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技術系総合職(メータデバイスのソフトウェア開発等)

技術系総合職(メータデバイスのソフトウェア開発等)

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パナソニック株式会社 企業ページ

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掲載期間:2024/4/10(水)〜 2024/5/14(火)

開製販一体の体制でガスメータに欠かせないデバイスを生み出す奈良工場

普段意識することは少ないかもしれませんが、私たちの生活に密接に関わっているガスメータ。ガス使用量の計測にとどまらず、ガス漏れや震度5以上の地震が発生した際などの異常時にガスを自動的にストップする保安という非常に重要な役割も担っているガスメータは、世の中を支えるインフラとして不可欠な存在です。

パナソニックは戸建て住宅やマンション向けなどの家庭用、飲食店やビル等で使用される業務用を問わず、ガスメータを制御するデバイス技術のパイオニアとしてガスメータデバイスの国内高シェアを誇っています。その開発・製造・販売拠点である奈良工場で働くメンバーに得られるやりがいや風土等についてお聞きしました。

パナソニック株式会社 エレクトリックワークス社 電材&くらしエネルギー事業部
環境エネルギーBU メータデバイスSBU
左から
奈良工場 工場管理課 課長/森 吉正
スマートメータデバイス技術部 コントローラシステム開発課 係長/塩田 和希
メータデバイス品質保証部 製品品質課 主務/川崎 正登

独自技術で顧客からの揺るぎない信頼を獲得し、圧倒的シェアを獲得

【パナソニックがガスメータデバイス開発に関わった契機】
塩田:約40年前、都市ガスの普及に比例して多発するガス事故を端緒に保安機能を備えたガスメータ開発がスタートした当初から、パナソニックはガスメータデバイスの開発に取り組んできました。その後、ガスの使用量を測る計測領域にも進出し、保安と計測を軸に開発・製造・販売を行ってきた経緯があります。

【ガスメータデバイス国内高シェアの理由】
森:保安機能を持ったガスメータを草創期からデバイス開発で支えてきた歴史、そこにパナソニック独自の技術を注ぎ込む中で様々なパテントを押さえてきたことが大きいと思います。さらに、長年のお取引を通じてお客様との確かな信頼関係が構築できているため、参入障壁が非常に高いという側面もありますね。

長年培ってきたデバイス技術を核に、未来に渡って新たな事業を創造していく

【パナソニックが目指すメータデバイス事業の未来】
塩田:ガスメータには部屋の中に充満したガスがもうひとつの部屋に排出され、2つの部屋を交互に行き来する動きによってガスの流量を計測する膜式、2つの超音波の伝播時間の差によってガスの流量を常時的に計測できる超音波式があります。現在の主流は膜式ですが、保安面でも即時的な対応が可能な超音波式の普及を推し進めていきたいですね。超音波式のデバイスは取得できるデータも膜式と比べて質量ともに桁違いですし、私たちはそれらのデータの利活用やメータデバイス技術の応用によって新事業を生み出していきたいという思いを持っています。

川崎:まだオープンにはできませんが、すでにガス業界以外のお客様と弊社のメータデバイス技術を活用した新たな取り組みをスタートさせているんです。ガス業界ではないお客様が持つ観点や頂戴するご要望はとても新鮮ですし、自分自身にとっても学びと成長の機会になっていますね。

一人ひとりの距離の近さ、そこから生み出される一体感こそが大きな強み

【開製販一体である奈良工場の特長】
森:お互いの距離がとても近いですね。奈良工場は小さな所帯なので、昔から職能を越えて対面のコミュニケーションを大切にしてきた伝統が現在も息づいていると思います。困ったことがあれば誰に相談すればいいかすべて頭の中に入っていますし、技術部門が持っている高性能な計測器をよく借りに行ったりもしています(笑)

塩田:とにかく風通しがいいんです。上席や他部署の上長とも距離を感じることなく接することができるのは普通はなかなか無いことだと思います。お客様からご相談いただく場には営業だけでなく我々技術も同席しますし、職能を問わずみんなでより良いものづくりをしようという一体感がありますね。

川崎:奈良に異動して来て以来、自分ひとりで完結せず、森さんをはじめとした周りの方たちを巻き込むことで、点ではなく面で対応する仕事のやり方を覚えることができました。それも、開製販が一体となった奈良工場だからこそ実現できたという確信があります。

「身近な人たちの安全な暮らしに貢献している」確かな実感を得られる喜び

【メータデバイス事業に関わるやりがい】
川崎:メータデバイス技術を核として安定した収益を得られていることで、さらなる拡大を目指すことができる事業はパナソニックの中でも稀有だと思います。新たな領域でも社内外の多くの人たちとディスカッションしながらチャレンジができるといった伸びしろがあるのは、技術者としてうれしいですね。

森:家族や身の周りの人たちの安全な暮らしに貢献できることが、とても大きなモチベーションです。自分の仕事が多くの人の生活に密接に関わっていることを実感できるのは幸せですし、誇らしくもあります。もはや職業病ですが、街中でもついガスメータを探してしまうんです(笑)

塩田:森さんと同じですね。入社当初は分からなかったですが、日々の業務を通して人々の当たり前の幸せを支える事業に携われる喜びを強く感じるようになりました。それも、奈良工場の良さである人と人の距離の近さやものづくりをする上での一体感があってこそ実感できているのだと思います。

 

 

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