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テックハニー“きゃんち”の突撃☆会社訪問 Vol.22 社長とも直接バトルする!?天井もイスもオレンジな職場 訪問先 シーネットネットワークスジャパン株式会社
今回ハニーが訪問した職場は、天井もイスもそして付せんまで“オレンジ”づくし。しかもその中で日々、激しい“バトル”が繰り広げられているという、その実態は?
(取材・文/宮尾有希 総研スタッフ/山田モーキン)作成日:07.12.17
テックハニー“きゃんち” テックハニー“きゃんち”とは?
「エンジニアにとってこれ以上ない、理想の職場を探し出すこと」を使命に、鋭い突っ込みと癒しの笑顔を使い分け、その職場の特徴を浮き彫りにするTech総研公認レポーター。
家電やモバイル製品など最新の技術に関心が高く、さらにアニメやゲームをこよなく愛する“アキバ系”の素顔には、エンジニアとの共通点も多い。
そんなテックハニーも2年目を迎え、衣装も新しくパワーアップ。毎週エンジニアのことを学習しているブログもグッと深みをましたテックハニーから、今年も目が離せない!?
「ハニー“きゃん”ディー」とは?
天然のはちみつに、“きゃんち”の癒しの想いが込められた、程よい甘さのキャンディー。
効能:疲労回復 モチベーションアップ
テックハニー“きゃんち”の素顔はこちら http://www.girls-record.jp/artists/kyan_art.html
エンジニアのみなさん、こんにちは。テックハニーきゃんちです。あっという間にもう年末ですね! 12月になると、いつも1年を振り返ってしまいます。いろいろな企業さんとの出合いの中で、私も少しは成長できているといいのですが、どうでしょう?? みなさんは、よい1年でしたか?

さて、今回突撃するのは、テクノロジー情報のインターネットメディア配信で有名な企業さん。リアルタイムなニュースと多彩なコラムを配信している編集部の裏側には、どんなエンジニアの働きがあるのでしょうか? 今年1年を締めくくるレポート、気合を入れて行ってきます♪
今回訪問した企業:シーネットネットワークスジャパン株式会社
2003年創立。広い視野と多角的な視点でニュース記事やコラムを提供する「CNET Japan」や、ビジネスにITを導入する関係者に必要な情報を網羅的に提供する「ZDNet Japan」など、テクノロジー情報のメディア配信をアメリカ本社や世界各国の支社と連携しながら行っている。
http://cnetnetworks.jp/
今回案内役のエンジニア:五十嵐 啓人さん(25歳)
今回ターゲットとなるエンジニアは、技術制作G企画制作チームマネジャーの五十嵐啓人さん。25歳の若さで制作チームをまとめる、自称「なんでも屋」の好奇心旺盛なマネジャー。趣味で三線を習っている沖縄マニアでもある。
クローズアップ1:お仕事の中身 マネジャーの仕事は多彩。面白いサイトを作るためにはバトルも辞さない!
お仕事の中身:注目の3ショット!
(1)ITエンジニア御用達のニュースサイト「CNET Japan」 (2)五十嵐さんの仕事の中身は…… (3)さまざまなサイトと連携しているCNET
きゃ:
こんにちは、テックハニーきゃんちです。さっそくですが、五十嵐さんのお仕事について、教えてください!

五十嵐:
当社の業務は、CNETZDNetGameSpotなどのテクノロジー情報配信サイトを運営することです。だから、開発や制作のみの会社ではないんですよ。
 アメリカ本社が配信するニュースを翻訳したり、日本独自のインタビュー記事やコラムを提供したりするのが編集グループ。営業グループは広告を取ることが主な仕事です。私は制作職なので、媒体にかかわらず、彼らの要望を吸い上げて、いかにサイトに反映していくかの部分を担当しています。今は、エンジニア向けの、技術を磨くための情報サイトを新しく作っているんですよ。

