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発見!日本を刺激する成長業界6 ディスプレイでWebで、本格稼働する3D技術
ポリゴンや視覚効果を使って平面に立体を映し出す技術、3D。2Dにはない表現や情報の盛り込みが可能であることから期待を集めてきたが、ここにきて表示技術、通信技術の発達により、機材やWebアーキテクチャとして普及段階に進みつつある。
(取材・文/井元康一郎 撮影/関本陽介 総研スタッフ/高橋マサシ)作成日:09.09.24
3D技術が普及する10年と予測される2010年代
 3Dの応用範囲は非常に幅広い。市場調査会社、ふじわらロスチャイルドリミテッドによれば、民生用「3D対応テレビ」(ディスプレイではない)はHalf-HDとFull-HD型が共存する形で市場が形成され、2013年には世界規模で約1300万台になり、全テレビの7%を占めると予測。シードプランニングでは2018年には「医療」「映画」「ミュージアム」「教育」「ゲーム」「ネット広告」などでも普及し、特に前3分野はシェアが3割に達すると予測する。
 一方、Web上の3D仮想空間も、PCブラウザへのビューア統合や携帯端末への展開によって、改めて今後の商用化が進むと見られている。3D表示のためのハード、インフラ、コンテンツの3要素で、それぞれエンジニア需要が拡大するのは必至の情勢だ。
3D対応テレビの世界的な普及予測
ニューサイトジャパン 裸眼立体視ディスプレイで新ビジネスを創り出す
 かつて3Dといえば偏光眼鏡をかけるものが主体だったが、今日では裸眼で立体視効果が得られるものが続々登場している。その中で、圧倒的な低価格と良好なパフォーマンスのパララックスバリア方式3Dパネルで存在感を上げているのが、ドイツのニューサイト社だ。
9万9800円という大胆な低価格3Dパネルで話題に
海外で放送されている3DのテレビCM「LUX」
海外で放送されている3DのテレビCM「LUX」
「裸眼での立体視が可能な3Dディスプレイは、これまでの2Dや眼鏡を使った立体視とは別の、新しい媒体となり得る製品だと考えています。例えばデジタルサイネージ(電子広告掲示板)です。道行く人の誰の目にも立体映像が飛び込むアイキャッチ性、ストッピングパワー(足止め力)は、これまでのデジタルサイネージとは比べものにならない強さです」
 裸眼立体視FPD「ニューサイト3Dディスプレイ」を開発・生産する独ニューサイトの日本法人、株式会社ニューサイトジャパンの神田清人社長は、3Dディスプレイがもつ可能性の高さについて語る。
 日本に現地法人を設立した2008年以後、ニューサイトは3Dディスプレイのラインナップを急速に広げた。LCD(液晶ディスプレイ)では最小のものは8.4インチサイズから大きなものでは57インチまでをカバー。さらに世界初のLED方式による3Dビデオウォールもリリースした。こちらは屋外での大型ディスプレイ用途などを想定した製品で、大きさも180インチから380インチまでと、巨大サイズだ。
 3Dディスプレイの普及を狙って価格戦略も打ち出す。今年中のリリースを予定している新型の21.5インチサイズ3Dディスプレイは、裸眼立体視モデルとしては破格の9万9800円。ヒュンダイやオリンパスなどが発売している眼鏡を使用する3Dディスプレイは値がこなれているものもあるが、大型の裸眼立体視ディスプレイは数十万円というのが普通。10万円を切った製品はもちろん初で、普及価格帯に一気に近づく。

「この価格は3Dゲームを楽しむユーザーが、裸眼立体視のためにどのくらい投資するかを調査したうえで決めました。販売台数が増えればコストはさらに下げられると思います」
 また、最近人気のネットブック型ノートPC向けには、2D/3D表示切り替え式ディスプレイも試作しており、こちらも低価格での製品化を目指している。
 また、多彩なハードウェアのラインナップばかりでなく、3Dコンテンツづくりの支援も行っている。3DグラフィックソフトのMAYA、3ds Maxなどに適合するプラグインを開発し、2Dを簡単に3D化することを可能にした。
