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テックハニー“きゃんち”の突撃☆会社訪問 Vol.16 笑いあり、ヒーローあり、ユーモアたっぷりの職場 訪問先 サイボウズ株式会社
今回、訪問したテックハニーを待ち構えていたのは、ヒーロー風?のユニークなキャラクター。そしてそこで仕事をするエンジニアや職場も、キャラクターに負けず劣らずかなり個性的な環境だった……。
(取材・文/宮尾有希 総研スタッフ/山田モーキン)作成日:07.06.22
テックハニー“きゃんち” テックハニー“きゃんち”とは?
「エンジニアにとってこれ以上ない、理想の職場を探し出すこと」を使命に、鋭い突っ込みと癒しの笑顔を使い分け、その職場の特徴を浮き彫りにするTech総研公認レポーター。
家電やモバイル製品など最新の技術に関心が高く、さらにアニメやゲームをこよなく愛する“アキバ系”の素顔には、エンジニアとの共通点も多い。
そんなテックハニーも2年目を迎え、衣装も新しくパワーアップ。毎週エンジニアのことを学習しているブログもグッと深みをましたテックハニーから、今年も目が離せない!?
「ハニー“きゃん”ディー」とは?
天然のはちみつに、“きゃんち”の癒しの想いが込められた、程よい甘さのキャンディー。
効能:疲労回復 モチベーションアップ
テックハニー“きゃんち”の素顔はこちら http://www.girls-record.jp/artists/kyan_art.html
エンジニアの皆さん、こんにちは! テックハニーきゃんちです。いよいよ梅雨入りですね。雨雲に負けないくらい元気いっぱいなレポートをお届けすることで、少しでも皆さんの気分を明るくできるよう、今日も頑張っていきたいと思います♪

今回突撃する企業さんは、ビジネス向けのグループウェア開発で有名なところです。「ビジネスソフト開発」と聞くと堅そうな社風をイメージしますが、会社に個性的なイメージキャラクターがいたり、面白い施設があったり、一風変わっているのだとか。では、そのなぞを解明するためにも、さっそくレポート、行ってきます☆
今回訪問した企業:サイボウズ株式会社
1997年設立。企業向けビジネスソフトの開発・販売を軸に、ネットワーク関連、通信事業を行う。代表的な製品であるグループウェア「Office6」「ガルーン2」は、初心者ユーザーにも使いやすいインターフェースと機能で広く普及している。社長は青野慶久氏。
http://cybozu.co.jp/
今回案内役のエンジニア:嶋田陽介さん(24歳)
今回ターゲットとなるエンジニアは開発本部の嶋田陽介さん。2005年に新卒で入社し、社内システム開発を経て、現在「ガルーン2」チームに配属されているプログラマ。学生時代から趣味でプログラム開発を行っていたという勉強熱心な若手のホープ。
クローズアップ1:お仕事の中身 プログラマも営業に同行し、ユーザーの声をダイレクトに聞ける
お仕事の中身:注目の3ショット!
(1)サイボウズのヒーロー“ボウズマン”ときゃんち夢のツーショット!? (2)「ガルーン2」を早速、試してみるきゃんち (3)嶋田さんの“もうひとつの顔”。エンジニアなのに編集長?
きゃ:
こんにちは! テックハニーきゃんちです。さっそく嶋田さんのお仕事内容を教えていただきたいのですが、その前に、どうしても入り口にいた、写真のマネキンが気になって仕方ないんですっ(笑)。あれは何なんでしょうか?