きゃ:
写真(1)のCNETを拝見しましたけど、ITをよく知らない私にも読みやすい記事が多くて、楽しいサイトですよね♪ 五十嵐さんのチームは、編集さんや営業さんのアイデアを実際のサイトに反映しているんですね。

五十嵐:
そうですね。要望のすべてを聞くわけにはいきませんから、限られた時間の中で、実現可能なものは何か、今すぐに反映すべきものは何かを見極めて実際に形にすることが、技術的なことを理解しているわれわれの仕事になります。編集グループや営業グループと直接やりとりをして要件を練ったり、技術チームと相談してスケジュールを組んだりしています。

きゃ:
写真(2)で、お仕事をちょっと見せていただきましたが、う〜ん、やることがたくさんあって大変そうです! それから、設計してプログラムを組んで作っていくんですよね?

五十嵐:
ええ、それが技術制作の仕事ですから。でも、それだけではないんです。こういうメディアサイトによくある傾向として、編集や営業が力をもって、技術は言われたことだけをやる下請けのような部署になってしまいがちなんですよね。それでは技術の仕事って面白くなりませんよね。

きゃ:
例えば、どのような工夫をなさっているんでしょうか?

五十嵐:
CNET Japanの編集や営業というといろんなサイトに詳しいというイメージもあるかもしれません。ただ、彼らは営業や編集の目線でそれぞれのサイトを見ているので、必ずしもサービス構築といった視点からは見ていないんですね。だから、要望をそのまま聞くのではなく、彼らの本当にしたいことは何か、というのをうまく引き出してあげるようにしています。その上で、技術的な点から可能になるアイデアや、メディアサイトだけでなくSNSやgoogleやはてななど他サイトの動向を肉付けして返すようにしています。例えば、営業さんが売り上げ向上のためより多くの広告をサイトに増やしたいという話になっても、それでは見づらくなるから、こんなスマートな方法があるよということを意見したり。一緒にサイトを作り上げている実感がやりがいにつながると思うんですよ。

きゃ:
より良いサイトにしていきたい、っていう情熱を感じます!

五十嵐:
技術であっても編集や営業にどんどん意見を言うべきだ、という社風もあります。細かい記事の内容については編集グループの担当ですが、トラックバックで意見を受け付けようとか、サイト全体がどうやったら面白くなるのかは、編集・技術・営業全員で作っていくものですよね。

きゃ:
なるほど〜。だけど、編集さんや営業さんにも、要望を出すだけのこだわりがあるわけですよね? 五十嵐さんの考えとぶつかることもあるのでは?

五十嵐:
バトルになることはよくありますよ! 最終的には、社長や管理職の方に決裁を仰ぐのですが、すんなり通ることばかりではありません。どう相手を説得するのか、コミュニケーション能力が最近やっとついてきたかなぁと思っています。

きゃ:
その若さで、お仕事はバリバリのマネジャーなんですね! いちばんご苦労されるのは、やはりコミュニケーションですか?

五十嵐:
それもありますが、いちばん大変なのは、優先順位を決めることですね。要望が山のように上がってくる中で、今、何を反映すべきか、取捨選択に苦労します。どの部分を残せば、編集や営業がやりたいことの本質的な部分を反映できるのか悩むんです。
 本当はすべてやってあげたいんですけど、技術制作専門の会社ではないので、リソースも限られています。その中で、最大の効率を上げるにはどうすればいいのかが、毎回、正解を探して苦労するところなんですよ。写真(3)のようにさまざまなサイトとの連携もありますし、ウェブサイトの更新にはスピードも必要ですし、のんびり考えてはいられません。

きゃ:
そうやってアイデアを実際にユーザーの目に見えるサイトに落としていくんだから、技術のマネジャーって、責任重大かも! すごいです☆

builder by ZDNet Japan
 五十嵐さんの関わっていた開発者向けの新サイト 「builder by ZDNet Japan」。主に、五十嵐さんはサイトの企画を編集長とつめたり、営業やプロモーション含めたサイト全体のスケジュールを管理しながら、開発をされたそうです。
クローズアップ2:お仕事の職場環境 天井もイスもオレンジづくし! ブランドカラーの行きわたった職場
職場の環境:注目の3ショット!
(1)こちらが五十嵐さんの職場風景。一見、普通ですが…… (2)ロビーの天井がオレンジ! (3)付せんもオレンジ!
きゃ:
では、五十嵐さんの職場を案内していただきましょう。写真(1)をご覧ください! ひろびろとしていて、明るいオフィスですね♪