「裸眼立体視ディスプレイは独創的な製品ですが、コンテンツがなければただの箱にすぎません。過去にも携帯電話に3Dパネルを採用した例がありますが、すぐに姿を消してしまいました。ハードはよくてもそれを生かすコンテンツがなかったからです。反対に、3Dコンテンツをつくっても、それを映すハードがなければ役に立ちません」
 ニューサイトジャパンはハードとソフトの両方を支援し、3D市場の立ち上がりの障害となっていた「機材の普及が先か、コンテンツの充実が先か」というジレンマを解決することで、新たな需要の拡大を図っているのだ。
 ゲーム、広告、映画などのエンターテインメント分野から医療、科学研究まで、立体視の潜在的なニーズは幅広い分野に存在する。その潜在ニーズを掘り起こし、市場のイニシアチブを取るという同社の戦略の行方は注目に値する。
神田清人氏
代表取締役社長
神田清人氏
パララックスバリア方式で高品位な裸眼立体視を実現
海外で放送されている3DのテレビCM「バドワイザー」
海外で放送されている3DのテレビCM「バドワイザー」
海外で放送されている3DのテレビCM「クロックス」
海外で放送されている3DのテレビCM「クロックス」
 ニューサイト3Dディスプレイの特色は、エンドユーザー向けからアーケードゲームやデジタルサイネージなど商業利用向けモデルまで、総じて価格競争力が高いこと。もうひとつは技術水準の高さだ。狭い範囲でしか立体視効果を得られないものも多い3Dパネルの中で、同社のディスプレイは3D視野角が実に120度にも及ぶ。また、液晶タイプで最大57インチ、LEDタイプで最大380インチという大型化でも群を抜いている。
 こうした低価格、高スペックを実現するベースとなっているのが、パララックスバリア方式という立体視技術だ。神田社長が続けて語る。
「立体映像を見せるには、人間の右目と左目に別々の映像を送ればいい。偏光眼鏡を使わず、裸眼でそれを実現するには大きく3つの方式があります。マイクロレンズで右と左に情報を光学的に分けて送るレンチキュラー式、細かい穴が無数に開いた膜を通すことで右目と左目に違う映像を見させるパララックスバリア方式、そして将来技術であるホログラフィック(3次元投影)。われわれのパララックスバリア方式にはコストが安く、耐久性が高いという特性があります」
 パララックスバリア方式の原理をもう少し細かく説明しよう。2つの小さなピンホールを両目で見ると、右目と左目の角度差から、穴の反対側では左右の目がそれぞれ違うエリアを見ることになる。そこに右目用と左目用の2つの情報を分けて置けば、立体映像として認識されるというわけだ。
 ニューサイト3Dディスプレイは最大で、右目用4枚、左目用4枚の計8枚の像を映す。パララックスバリアを通して、見る角度によってそれぞれ最適な2枚が右目と左目に送られる。このことで120度という広い視野角を実現しているのだ。

「これは多くの人がいろいろな角度から見るデジタルサイネージ向けのスペックです。例えばアーケードゲームのように、見る角度や距離がある程度一定しているものは3枚、低価格モデルでは2枚を2組ずつで4枚といった具合に、コストと用途に合わせて自在に設計できます。このチューニングの広さもパララックスバリア方式のアドバンテージです」
 立体視のためのコンテンツ制作を支援するソフトも同時に開発した。3Dグラフィックソフトに同社のプラグインを組み込むと、1枚のCGから8つの視点の画像を自動的に生成することができる。仮想カメラの間隔や角度は自由に設定でき、クリエイターは視覚的に最大の立体視効果が出る設定を探ることができるという。
 ハードの機材の開発は基本的にドイツで行われているが、本社のエンジニアの面々を見ると、既存の平面ディスプレイ技術のエキスパートとは相当に異なるという。
「3Dディスプレイは2Dのパネルを利用してつくるため、パネル開発エンジニアというよりは、どうやったら人間の脳が3Dと認識するかといったことに造詣の深い、いわば3Dマニアのようなエンジニアが主体です。今後は3D化のビデオドライバ、プラグイン、またコンテンツ制作支援など、ソフト開発関係でも人材需要は増えると思います。3Dというとハードばかりに目がいきますが、実はグラフィック関係のプログラマも活躍できる世界なんですよ。細かい専門スキルよりも発想力が重要ですね」