嶋田:
あれはうちの企業キャラクターのボウズマンです。考えたのは社長なんですよ。まだうちの会社が無名だったころ、展示ブースにあれを置くことで待ち合わせスポットに使ってもらえたりと、会社の認知度アップに貢献してくれています。

きゃ:
ちゃんと戦略的な理由がおありなんですね。いったいどんな会社さんなのか疑問に思ってしまいました(笑)。そのサイボウズさんの中で、嶋田さんはどのようなお仕事をなさってるんでしょうか。

嶋田:
私は新卒入社で現在3年目です。1年目は社内システムの構築を担当し、2年目から、「ガルーン2」という企業向けグループウェアの開発チームにプログラマとして配属されました。不具合対応や細かい仕様変更を行ってきましたが、これから「ガルーン2」の新バージョンの開発に入るところです。

きゃ:
それが写真のシステムですね。じゃあ、まだまだこれから新しい経験がいっぱい待ってますよね♪

嶋田:
ええ。学生時代から趣味でウェブアプリなどを作っていたので、本格的に製品を開発できることにワクワクしていますよ。

きゃ:
皆さんが使ってくださるんですものね。やりがいがありそう!

嶋田:
本当にそうなんですよ。それに、サイボウズは企画から開発、営業、販売、ユーザーサポートまで自社で行っているので、エンドユーザーの声がダイレクトに聞こえてくるんです。私は、直接「ガルーン2」をお使いのお客さまからご意見を伺いたくて、会社に希望を出して、何度か営業に同行したことがあります。受託開発を行っている会社では、なかなか味わえないことだと思います。

きゃ:
それは作る側としては励みになりますよね! サイボウズさんに入社しようと思われたのは、そのあたりも理由なんでしょうか?

嶋田:
もちろん、そうです。はじめは大企業を受けていましたが、ひとつの会社ですべてを行っている会社のほうが、いろいろと勉強できて面白いと思ったんですよ。当時サイボウズの社長だった高須賀が、リクルートさんの就職ジャーナルでインタビューに答えていた内容も、会社の規模のわりにグローバルで視線が高くて、感動しました。それに、会社説明会もダントツで面白かったし、社員の方の雰囲気もよくて、ここならずっと働けるんじゃないかと思いました。

きゃ:
実際に入ってみて、いかがでしたか?

嶋田:
思ったとおり、とても働きやすいし、開発以外にもいろいろなことを勉強させていただいてます。実はプログラマ以外のこともやっていて……名刺にもあるのですが。

きゃ:
名刺の肩書は……「開発本部 CYDN編集長」。えっ? 嶋田さん、編集長なんですか!? 「開発本部」という部署名のあとに「編集長」と続くところが気になる〜(笑)。

嶋田:
これ「さいどん」と読むんですけど、技術者向けにサイボウズの開発情報を公開しているサイトなんです。いろいろな部署から6人ほど集まって編集部を作っていて、社内のプログラマなどにインタビューして記事を書いています。僕が一番年下なのですが、なぜか編集長をやっていて、写真は校正をしている図です(笑)。これが、めっちゃくちゃ楽しいんですよ!

きゃ:
営業さんに同行したり、ウェブ雑誌を作ったり、ぜんぜん開発とは違う仕事も楽しめるなんて、すごくパワフルですよね〜! スゴイなあ☆

クローズアップ2:お仕事の職場環境 笑いを大切にする環境。フリースペースや会議室もユニーク
職場の環境:注目の3ショット!
(1)オフィス全景。窓の外からは東京ドームや後楽園が一望 (2)ギャグマンガで笑いのセンスを磨く? (3)ダーツだけじゃない、充実のフリースペース
きゃ:
嶋田さんがお仕事をされているオフィスがこちらの写真です。明るくてキレイな職場ですよね☆ 一人ひとりがパーティションに仕切られている席と、机がつながっている島とがありますが、どう違うんですか?

