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サウジアラビアの世界最大級石油プラントが2008年度に稼働! 世界が舞台!住友化学のプラントエンジニア採用計画
業績好調な化学業界において、「老舗企業」とも呼べる住友化学がエンジニアの獲得に動き出した。約90という多様な化学製品のプラントをもつ愛媛工場、そしてサウジアラビアに建設中の世界最大級の石油精製・石油化学コンビナート。エンジニア採用の背景と具体的な内容を聞いた。
(取材・文/総研スタッフ 高橋マサシ 撮影/畠山誠一)作成日:08.06.25
Part1 愛媛工場長が語る住友化学のプラント戦略
 愛媛県新居浜市にある愛媛工場は1913年(大正2年)創業の住友化学発祥の地にあり、事業所面積は約360万m2と東京ドーム約80個分という広大さを誇る。近代から日本の産業を支えてきたそんな伝統の地で、化学プラントに携わるエンジニアの採用計画が進んでいる。
多種多様な製品をもつ愛媛工場と海外事業でエンジニアが不足
 愛媛工場はプラントの総数が約90にもなるという巨大なコンビナートだ。その敷地は3地区に分かれ、新居浜地区ではカプロラクタム、肥料、硝酸といった基礎化学品、大江地区ではカラーフィルター、光学フィルム、耐熱セパレータなどの情報電子化学品、菊本地区ではアルミ系や塩素系の化学品を中心に生産している。
「愛媛工場は多種多様な製品を開発していますし、いくつものプロジェクトが並行して進んでいます。例えば、弊社の得意とする飼料添加物もそうですし、エネルギー分野では2次電池用正極材、耐熱セパレータなどの各種フィルム、自動車用のアルミナ製品など、新しい取り組みも始めています」
 中でも水着やストッキングなどに使われるナイロンの原料となるカプロラクタムは、硫酸アンモニウムを副生しない、独自の製造プロセス技術を開発して多くの技術賞を受賞している。高活性酸化触媒を用いて効率的に塩素に転換する塩酸酸化プロセスにおいても、省エネかつ環境に優しいと評価され、他社への技術供与も多い。

 また、愛媛工場は高い技術力を有するマザープラントとして、海外各地の工場に多くの技術を移管している。MMA(後述)という新素材については、シンガポールやタイ、液晶フィルムは中国、台湾、韓国、ポーランドへと、プラントの建設から運転までを愛媛工場が支援する。
 そんな中で全社を挙げて進めているのが、サウジアラビア紅海沿岸のラービグにおける、世界最大級の石油精製と石油化学の統合コンビナート建設だ。サウジ・アラムコ社との共同で進めており、2008年度中の操業を目指す。
「現在は第1期として千葉工場(千葉県袖ケ浦市)のプラントが主体ですが、今後は第2期も検討中で愛媛工場の製品も視野に入れています。このように愛媛工場内でのプロジェクトだけでなく、ラービグなど海外事業でも多くのエンジニアを必要としています」
上村美農氏
執行役員 愛媛工場長
上村美農氏
総数は未定だが相当数のエンジニアが必要にも
 100年近い歴史をもつ愛媛工場。その中では消えていく製品もあれば新しく興る製品もあり、長期間製造中のものであっても合理化や効率化が日々求められている。
 素材や原料を生み出す巨大プラントと聞くと、一般の人なら同じ工程で何十年もつくり続けていると思うかもしれないが、エンジニアなら常なる技術革新が必要とわかるはずだ。
愛媛工場の塩酸酸化プラント
愛媛工場の塩酸酸化プラント
愛媛工場のラクタムプラント
愛媛工場のラクタムプラント
愛媛工場のラクタム新プラント
愛媛工場のラクタム新プラント
愛媛工場の航空写真
愛媛工場の航空写真。手前から大きな新居浜、大江、菊本の3地区に
「愛媛工場には基礎化学品研究所や情報電子化学品研究所に加えて、プロセス開発を担当する生産技術センターがあります。ここでは新素材の研究から製造プロセス開発、プラントの建設までが一貫して進められますし、転職する方には必ずと言っていいほど自分の専門と合致する分野があると思います。弊社自慢の基幹分野はもちろん、加工組立型のフィルム、有機材料、ファインセラミックスといった新規分野に入って、ぜひわれわれを刺激してほしいのです。求めるのは『変化を起こせるエンジニア』です」
 ひと口にプラントといっても製品、分野、工程などが幅広いため、上村工場長は次のように語る。
「最終的には相当数のエンジニアが必要になるのではないかと考えます」
Part2 製造部:巨大プラントを製造し、改善し、プロセスを考える
 新規プラントの建設に当たっては「研究部門」「製造部門」「工務部門」の協業体制となる。Part2では化学製品の生産を担う「製造部」の部長とそこで働くエンジニアに、仕事内容と転職エンジニアへの期待を語ってもらう。
第一製造部長:手を替え品を替えてアイデアを形にする
個人で課題を見つけてアイデアを出すのが仕事
 新居浜第一製造部には4つの製造課があるが、扱う製品はいずれも生産量が多く、プラントの規模も大きいことが特徴だ。それぞれの製造課の仕事は多岐にわたり、主なものを挙げるだけでも、新製品導入、新規プロセス開発、既存プロセス合理化、操業改善、設備管理・改善、品質改善、海外プロジェクトの担当などがある。
「待ちの仕事はありません。自分たちで課題を見つけ、改善のアイデアを出し、具体的な計画を提案する。それを関係各所に説明して、実行にもっていくのが仕事です。まずはプラントを知ることが大前提ですので、新入社員なら最低3カ月、交代勤務で現場に張り付いてもらいます。ひとりで仕事を担当できるようになるまで、2〜3年はかかるでしょうか」

