人の可能性は無限大。求職者の「Will」を重視し、内定後まで伴走し続ける
「リクナビNEXT転職エージェントランキング2016年秋」ユーザー満足度トップ10エージェント紹介
リクナビNEXTが提携する転職エージェントを利用中、もしくは過去に利用されていたリクナビNEXT会員の声を集め、作成する「リクナビNEXT転職エージェントランキング」。2016年秋の集計でユーザー満足度上位に選ばれた転職エージェント10社の強み、特徴、こだわりなどをご紹介します。
株式会社キャリア・エックスは、20代・30代のビジネスパーソンの転職支援と、ITやインターネット、広告、コンサルティング業界に強みを持つ。同社の特徴やこだわり、そして求人動向を代表取締役社長の東海林浩樹さんに、コンサルタントとしてのこだわりを大隈新吾さんに伺った。
[お話いただいた方]
- 代表取締役社長 東海林浩樹さん
- コンサルタント 大隈新吾さん
東海林さんは、大手情報サービス会社で人事部採用チーム責任者を経験したほかWEB婚活サービスのリリース、海外アライアンス、事業開発等、多様な領域を経験。2012年に退職後、人材ベンチャーの立ち上げを経て、2015年にキャリア・エックスを創業。大隈さんはウエディング会社にてウエディングプランナーを経験した後、大手情報サービス会社にて広告企画営業としてMVP等を多数受賞。その後、大手メディア企業にて新規事業開発を経験し、キャリア・エックスに参画。
個人の「やりたい」という強い意志が、個人の成長、会社の成長につながる
当社は、求職者の「Can」よりも「Will」、「スキル・経験」よりも「スタンス・意欲」を重視した転職支援を行っています。
大手情報サービス会社人事部の採用チーム責任者として、約3,000人の方々と対峙し、入社された方々のパフォーマンスを見続けてきた経験から、「事業の成否を分けるのは、最終的には個人の『やりたい気持ちの強さ』にある」と実感しました。個人の「Will」=やりたいという強い意志が、その人の成長につながり、ひいては会社の成長にもつながるという実例を、たくさん目にしてきたのです。
初めての転職、異業界・異職種への転身は、当社の得意分野です。当社では、ビジネスパーソンの「チャレンジしたい」という思いを応援し、支え続けたいと考えています。「現状を変えたい」「新しいことに挑戦したい」という方にこそ、我々転職エージェントが介在する意味があると思っています。
求職者の「思い」を実現するために、面談の回数が、結果的に多くなります。特に若手ビジネスパーソンは、「(相対的な)自分の強みがわからない」「次の一歩をどこに踏み出すべきかわからない」という方が多いため、じっくりヒアリングを行って強みを発掘し、思いを深掘りして、それらを言語化しています。職務経験も、微細にファクトベースで聞き出し、顕在化しているスキルや経験だけでなく、仕事に対するこだわりやスタンスなどを洗い出します。ここまでしてこそ、個人の思いに沿い、かつ強みが最大限に活かせる環境に「ブリッジ」できると考えています。
選考段階では、模擬面接や具体的な面接アドバイスも実施し、内定までずっと伴走します。先日転職した方の場合は、ご相談いただいてから内定に至るまでのコミュニケーション時間が実に20時間にも及びました。内定が決まるころには、その方との関係性は「苦楽を共にした親友」のような感覚。希望通りの転職が実現したときには、コンサルタントは皆、我がことのように喜びます。
そして、入社前後に「お祝い会」を実施し、入社後も半年後、1年後をめどに連絡を取ってお会いする機会を設け、現状についてヒアリングしています。時間をかけて伴走してきただけに、「転職したらそれで終わり」とは思えません。入社後どのように活躍しているのか、どんな思いを持って働いているのか、メンターとして伴走し続け、何かあった時に気軽に相談してもらえる関係性を築いています。なお、伴走し続けることで勤務先企業の現状が掴めるため、その情報を求職者の方への情報提供に役立てることができる、という側面もあります。
当社のコンサルタントが企業情報を得る際に心がけているのは、現場に入り込み、働く人の生の声に触れること。現場を肌で感じることで、「この会社で活躍できるのは誰か?」がより明確につかめるようになり、マッチングの精度がさらに高まると考えているからです。紹介先企業を知り尽くしているからこそ、自信を持ってご紹介できるのです。
