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2週間という短期決戦ながら、2人とも、届く数がけして多いとは言えない転職エージェントからのオファーを獲得。特に海老沢さんは2週間で3通と大健闘！さらに、ともに現職がプロジェクトマネージャーという似たような経歴の2人に大きな差がついたのが、企業にレジュメを検索された回数で、岡崎さん81回に対して 海老沢さん247回と、なんと3倍以上の差が！2人のオファー獲得状況を見てみよう。
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| 企業に検索された回数 | 81回 | 247回 | ||
| オファー受信数詳細 | ||||
| 求人掲載企業からのオファー | >0通 | 合計 1通 |
0通 | 合計 3通 |
| 転職エージェントからのオファー | 1通 | 3通 | ||
- 転職活動のサポートを行う転職エージェントから、「紹介できそうな求人があるので、まずは1度お会いしませんか？」という内容のオファーをゲット。具体的な求人情報は載っていないものの、転職活動の助けになりそうな転職エージェントからのオファーだった。
- 届いた転職エージェントからのオファーは3通とも転職エージェントから。そのうちの1通は、「外資系コンサルファームがシステム設計をできるITアーキテクトの募集を行っており、この企業を紹介したい」という内容。詳細な企業情報も掲載されていた。
企業からの検索回数、オファーの獲得数、ともに3倍の開きが生まれた今回の対決。しかも海老沢さんに届いたITアーキテクトのオファーはコンサルティングの経験が必要な職種で、むしろ岡崎さんの得意分野だった。オファー獲得対決の勝敗の行方は海老沢さん勝利、といえそうだ。年齢差は3歳あるものの、IT業界を舞台に似たような経歴を歩んできた2人。なぜこんなに差がついたのか？ 2人の登録内容の違いを見比べてみよう。
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| 学歴・語学・資格 | 自由記入欄に資格名を入力しているものの、資格コードは未記入。せっかく入力しておいても、企業が資格コードを利用して登録者の中からスカウト対象者を絞り込んだら、検索結果から漏れてしまう。 | すべての項目を入力しているため、企業が登録者を絞り込む際に検索結果から漏れる可能性が低くなっている。語学についても、特筆するスコアなどがなくても実務経験を入力することで海老沢さんの英語力がわかる。 |
| 職務経歴 | 「主な職務内容」を入力しているが、よく読んでみると期間と案件しか入力されておらず、具体的にどんな仕事をしたのかがわからない。また、年収が未入力の場合も、企業の検索結果から漏れるケースが多い。 | 「担当、役割、規模、使用した技術、仕事の内容」を整理して入力してあるため、レジュメを読んだ企業の担当者は、海老沢さんがどんな仕事をしてきて、どんなスキルを身につけてきたのかをイメージしやすい。 |
| 自己PR | 経験職務について簡潔にまとめてあるので、企業の採用担当者が岡崎さんの経歴を把握しやすい。しかし、その前の職務経歴が簡潔すぎるため、具体的になにをできるのかがわからない。 | 仕事に対する考え方や取り組み方が書いてあるので、海老沢さんの人柄を推測しやすい。経験職務についてのまとめがあると、8年間の経歴をもっと把握しやすくなる。 |
| キャリアプラン | 自己PRとキャリアプランの内容がほぼ同じ。「ユニークで説得力のある打ち手を企画立案、具現化していきたい」となっているが、それを実行できるスキルがあるという、具体的な背景が見えてこない。 | キャリアアップを目指す前向きな転職を考えていることが伝わってくるので好印象。ただし、具体的にどんな企業で何をしたいのかが入力されていない点はマイナス。 |
| 希望条件 | すべての項目が「こだわらない」になっているため、レジュメを見た企業が転職の意欲を感じにくい。特に希望勤務地が入力されているほうが、スカウト対象になりやすい傾向がある。 | 転職意欲が「積極的に多くの企業と会いたい」となっていて、希望勤務地も入力されているので、企業が行うスカウト対象者の絞り込みから漏れる危険を回避できている。 |
- 登録するときに、自己PRの欄で、自分のキャリアの何をどうアピールすればいいのか迷いました。オファーの数は思っていたよりも少なくて、きちんと入力しないと、レジュメを見てくれる企業に転職の意欲がないと思われてしまうんだな、と感じました。反対に、レジュメをきちんと入力しておけば、レジュメを通じて自分の意欲や熱意を伝えることができるんだとわかりました。オファーが届くようにするには、「転職したい」という熱意を伝えることが大切なんですね。
- 企業からの検索回数の差が大きくて驚きました。頑張って入力すれば、それだけ自分のレジュメが企業の目に触れる機会が増えるし、オファーも届くんだな、ということが目に見えてわかって嬉しかったです。求人企業からのオファーを期待していましたが、転職エージェントから届いた「あなたが活躍できる場があります」と書かれたオファーを見るとやっぱり嬉しい。転職エージェントは身近な存在ではありませんでしたが、登録に行ってみようかな、という気になりました。
2人のレジュメの登録内容をよく見てみると、入力の小さな違いがオファー獲得の大きな違いにつながっていることがわかったはず。すでに登録している人は、2人の違いを参考にして自分のレジュメも見直してみよう。
次回はオファー獲得対決で勝者となった海老沢さんが再登場！対決には勝ったものの、獲得したオファーの内容には満足していない様子の海老沢さん…。登録内容をブラッシュアップすれば、本当にほしいオファーが届くようになるかも。希望に合ったオファーを獲得するための「レジュメ･ブラッシュアップ術」をお届けします！
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