 プロセス、生産、操業、設備などの改善アイデアはどのように出すのか。何らかのテーマがあっても、その解決方法を見つけ出すのは簡単ではない。嶋津氏は、「パッと浮かんだだけのアイデアはうまくいかない」と語る。
「思いついたら手を替え品を替えて、仲間にも相談して、粘り強くアイデアを練っていく。まあ、それでも思うようにはいかないものですが(笑)、それでも続ける。また、私たちの仕事はほとんどひとりではできないので、周囲に協力をお願いする。折衝能力も必要ですね」
 現状の改良や改善ばかりではなく、リスク管理といった業務も製造部の仕事だ。プラントは基本的に24時間365日稼働しているので、万が一にもトラブルは許されない。日々のデータを一カ所に集めて、その「予兆」がないかを皆で毎日確認しているという。
嶋津泰基氏
愛媛工場
新居浜 第一製造部長

嶋津泰基氏
プロセス開発や工業化の経験者ならチャンスあり
 製造部への転職を考えた場合、必要とされる知識やスキルはどんなものだろうか。嶋津氏は「(化学プラントを設計、建設、運転するための)化学工学の基礎知識は最低条件」としながらも、人柄やコミュニケーション能力による判断も大きいと語る。
「即戦力が欲しいのはもちろんですが、石油化学や基礎化学のプラント設計者、プロセス開発者でなくても構いません。ただ、何らかの製品のプロセス開発や工業化を経験した人はやはり優位です。例えば、規模の小さな企業のプラント設計者なら、その周辺業務を含めてひとりで担当しているケースも考えられます。こうした実務経験にはアドバンテージがあると思いますよ」
 前述の新入社員と同様に、転職エンジニアにも「化学プラントとは何か」から教えていくという。その後は小さなテーマから与え、徐々に仕事を大きくしていくそうだ。
「サウジアラビアで建設している石油精製や石油化学プラントに携わるチャンスもあります。腕に自身のある方はぜひ応募してください。
過去に採用したエンジニア:化学工学の知識と人柄で採用した機械設計エンジニア
嶋津泰基氏  自動車メーカーから設計を請け負う企業の機械設計エンジニアでした。採用の決め手は機械設計のスキル以外に化学工学の知識があり、人物面でも非常に好感がもてたこと。私たちは新人に対して個別に育成計画を立て、ひとり一人に先輩社員をつけて教育していますが、これは中途採用者であっても変わりません。
 また、技術スタッフを経験した後に、20〜30人のメンバーをまとめる製造ラインの管理職になることもできます。ただ、簡単なことではありませんので15年程度はかかります。
プロセスエンジニア:暗黙知を生かした「生産技術の再構築」に取り組む
設備などハード面だけでなくソフト面のプロセスも重要
 山内氏は製造部にある4つの製造課に対して技術支援を行う、遊軍的な製造技術チームに属する。業務内容を例で説明すれば、入社後に初めて担当した炭酸ガス増産のためのプロセス開発。設備を増やすのではなく、従来と同じプラント設備で炭酸ガスを増産するという仕事だ。
「エネルギーや分離の効率を上げるのですが、小さなスケールではできても大きくなると多くの問題が発生するものなんです。トラブルを抑えながらプラントの効率を上げるのが専門です」