五十嵐:
ありがとうございます。ここは技術制作のオフィスで、上の階に編集や営業のいるオフィスがあります。

きゃ:
奥のほうに、広いスペースがありますね。給湯室が付いていて、テーブルがあって。ここはなんですか?

五十嵐:
このオープンスペースでは、月に1回、パーティーをしています。強制ではありませんが、みんなで軽食を取ったり、お酒を飲んだり、他部署の人たちとも親睦を深めることができます。前は、各部署もちまわりで企画を出し合ったりもしていました。例えば、高い食材と普通の食材を食べ比べて、どちらが高級なのか当てっこしたりとか(笑)。わいわい楽しんでます。

きゃ:
会社の中で、っていうところが面白いです! 普段はお仕事をしている場所で宴会をするのって、ワクワクしますよね。

五十嵐:
ハロウィンパーティのときには、ガラス張りの社長室に雪のスプレーで落書きしたり、コウモリのシールを張ったりとかちょっといたずらさせていただきました(笑)。パーティもかなり盛り上がりましたよ!

きゃ:
楽しそう! ハロウィンとかクリスマスとか、みんなで盛り上がりたいですものね。いいなあ、私もコスプレして参加したい〜(笑)。

五十嵐:
いいですね、ぜひぜひ(笑)。編集の人は、好奇心旺盛というか、楽しい人が多いので、そういう機会に交流できるのも楽しみなんです。……こちらが、その編集グループのあるフロアになります。

きゃ:
写真(2)をご覧ください! 天井がオレンジです! なんだか元気が出る色ですよね、オレンジって。そういえば、こちらのオフィスは、イスとかマットとか、オレンジ色ですよね? ブランドカラーなんですか?

五十嵐:
ええ、CNETのグッズもオレンジ色ですし、社長がすごくコーポレートカラーが大好きな方なんです。黄色のウィンドブレーカー着て通勤していたのも見たことあります(笑)。そういったこともあり、積極的にブランドカラーが内装に使われています。

きゃ:
写真(3)を見てびっくり。なんと、みなさんの付せん紙までオレンジ色です(笑)。

五十嵐:
小ネタみたいですよね(笑)。でも、みんなオレンジ色が好きになってるんじゃないかなぁ。

きゃ:
会議室のドアもオレンジ色のところがありますよね。あ、名前が外国の都市名になっている。タイペイ、シンガポール……これは、どうしてですか?

五十嵐:
会議室の名前に、CNET Networksの海外現地法人のある都市名をつけているんです。ヨーロッパ、アジア、オセアニアと広いですよ。

きゃ:
かなり多国籍に展開しているんですね。海外と連絡することもありますか?

五十嵐:
それはありますよ。海外からときどきメールがきますし。ただ、私も英語はすごい苦手なのですが、オフィスには海外の方は常駐していないのと、周りの方がフォローアップしてくれるので、あまり困ったことはありません。

きゃ:
う〜ん、日本にいながら、ワールドワイド! かっこいいです☆

クローズアップ3:お仕事の人間関係 自主性を尊重してくれる環境。社長さんとバトルすることも!?
きゃ:
気になる人間関係なのですが、さきほどからお話をうかがっていると、部署の壁とかはあまりなさそうですよね?

五十嵐:
そうですね、先ほども言いましたが、媒体は編集のものという考えではなくて、営業・技術・編集全員で作っていくという風土がありますから。社員数もまだ少なくて、だいたい全員の顔もわかりますしね。営業も編集も技術も、現場は仲良くやっています。

きゃ:
コミュニケーションはどうやって取っているんですか?

