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企業の海外進出支援がしたい。2度の転職を経て、理想の環境に出会えました。 三野加奈さん Kana Mitsuno 2013年、新卒で大手証券会社に入社。約3年弱、支店でリテール営業を担当する。メーカーの関連会社で輸入エンジンのマニュアル翻訳に1年間携わった後、2017年1月に株式会社サーキュレーションに転職。

「日本企業の海外進出をサポートする仕事がしたい」。その思いで仕事を続けてきた三野さん。2つの会社で働いた経験から次第にキャリアの道が開け、2回目の転職で、思いにピッタリ合う会社に出会えました。

  • 新卒で就職したのは証券会社
    刺激の多い環境でやりがいを感じていた

    1年間のアメリカ留学経験があり、国際交流のサークルに入っていたこともあり、学生時代は「いつかは英語を使って仕事がしたい。日本企業が海外進出する際のサポート役をしたい」という思いを持っていました。

    そして就職先に選んだのは、証券会社。財務の知識は、どの日本企業にとっても必要であり、企業経営者とコミュニケーションを取るうえで習得しておくべきとの考えから、金融業界を志望。中でも証券会社であれば、一から顧客を開拓できるので、自分の努力次第で活躍範囲を広げられるとも考えました。

    入社後は東海地区の支店に配属され、リテール営業を担当。担当エリアを毎日自転車で回り、個人宅に片っ端から飛び込み、オフィスビルを上から順に訪問しました。大変だと思われるかもしれませんが、人と関わるのが好きで、刺激の多い環境で成長したいと考えていた私には嬉しい仕事でしたね。今日はどんな人と出会えるんだろう?とワクワクしながら飛び込んでいました。そのため、「楽しそうに仕事しているね。君に任せてみようかな」とたくさんのお取引をいただくことができ、新人時代からかなりのインセンティブを得ていました。

  • 学生時代からの想いを実現するべく
    キャリアチェンジを決意

    毎日楽しく働いていましたが、3年目になったころから徐々に転職を考えるようになりました。

    お客様には地元の企業経営者や個人事業主も多く、事業展望のこと、人材採用のこと、事業承継のことなど、企業経営に関わるお金周り以外のご相談を受けることが増えていました。しかし、私がサポートできるのは「お金周り」のことに限られています。もっとさまざまな経営課題に向き合い、事業拡大に関われるような立場になりたい…という気持ちが高まってきたのです。

    とはいえ、社内で異動するにしても転職をするにしても、社会人3年目の私の経験やスキルでは、その想いの叶う仕事にすぐに就くのが難しいことは、わかっていました。

    そこで、学生時代からの想いである「日本企業の海外進出サポート」というキャリアを目指して、まずはいったんお客様の経営課題に踏み込む仕事には触れず、英語を活かせる仕事をしようと、転職を決意しました。

  • 「まずは英語力を活かせる仕事」を選んだものの
    物足りなさを感じる

    転職先に選んだのは、メーカーの関連会社。輸入エンジンの英文マニュアルを翻訳するという役割でした。

    転職先を検討する中で、「いろいろな希望はあるものの、まずは英語を使った仕事に就いてみたい」という思いを尊重し、選択した仕事。専門的な役割ではありますが、英語での業務未経験者にも門戸を開いていた数少ない企業だったため、飛び込んでみたのです。

    しかし、思いのほか英語を使う機会が少なく、落胆させられました。マニュアルが改定されるたびに翻訳業務は発生するのですが、専用ソフトにマニュアルをインストールし、改定部分のみを洗い出して翻訳するだけ。「英語力を活かして何かを生み出す」という感覚は得られませんでした。仕事量も少なく、毎日17時には退社。給与額も前職の半分近くに減りました。

    刺激が少なく、成長を感じられない日々。忙しくもやりがいがあった前職とどうしても比較してしまい、「このままでは同年代の社会人たちと差がついてしまうのではないか?」と不安を覚えるように。1年後、再び転職を決意しました。

  • 顧客企業のあらゆる経営課題に向き合いたい…
    と二度目の転職

    自分の強みを活かし、イキイキ働ける環境とは?を熟考したとき、すぐに思い出されたのは証券会社時代のこと。経営者のパートナーとして、あらゆる経営課題に向き合い、成長に貢献したいという思いが再燃したのです。

    そんなとき、出会ったのがサーキュレーションでした。さまざまな分野のプロフェッショナル人材を独自にネットワーク化し、企業の経営課題解決のコンサルティングを行う会社。自身の思いが叶えられそうな会社であるうえ、2014年に設立されたばかりのベンチャーで若い社員が多く、刺激を得ながら切磋琢磨できそうな点にも惹かれました。

    面接では、自社の業務内容、目指す方向性などを、私が納得するまで丁寧に説明してくれたうえ、私自身の思いや目指すキャリアにもじっくり耳を傾けてくれたのが印象的でした。ここでならば、腰を据えてやりたい仕事に取り組め、目指すキャリアを実現できそうだと思えました。

  • 想いが叶えられる環境で活躍できる喜び
    オン・オフともに充実

    今年1月に入社し、現在はコンサルタントとして化粧品業界と健康食品業界を担当。企業に電話やメールでアポイントを取り、当社のサービスをご説明しつつ課題を引き出しています。

    プロフェッショナル人材のネットワークの中から、個々の課題に精通したメンバーでプロジェクトを組み、課題解決に取り組む…という当社の体制を評価してくれるクライアントは多く、仕事はとてもやりやすいですね。入社してまだ半年ですが、すでに8件の受注を獲得することができました。新人賞やインセンティブもいただくことができ、やりがいを感じています。

    やり取りする相手は、経営者が大半。業界に精通した方々と対等にやり取りするためには、業界知識のインプットが何より大切。そして、課題は人材、マーケティング、商品企画、物流など多岐にわたるため、毎日勉強に追われていますが、日々自身の成長を感じることができるのが嬉しいですね。

    仕事も勉強も忙しいですが、会社帰りに同僚と誘い合わせて食事をする機会は多いですね。仕事に対する意見交換をしたり、同僚の仕事ぶりに触れて刺激をもらったりできる貴重な時間です。

    そして土日はしっかり休めるので、趣味のクロスバイクで遠出をしたり、ドラゴンボートサークルの練習をしたりと、アクティブに行動。仕事とプライベート、メリハリが効いた日々を過ごせています。

    サーキュレーションに転職して、「経営者の課題解決に関わり、成長に貢献したい」という想いは叶えられました。次に目指すのは、「日本企業の海外進出支援に携わること」。当社は「3年後に海外進出」という目標を打ち出しています。その際には、プロジェクトメンバーとして関われるよう、仕事、勉強、そして英語力向上…と日々研鑽を続けていきたいと考えています。

EDIT&WRITING:伊藤理子 PHOTO:刑部友康
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