 増産などのテーマが決まるとまずは現状の解析を行い、技術面、コスト面からアイデアを出し、方針を決めていく。例えば設備を増やすのか、既存設備に手を加えるのかなどを具体化する。そして、関連部門と協力しながらプラントを建設する。ただし、目的は増産であってプラントの完成ではないので、設備などのハード面だけでなく、運転や管理を主とするソフトの面も彼の仕事だ。
ベテランのスキルを標準化させるプロセス再構築
 「温度や圧力など運転条件や、プラントを動かす作業やトラブル対応などの運転管理を決めます。プラントの設備が止められる日は限られていますので、設備の改良時期は自ずと決まり、仕事は年単位になります。ただ数年前からは、プロセス技術の再構築という大きな仕事に取り組んでいます。やっと半分終わったくらいです」
 団塊世代に代表されるベテラン操作員の退職と若手の減少から、プラントを安全・確実に動かす現場のノウハウが伝承されにくくなっている。プラントは中身が見られないため、例えばメーターを見て現状を把握するには、個人の経験則による部分が大きかったのだ。

 その解決策として、装置や運転方法は従来のままで、技術的な裏付けを取りながら思考のプロセスを標準化し、誰もが操作できるようなプロセスを開発する。いわば「生産技術の再構築」だが、操作員たちが数年、十数年をかけて体得してきた暗黙知を汎用化させるのは並大抵ではない。しかも、求められるのは全体としての最適化だ。
山内真吾氏
新居浜 第一製造部
製造技術チーム

山内真吾氏(33歳)
大学院工学部応用化学科卒業後、2001年に住友化学愛媛工場に入社。製造部製造技術チームに配属。プロセスエンジニアとして3つのプラントのプロセス開発に携わり、現在はベテラン操作員の運転ノウハウを汎用化させるプロセス技術の再構築に取り組む。
「プロセスエンジニアとしては頭の痛いところです(笑)。ただ、形として残りますし、やりがいは非常に感じています。製造業のいいところは、新しい製品が出荷されたり、安くて品質の高いものができたりなど、自分の努力が結果として見えること。世の中の役に立っているのが実感できることだと思いますから」
高度な専門知識があるより、粘り強く踏ん張る人にきてほしい
 化学技術というのは特殊分野ですが、ある程度の素地があれば何とかなると思います。必要なのは、目の前の未知の世界に対して粘り強く進んでいく姿勢。上流の頑張りを出荷へとつなぐ責任をもつのはわれわれですから、踏んばるしかない。この気持ちをもってほしいです。
 私の夢は、プロセスエンジニアとして一から新しいプラントを立ち上げること。一緒にそのプラントがつくれる方ならうれしいですね。
Part3 工務部:プラントを設計、建設し、保全する
 Part3ではプラントの設計、建設、運転、保全を担当する工務部の部長とエンジニアに、仕事内容と転職エンジニアへの期待を語ってもらった。登場するエンジニアは、丸1年のシンガポール勤務を経て今年の3月に帰国したばかりの若者だ。
工務部長:プラント建設全般にかかわるバラエティに富む仕事ができる
設計に終わらずプラント全体に携わるさまざまな業務
 愛媛工場の工務部は大きく設備チームと電気・計装チームに分かれ、前者は機械設備の設計、保全、検査・診断、後者は電気・計装設備の設計、保全、技術という部門をもつ。この2つのチーム以外には企画・設備支援チームと、プロジェクト単位で動くチームとがある。
「工務部の仕事はプラントの設計に始まり、建設や保全も行います。愛媛工場には基礎化学品や情報電子化学品など多様なプラントがあり、設計では機械系が7割、電気・計装系が3割といったところです。エンジニアの出身は化学工学や機械工学などさまざまですが、業務の中で他分野の知識を覚えていきます。私は、エンジニアリングは『経験工学』であると考えております」