五十嵐:
インスタントメッセージ(IM)です。編集と技術ではフロアが分かれていますから、密にコミュニケーションを取るには、IMが便利なんです。本社など、海外ともタイムラグなしに会話できますしね。まあ、時差があるから、なかなか連絡がつかなかったりするんですけど(笑)。

きゃ:
さきほど、社長さんにも決定を仰ぐことがあるとおっしゃってましたが、社長さんと会話する機会も多いんですか?

五十嵐:
ええ。今は直接プロジェクトの会議に社長が参加していたりして、会話をするというより、一緒に仕事を進めさせてもらっているという感じですね。ただ、社長が営業出身の方ということもあって、われわれの考えと異なる場合もあります。だから、バトルになることはよくあります(笑)。でもそういうバトルって個人的には大好きで、社長自体相当な業界経験者の方ですから、そういった方と意見を交わすことで自分が磨かれていくように感じるんですよね。今やっている開発者向けの新サイトのプロジェクトも、社長とのバトルをしていくなかで本当にいいものになってきたと思います。

きゃ:
社長さんの考えを直に聞いて反映できる距離って、いいですよね! なかなかない関係だと思います。

五十嵐:
大会社だとこうはいかないでしょうね。あと、私はあまり夜のお付き合いはしないでさっさと帰るタイプなのですが、ちゃんとお話したい人はいつでも社長が相談にのってくれます(笑)。

きゃ:
25歳で、それだけ裁量できるマネジャー職に就くというのも、早いですよね?

五十嵐:
当社では私より若くしてマネジャーになった女性もいますが、一般的な会社と比べると早いですよね。うちは社長の考えもあって、やりたい人には機会を与えてくれる会社です。私はいろんなことにかかわりたい志向なので、こういうポジションを与えてくれて感謝しています。

きゃ:
それがピッタリ合っていたわけですね♪ そんな五十嵐さんが、これから技術・制作グループに来てほしい人材って、どんな方ですか?

五十嵐:
個人的には、プログラムだけ書きたい人ではなく、編集や営業とも話しをしてアイデアを出せるタイプの人に来てほしいですね。実はうちの会社で一番面白いのは、記事を読んだ後、記事には書いていない行間や、編集の方が取材中に肌で感じたことを、直接聞けることです。だから、ネットの世界が好きで、いい意味で編集さんや営業さんをあおって、もっともっとうちのサイトを面白いものに仕上げていける技術者の方と仕事をしたいです! けっこう忙しい仕事ですけど、一緒に楽しみましょう(笑)。

きゃ:
自社サイトへの愛にあふれるアピールをありがとうございました! これ、疲れを癒すハニー“きゃん”ディーです。残業の合間にどうぞ☆

五十嵐:
ありがとうございます! みんなでいただきます。
五十嵐さんの『エンジニアの野望』
 現在、本社や各国の現地法人と連携する動きがあります。実は、あまり知られていないのですが、全世界のグループ全体で3千人近くの従業員がいて、もっているスキルも相当高いんです。英語は苦手ですが、CNETという外資にいるからには、海外の優秀なエンジニアとコミュニケーションを取り、スキルや仕事の進め方をどんどん吸収していきたいですね。日本だけで満足していてはもったいないです。
 あと、私は沖縄が好きなので、趣味の三線を極めて師範になれたら……と言うのは半分冗談として、沖縄のような地方の面白さを、何かの形でウェブに取り上げていければと思っています。
テックハニー“きゃんち”の『今日の発見』
 若くて勢いがあって、元気な会社さんだなあと思いました♪ 会社のルールも、みんなが試行錯誤していちから作っているベンチャー的なところを感じます。
 それに、社長さんを含めて、みんなで「いいものを作ろう!」ってひとつになっているなあと思いました。若くてもマネジャーをさせてもらえたり、社長さんと意見が合わないときはバトルできたり、自主性を重んじてくれる会社だと思うので、好奇心があって積極的な人には向いているんじゃないでしょうか。あとでCNET、熟読してみます☆
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