしょうから……。
まとめ
退職後に転職活動を行う場合、収入が途絶えるだけに、転職成功までの生活費も活動資金と考える必要がある。少なくとも2〜3カ月分の生活費は用意しておかないと、生活そのものが立ち行かなくなることも。

前回の転職活動で追いつめられた経験から、それを自覚していたM・Kさん。活動期間を明確に想定し、その間、十分に生活を賄えるだけの金額を準備している。かつてのM・Kさんのように、資金が底をついて不安になり「入れるところならどこでも、と入社してしまったのは失敗でした」なんて状態には陥らないように!
CASE3 在職中、ボーナス直後に活動開始。余裕をもったまま転職成功!
転職資金グラフ
転職のきっかけ
システムの運営・保守などの仕事に1年半勤務した段階で、次のステップに進みたくなったんです。次はもうちょっと開発系の仕事に携わってみたいと思っていました。
資金計画
在職中に転職活動を始めたこともあって、5万もあれば十分だと思っていました。転職活動自体2回目だったので、大体どんなところにお金がかかるかわかってましたしね。写真代と面接での交通費で、これくらいあれば十分かと。
転職活動
資金として用意したのは5万円ですが、転職活動を始めると今の仕事への執着が薄れて、決まる前に退職という事態も想定されるので、ボーナスをもらった直後に活動を開始。月給にして2カ月分くらいの蓄えがあれば、活動中に退職しても食べるのには困りません。

出費をおさえるために工夫したのが、写真。私が使った写真館の場合、後で焼き増しすると割高になるので、撮影時に10枚以上まとめてプリントしてもらいました。

結局、在職中に1カ月で内定。時間の面では苦労しましたが、月々の収入がある間に決まったのでお金の面では特に苦労はありませんでした。
まとめ
S・Tさんの場合、ケース1のN・Fさんと同じ『在職中・5万円』という資金でも、しっかりと先を見越して資金計画を立てているのがポイント。ボーナス直後にスタートすることで万一の途中退職に備え、精神的に余裕をもてている。資金面では成功といえるだろう。
前へ 次へ

会員登録がまだの方

会員登録(無料)

会員登録がお済みの方

「今すぐ転職」にも「いつかは転職」にも即・お役立ち!リクナビNEXTの会員限定サービスに今すぐ登録しておこう!

1転職に役立つノウハウ、年収・給与相場、有望業界などの市場動向レポートがメールで届きます

2転職活動をスムーズにする会員限定の便利な機能

・新着求人をメールでお届け

・希望の検索条件を保存

・企業とのやりとりを一元管理など

3匿名レジュメを登録しておくとあなたのスキル・経験を評価した企業からスカウトオファーが届きます

会員登録し、限定サービスを利用する

※このページへのリンクは、原則として自由です。(営利・勧誘目的やフレームつきなどの場合はリンクをお断りすることがあります)