 プラント建設では製造部などから「こうしたい」という希望が出てくるので、予算、設備能力、工期など多くの条件を考慮し、関係部門と連携して基本計画を決めていくのが工務部の仕事だ。
 しかし、それだけではない。詳細設計をグループ会社に委託するために基本設計を進め、建設中のプラントの設備や装置の詳細設計、製作状況を確認したり、プラント稼働後の問題の有無を確認・問題があれば改善対応するのも欠かせない仕事となる。
「プラント建設の基本計画を立案するだけでなく、各所との調整や、具体的な保全計画作成も私たちの業務です。非常にバラエティに富んだ仕事だと思いますよ」
村田憲一氏
愛媛工場
工務部長

村田憲一氏
仕事ができればプロジェクトを任せてもいい
 工務部への転職者なら、やはり化学プラントの設計経験者などがベスト。もちろん必須ではないが、その場合は「仕事の幅」が重視されると村田氏は語る。
「メーカーでひとつのことを繰り返ししてきた人ですと、専門性は高いが、仕事の幅が自然と限定されてしまうんですね。例えば、エンジニアリングメーカーである種のプラントの設計だけをしていたエンジニア。プラント、プロセスオーナーであれば、自分のアイデアなどを生かすことができますが、単に設備を受注しただけですと設計図どおりになってその機会はあまりなくなってしまうのです」

 村田氏は、前職の経験にもよるが、できるエンジニアなら早いうちからプロジェクトを任せたいと言う。設計や保全に留まらないプロジェクト全体のマネジメントだ。
「若い人なら30歳くらいで小さなプロジェクトを任せて、自由に活躍してもらいたい。あるいは、技術スタッフとしての実力とマザープラントの知識を2〜3年で身につけて、ラービグなど海外プラントにかかわってもいい。もともと化学メーカーでプラントの設計や保全に携わりたかったが、何らかの事情で化学会社に就職できなかった方。われわれの仕事に興味をもつそんな方であれば、大歓迎ですよ」
過去に採用したエンジニア:業界や職種に限らない多様なエンジニアが転職
村田憲一氏  製紙関連の業界で機械設計をしていた方、化学プラントから出る排ガスの洗浄装置を設計していた方、EPCコントラクター(建設工事を請け負う業者)でプラント建設にかかわっていた方などをこれまで多くの方を中途採用しています。
 このように転職エンジニアの出身業界や専門性はさまざまですが、即戦力になるまでにおよそ2〜3年というところです。教育体制はしっかりしていますし、意欲をもって「経験工学」を通してスムーズに専門外の知識を吸収できます。
設備設計エンジニア:シンガポールで新規プラントの設計を担当
2007年3月から新規プラント建設のためシンガポールへ
 山上氏が入社後に担当したのは、ナトリウム含有水受入設備の設計・建設管理業務。タンクローリーからナトリウム含有水を受けるタンクの材質・容量の設計や、送液・受入ポンプ仕様の決定、それら機器のレイアウトや配管サイズ・ルートなどの設計を実施した。
「その後に担当した業務は水族館の水槽や、液晶ディスプレーなどの材料にも使用されている、MMA(メチルメタクリレート)モノマーのプラント増産検討でした。負荷アップに際して、能力不足が懸念される主要機器をリストアップし、特にコストに影響が出そうな機器を優先して設備検討や予算検討を実施するのです」