神田清人氏
3Di オープンソースがWebサイトに仮想3D空間を生み出す
 メタバース(仮想3D空間)のビューアをブラウザに組み込み、仮想空間同士のプログラムを完全互換とすることで、グローバルなエンタープライズ需要の掘り起こしを狙う3Di株式会社。Linuxばりのオープンソースビジネスに向けた、第一歩を踏み出した。
仮想空間サーバーソフトの「OpenSim」は3D版Linux
ネット上での体験型セミナーを想定した「渋谷医科大学」(デモ)
ネット上での体験型セミナーを想定した「渋谷医科大学」(デモ)
「われわれの『3Di OpenSim』は、メタバース(仮想3D空間)を電子決済など既存のWebのさまざまな機能と統合できる、オープンソースのメタバースです。オープンソースであることこそが、ビジネスにおいて利用価値のある技術に押し上げる、最大のポイントだと考えています」
 3Diの取締役兼CTOを務める鎌田卓氏はこう語る。
「メタバースのビジネスがこれまで失敗してきたのは、それぞれの空間がスタンドアロンで広がりがなかったから。パソコン通信でいえば、かつてのBBS(電子掲示板)のような閉じられた世界だった。環境によらず誰もが利用可能なオープンソースのメタバースは、BBSを一気に過去のものにしたインターネットのようなもの。オープン化は必然の流れです」
 米リンデンラボ社のセカンドライフで話題になったメタバース。そのセカンドライフが鳴かず飛ばずだったことで、メタバースを使ったビジネス自体もネガティブに受け取られる傾向がある。だが、企業の多くは意外にもメタバースというコンセプト自体はポジティブにとらえ、2DのWebサイトとは異なるユーザーとのコミュニケーションが可能になると考えている。実際、トヨタ自動車やソニーをはじめ、メタバースの利用例は枚挙にいとまがない。また、ユーザーの人格を投影する3Dキャラクター「アバター」は、既に広く受け入れられている。
 しかし、これまでのメタバースはいずれも専用のソフトを使い、ほかのメタバースと自由に相互乗り入れできないスタンドアロンである。パソコンに余計なソフトを入れる必要があり、高性能のパソコンを使わないと快適に動かないケースも多い。また、商取引においてはセカンドライフのリンデンドルのような仮想通貨が利用されているが、その価値づけにも根拠はない。

「Webブラウザにプラグインの『3Di OpenViewer』を組み込むだけで、誰でも自由にメタバースに登録したり閲覧したりできる3Di OpenSimは、ユーザー参加の敷居が低いばかりでなく、現在のカード決済やWebマネーなどがそのまま利用可能。処理もきわめて軽く、低スペックのネットブックやモバイル程度の通信速度でも動きます。ビジネスに本格利用できる、初めてのメタバースができたと自負しています」
 ベースになっているのは、オープンソースのメタバースプログラム「OpenSim」。世界のエンジニアが自由に開発に参画でき、日々アップデートが行われている。開発には高度なスキルが要求されるが、OSで言えば、Linuxのような存在である。3DiはそのOpenSimの開発におけるメジャーデベロッパーの1社である。
「Linuxにレッドハットなどのベンダーがあるように、メタバース同士の互換性確保やアドインのバグフィックスなど、エンタープライズ向けにクオリティを上げる開発には会社は必要。OpenSimにはIBMなども参画していますが、3Diは開発力、人材とも現時点では世界トップでしょう。市場の潜在可能性の高さもあって、NTTから資金面での支援も受けられています。今後のビジネスの広がりが楽しみです」
 メタバース市場の立ち上がりは始まったばかりだが、Webでの統合は普及の可能性を飛躍的に高めるファクター。今後の成長性や人材需要の発生には大いに期待がもてそうだ。
鎌田 卓氏
取締役CTO
鎌田 卓氏
オープンメタバース開発は「世界にないモノをつくる」仕事