嶋田:
席替えごとに、集中して開発したいチームはパーティションの席を選びますし、わいわい話し合いながら進めたいチームはつながっている島を選びます。

きゃ:
嶋田さんの席はつながっている島ですね。どの席を選ぶかは、どなたが決めるのでしょうか。

嶋田:
プロジェクトのリーダーです。リーダーの裁量権はけっこう大きくて、チームごとにリーダーのカラーが出るんですよね。「コミュニケーションのじゃまだ!」と言って、いっさいの仕切りを取り払ってしまったチームもありますよ。そこのリーダーは「うちのチームで大切なのは笑いだ!」と言って、マンガの『稲中卓球部』を全員に読ませていました(笑)。

きゃ:
『稲中』ですか、濃いですねえ!(笑)。それで写真のようにマンガが置いてあるんですね。本当にリーダーごとにいろいろなんですね。服装も皆さん自由な感じですし。

嶋田:
客先に行くとき以外は、開発者は服装をうるさくは言われませんね。たぶんテックハニーさんの格好で出社いただいてもOKです(笑)。そのチームに限らず、基本的に笑いのセンスを大切にする会社なんです。新人のとき、私はある研究をして社内向けにプレゼンテーションを行ったのですが、そのとき当時のCTOから「勉強にはなったけど、笑いがなかったね」とダメ出しをされましたよ……。

きゃ:
CTOからですか! あのボウズマンといい、ユーモアを大切にする気風なんですね。サイボウズさんの入社試験を受ける皆さん、面接でちょっと笑いを入れたら採用されやすいかもしれませんよ!(笑)

嶋田:
ボウズマンはグッズも販売していますしね。社歌があるんですけど、ささきいさおさんに歌っていただいています。

きゃ:
ええっ! 超有名なアニメソングシンガーさんじゃないですか、すごい! なぜささきいさおさんなんでしょう?

嶋田:
サイボウズの導入を検討してくださる部長さんたちは「宇宙戦艦ヤマト」世代ですから、話のタネになるという、上の人たちの配慮ではないでしょうか。この間、YouTubeにうちの社歌が上げられていたので「誰が上げたんだ!?」と思ってみたら、なんと社長でした(爆笑)。

きゃ:
社長自ら! ささきさんファンもたくさんいることだし、それってすごい広告戦略ですよね。はあ〜、なんだか思いがけないお話ばかりで、呆然としちゃいます。写真みたいに、会社にダーツなんか置いてあるし!

嶋田:
ここはフリースペースで、みんなが集まってお昼を食べたり、休憩をしたりする場所なんですよ。

きゃ:
窓が大きくて、眺めもいいですね。家具もステキなものがそろっているし、すごく居心地がいいです。あっ、マッサージチェアまでありますよ! あの、あとで座っていいですか?

嶋田:
どうぞどうぞ、社員もけっこう使ってます(笑)。職場環境としては、ほかに会議室もユーモアが効いているんですよ。「京都」という名の会議室は竹と畳が使われていて和室仕立てですし、「松山」はミカンの色、「沖縄」はリゾートっぽい家具を使ってます。

きゃ:
きゃー、ホントだ、「京都」は和食のお店みたい! 会議のたびに気分転換にもなって、いいかもしれませんね。工夫がいっぱいで、楽しいです☆

クローズアップ3:お仕事の人間関係 仕事中は集中。社員同士のラジコン遊びからアイデアがひらめく!
きゃ:
気になる人間関係ですが、稲中をみんなで読んだり、CTOが笑いのセンスを要求したりと、楽しそうですね。

嶋田:
そうですね、人間関係は、かなりいい雰囲気です。仕事についての会話も活発だし、よくみんなで飲みにも行きますよ。飲み会のときは、グループウェアのスケジュールに予定を入れて、参加者しか内容を見られない非公開設定にして、好き勝手にコメントをつけてみんなで盛り上がったりしています。遊びでもありますが、そうやって自社製品上を使い込むことで、問題点を見つけたり、次の改善のネタになったりすることもよくあるんですよ。

きゃ:
確かに、テストのためにテストするより、本気で使ったほうが、ユーザーとしての立場で使い勝手がわかりますよね。皆さんは、お仕事以外でのお付き合いもあるんでしょうか?