 実はこの業務は、06年12月から担当するシンガポールMMAモノマー新規プラント建設の事前勉強のためでもあったらしい。同地では既に2つのMMAモノマープラントが稼働しており、今回3つ目のプラント。シンガポール2期プラントの年間生産量7万tからさらに8万tに増強され、国内の同プラントと比較して倍ほどの生産能力をもつという大きなプラント建設プロジェクトだった。
 山上氏はまず日本で各機器及び配管を含む付帯設備の図面・計算書をチェックし、既設プラントの操業・保全情報、起業時のトラブル情報を折り込むことを入念に行った。機器の現地(シンガポール)据付が本格化した06年末から、プロジェクトメンバーは随時渡星を開始。プラントの心臓部であるリアクター(化学反応装置)の担当であった山上氏はその検査対応のため日本に残り、他のプロジェクト員から一足遅れた07年3月に同国のジュロン島に渡る。
直径8m、重量500tのリアクターに「おお!」
「プラントの品質、コスト、工期を念頭に置きました。いろいろと苦労はありましたが、リアクターが入ってきたときには感動しましたね。何度も立会検査のために機器ベンダー工場に足を運び、基本詳細設計にもかなり時間をかけた機器だったので、船で運ばれて最大級のフローティングクレーンで持ち上げられたときにはもう……。リアクターは直径が約8m、重量が約500tもありますから、岸辺で仲間と『おお!』と唸ってしまいました」
山上広義氏
愛媛工場
工務部 設備チーム 機械設計

山上広義氏(28歳)
大学院工学部工学部物質化学システム卒業後、2004年に住友化学愛媛工場に入社。工務部設備チーム機械設計に配属。愛媛工場内設計業務に携わった後、2004年12月からシンガポール新規プラント建設プロジェクトに参加し、2007年3月〜2008年3月まで現地へ赴任。現在は愛媛工場にて再び設備設計を担当。
 シンガポールでは主に工事品質管理業務が中心だったが、最も時間と体力を要したのは、配管のラインチェックだったという。現地で施工された配管の材質や形状、バルブの使用・操作性や、安全性などをチェックして、問題がある箇所については随時指摘し、改善案を提示、修正までを確認する作業だ。チェック項目は数万件にも上ったという。こうしたエンジニアたちの努力の結果、3期のプラントは07年11月末に完成し、08年の1月から稼働を始めた。

「成功するにしても失敗するにしても、自分の設計したモノが形になるのは楽しいですよ。工務部はプラント建設の予算・工期・品質に責任をもっている大事な部署。やりがいがあります。11月末のプラント完成以降はプラント稼働に向けて製造スタッフが中心に業務を進めていくのですが、プラントに不具合が出たらまたその対策に追われることになります。今回のプロジェクトでは大きなトラブルもなく立ち上がってよかった(笑)」
中長期的視野、責任感、コミュニケーション能力が大切
 中長期的な視野をもてる人、先々のことが想像できてトラブルの前に手が打てる人がいいですね。加えて責任感。何万本のラインチェックを1週間で見ろと言われたら、どうやってでも完遂させる人(笑)。
 コミュニケーション能力も欠かせません。うちは製造やプロセスのエンジニア、プラントを運用する現場の人など、あらゆる人から情報を聞いて現実化させていくのが仕事です。皆さんの協力がないとやっていけませんから。
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高橋マサシ(総研スタッフ)からのメッセージ 高橋マサシ(総研スタッフ)からのメッセージ
愛媛工場に行ってきました。新居浜は空気がおいしくて、しかも澄んでいるせいか妙に遠くの景色まで見えるんです。その景色というのが雄大な四国山脈だったりするんですが(笑)。前日に一泊して松山城と道後温泉を散策したのもいい思い出です。また行きたいなあ。

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