遠方の顧客とリアルに対話しながらショールーム内を案内する「立山ホーム」(デモ)
遠方の顧客とリアルに対話しながらショールーム内を案内する「立山ホーム」(デモ)
複数のユーザーが同時に共有学習できる「3D Speaking Lounge」(デモ)
複数のユーザーが同時に共有学習できる
「3D Speaking Lounge」(デモ)
「当社製品のベースとなっているOpenSimは、オープンソースのメタバースプログラムですが、その開発は技術的にとてもチャレンジしがいのあるものです」
 3Di OpenSimの仕様策定、開発管掌を行ったビジネスプランニング室マネージャーの林宣宏氏は、メタバース開発の面白さについてこのように語る。
 3Di OpenSimがメタバースソフトとして画期的といわれる大きなファクターは、メタバースを表示させるのに必要なビューアを、3Di OpenViewerとして世界で初めてWebブラウザに統合させたことだろう。
 ソフトの開発に携わっているのは18人で、そのうち13人は外国人。OpenSimのコア部分の開発にかかわっているのは6人だが、同分野のエンジニアは世界で約20人といわれ、3Diは最大勢力である。それでもビューアの開発はかなり難航したという。
「仕様としては、メタバースの互換性をもたせるために3Dメッシュ(3DCGのポリゴン生成方式)はサポートしたい、ローエンドマシンでも動くようにしたい、双方向性を最低限もたせるためにモノを触る、見るといった行為を反映させる設計にしたい… …といったことを盛り込んだのですが、これが意外に難しかった」
 ブラウザに統合するためにJavaScriptによる制御方式を取りながら、Ajaxへの組み入れやYouTubeへのアップロードも考慮した設計を行ったが、「ビューアでメタバースを表示させるという部分が予想以上に難航した」という。
「もちろん進化はこれで終わりではなく、これからも動きはより軽く、ビジュアルはより美しく… …と改良していきます。そのためにはWebアプリのエンジニアはもちろん、メタバースを設計するうえで必要な物理シミュレーションエンジニア、グラフィックデザイナーなど、多くの分野のマンパワーが欠かせません」

 今年4月に3Di OpenSimのエンタープライズ版を出して以降、市場からの手応えは着実に増してきている。
「企業がメタバースを商用で使えるようにするため、機能設計だけでなくバグフィックスをはじめ品質管理には、通常のソフト開発とは比較にならないほど力を入れました。ホスティングサービス事業者だけでなく、最近はサンワサプライさんをはじめ企業への直接導入も増えていますが、普及に向けて品質はますます重要になると思います」
 これまでは、世界トップレベルのエンジニアが世界観の段階からシステムを構築していたが、今後は開発のすそ野が広がっていくと林氏は見る。実際に、PC上で3DアバターがVoIPを通じて会話や商談をしたり、会議を行ったりといったことを可能にする技術の潜在需要は、かなり大きいと言われている。
「数年のうちに、Web上でのメタバースは必ずメインストリームになる。今の日本ではわれわれくらいしか手がけていませんが、アメリカなどでは先進的な開発を行う企業がぼちぼち出てきています。普及段階が近づくにつれ、日本でもWeb系の人材需要が着実に増えていくでしょうね。正直、Webの経験がなくとも、創造性をもっている人が大いに活躍できる世界です」
林 宣宏氏
ビジネスプランニング室マネージャー
林 宣宏氏
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高橋マサシ(総研スタッフ)からのメッセージ 高橋マサシ(総研スタッフ)からのメッセージ
よくニュースで見かける3D技術の動向。映画、ディスプレイ、ゲーム、Webサイトとその可能性は広がるばかりですが、はっきり言えば3年先が楽しみです。3Dの映像や動画が実用化され、一般普及している現実があるのではないでしょうか。それが実は、仮想現実だったりして。

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