第二新卒、営業職の採用ニーズはあらゆる業界において旺盛
当社のクライアントはITやインターネット、広告、コンサルティング業界がメイン。もともとは各メンバーが持っている人脈を活かして採用支援を行っており、その後クライアントや求職者の方からのご紹介と口コミで、ご紹介先企業が広がりました。「現状を変えたい」「何か新しいことを成し遂げたい」という思いは、企業側も同じ。「同じ思いを持った、チャレンジ精神あふれる人を採用したい」というニーズが多数寄せられています。
これらの業界においては現在、第二新卒の採用ニーズが非常に旺盛です。好景気を受けて新規事業を展開する企業が増えており、人材不足が顕在化していることから、第二新卒にも注目が集まっています。また、2016年卒の就職活動スケジュールが変更になったことによる混乱で、新卒の採用目標数を充足できなかった企業が「第二新卒で2016年卒分の採用数を確保したい」と考えるケースも増えています。
とはいえ、第二新卒であれば誰でもいいわけではなく、今いる会社で一つの仕事をやり切ったと自信を持って言える人、小さなことでも自分なりの成功体験・失敗経験を積めた人が評価されます。逃げの転職ではなく、何らか「やりきった経験」を経て、経験から学び、「さらに成長したい」という意欲を持っていることが重要です。
また、営業職の採用ニーズは多くの業界において非常に旺盛です。中でも、人材サービス業界、ネット広告業界においては、若手の営業経験者は引く手あまたです。
人材サービス業界は、企業全般の採用ニーズ拡大を受けて、人材紹介、人材派遣、求人メディアの広告営業など、いずれの分野においても求人案件が拡大中。ネット広告業界は、スマートフォン普及に伴う広告手法の広がりを受けて、営業職を中心に求人ニーズが増大しています。いずれもコミュニケーションスキル、目標達成意欲の高さ、アグレッシブさがあれば、異業界出身者にも広く門戸を開いています。
ベンチャー企業は事業フェーズごとに採用ニーズも変化
世間的に評される「ベンチャー企業」ですが、事業の成長段階によって、求められる人材が異なります。
特に、短期間での急成長を志向する「スタートアップ(企業)」においては、創業メンバーとして、幹部候補人材とサービスを生み出すエンジニアを採用します。その後、ToC(消費者向け)サービスを展開する企業の場合、売上拡大に向けた集客を担うWebマーケティング職。ToB(企業向け)サービスを展開する企業の場合、売り方を開発して「しくみ化」できる営業職、また営業メンバーも一気に採用するケースが多いため、同時にマネジメント経験が豊富な人材や、人事制度設計を担う人事責任者も必要になります。
また、大規模な資金調達やIPO(上場)を視野に入れた段階に入ると、CFO(最高財務責任者)、既存事業の強化・拡張を担うアライアンス担当、M&A担当者、事業開発職(ビジネスディベロップメント)が求められます。なお、大手メガベンチャー企業(上場企業)の新規事業においても、事業立ち上げ当初はエンジニア、その次はWebマーケや「しくみ化」人材、アライアンス担当…と、事業の成長フェーズによって同じ動きがみられます。
最後に、求められる人材についてお伝えします。
特に若い方でしたら、自らの成長に対する圧倒的な渇望感・危機感、そして「自分の役割を決めつけず何でもやってやる!」という素直さ(柔軟性)を持っている方が、企業側の評価ポイントになります。
もう1点は、企業が掲げるビジョン・ミッションへの共感度合いです。ご自身の体験や経験に基づいて、なぜそれを実現したいか、自分の言葉で語れることが重要です。
グローバル環境の中で競争も激化。ビジネスサイドの状況も日々変化するため、当初の役割や方針(やり方)が変更されることも多々あります。こういった不確実かつスピーディーなビジネス環境を「リスク」ではなく「チャンス」と捉え、「自責」のマインドセットで楽しめる方には、是非選択肢の1つに入れてほしいです。
自らが主体者となり世の中に何かを成し遂げられる機会、その過程を通じて得られる自己の成長機会、年齢関係なく自分次第で、自分の可能性を広げられるフィールドがあると確信していますし、そのチャレンジを応援したいと思っています。
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