嶋田:
まったく強制ではありませんが、社内の部活動があります。野球、フットサル、ダーツ、写真、エクストリーム、軽音楽部などいろいろです。あ、ニンテンドーDS部もありますよ。

きゃ:
いいなあ、入社したいですっ(笑)。そこで部署を超えた交流があるんですね。嶋田さんは、お仕事のうえでは、どの部署の方々とかかわりがあるんでしょうか?

嶋田:
仕事の流れをご説明すると、まずプロダクト管理部がお客さまのご要望を吸い上げ、要件として企画します。それを私たちプログラム部隊が実際に設計に起こして、ユーザーインターフェースをデザインしているUI部と連携しながら開発します。

きゃ:
企画、開発、デザインって、それぞれ主張が食い違うこともありそうですね。

嶋田:
それぞれがプロとして誇りをもっていますから、そういうこともあります。企画はお客さまのご要望を最大限に生かしたいし、UI部は使いやすいデザインにこだわるし、われわれはそれを実現する責任がある。当然、企画されても実現できないことはありますし、UI部のデザインどおりにいかないこともありますが、どこの部署の立場が上ということはないので、フラットな立場で話し合って決めていくことができます。中途採用の人も多いので、発言力に偏りがないんです。

きゃ:
中途採用では、どういったエンジニアさんがいらっしゃるんでしょうか?

嶋田:
いろいろですね。もっとのびのびと開発したくて、受託開発の会社から転職してきた人もいます。年齢が上がってマネジャーのポジションにされそうになったけれど、自分は開発一本で行きたいといってうちに来た人もいますよ。うちは年齢だけでマネジャーを決めませんし、プログラマを極めたい人にはその道が用意されているんです。マネジャーとプログラマでは適性が違うと思うので、いい制度なのではないでしょうか。

きゃ:
嶋田さんみたいに、営業さんに同行したいエンジニアにも機会をくれるし、一人ひとりの個性を大切に考えている会社なんですね。皆さんのコミュニケーションが活発で、雰囲気がいいのも、そのためかもしれませんね。

嶋田:
会社のキャラからして、このボウズマンですからね。開発の会社なのに、個性的でユーモアのある人が多いんですよ(笑)。

きゃ:
嶋田さん、今日は本当に、楽しいお話をありがとうございました! これ、モチベーションアップするハニー“きゃん”ディーです、皆さんでどうぞ!

嶋田:
ありがとうございます、いただきます!
嶋田さんの『エンジニアの野望』
これから「ガルーン2」の新しいバージョンを本格的に開発するので、まずはそこでいろいろなことを吸収し、エンジニアとして成長することが目標です。それに、ひとつの会社に企画、開発、営業、ユーザーサポートのすべてがそろっている強みを生かして、製品を作る流れをひと通り経験したいです。開発者が企画からすべてオペレーションできるようになれば、非常にスピーディーにアイデアを形にできるようになりますから。将来的には、情報共有のノウハウを生かして、もっと身近で一般の人たちが使えるコミュニケーションツールを開発できたらいいですね。まだ具体的な形は見えませんが、頑張りたいと思います。
テックハニー“きゃんち”の『今日の発見』
 システム開発の会社さんとは思えないくらいユーモアにあふれていて、楽しくレポートできました。ボウズマンの姿は、もう忘れられません(笑)。会議室やフリースペースも、変わっているだけじゃなくて、すごくセンスがよくて、最先端のシステムを作っている会社だから、感性を磨くことも大切に考えてあるのかなと思いました。
 コミュニケーションに笑いのセンスが要求されるというお話もありましたが、「笑い」って、人間関係の潤滑油だと思うんです。ちょっと面白いことを言ったり、人を笑わせたりすると、その場が和むし、スムーズに話が通ったりしますよね。それを意識的に取り入れているなんて、ステキな会社だと思います。私も見習っていきたいです☆
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