失敗しないための『転職完全マニュアル』 |
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■面接編 STEP2 面接で何を聞かれるのか把握しておこう |
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「志望動機」「退職理由」など、面接で必ず聞かれる定番質問はいくつかある。エンジニアの場合は、配属予定先の担当者による技術面接の対策も必要だ。
転職の目的や今までのキャリアを棚卸し、自分の言葉で話せるよう準備しておこう。 |
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必ず聞かれる質問「志望動機」「退職理由」整理法 |
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志望動機、退職理由は、応募書類にすでに書いているはずだが、面接ではさらに掘り下げて細かく質問されるのが普通だ。また、繰り返し質問をされるうちに、答えに一貫性がなくなってしまうことがある。単に面接用の答えを用意し、丸暗記していると起こりがちなミスだ。「なぜいま会社を辞めたいのか」「なぜこの会社に転職したいのか」を、自分で納得のいくまで考えよう。 |
■退職理由 |
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■志望動機1 |
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■志望動機2 |
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技術面接ではどんな視点で見られるのか? |
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エンジニア採用の場合、配属予定の部門担当者による面接が行われるケースが多い。人事担当者の面接では、会社全体の人材配置を踏まえ、仕事への意欲や能力の高さを判断する。それに対し、技術面接ではその職場で即戦力になりえるのか、そして現場に必要なリーダーシップや協調性をチェックされる。過去の経験や実績、携わったプロジェクトの内容や役割、専門分野に関する知識や考え方などを詳細に聞かれることになる。しかし、裏を返せばこれまでのキャリアをアピールする絶好の機会ともいえる。 |
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■技術面接での質問例と回答のポイント |
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Q1 |
大学院で電気工学を専攻していますね。なぜ電気工学に興味を持ったのですか? |
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学生時代の専攻を問うのは、本人の興味や関心が何をきっかけに生まれ、それが今の仕事や将来の方向と共通点があるかどうかを知りたい場合が多い。興味や関心の方向があまりにばらばらだと、「行き当たりばったり」と判断されかねない。たとえ携わっている分野が変わっていても、過去の考え方を振り返り、現在の仕事や興味との一致点を探そう。 |
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Q2 |
これまでに、あなたの提案や改善案が、新しいプロジェクトや新製品開発に結びついたことがありますか? |
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ただ言われたことをこなすだけでなく、常に新しい仕組み、製品、サービスなどを提案できるエンジニアを企業は求めている。特許や新製品開発など形になったものでなくても、業務の改善につながった例など小さなもので構わない。新しい価値を創造できるエンジニアであることをぜひアピールしよう。 |
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Q3 |
あなたのこれまでの仕事における失敗経験を教えてください。 |
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失敗の有無やその内容を問う質問ではない。エンジニアは成功体験よりも失敗経験の方が多いはず。担当者が知りたいのは、失敗や困難に直面したとき、それをどのように乗り越えたのか、そしてその失敗から何を学び取ったのか…なのだ。自ら解決策を考えて対処し、そこから得た教訓が今の仕事に生きていると伝えよう。「ありません」という答えは逆にNGだ。 |
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Q4 |
リーダーを務めたプロジェクトはどの程度の規模でしたか。また、リーダーの役割はどのようなものでしたか? |
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中途入社の場合、技術力だけでなくリーダーとしての力を求められることが少なくない。何人くらいのメンバーをまとめたのか、人やお金、工程などで、どこまで責任を負っていたのかを聞き、マネジメント力を判断するのが狙い。「メンバーの管理と評価を担当していました」「工程管理や外部発注先の選定など、すべて私の責任でした」など、マネジメントの内容がわかるような答え方がベスト。 |
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