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Tech総研3周年記念「職場の名言」スペシャル 塚本教授、きたみりゅうじ、小倉優子も感動の職場ドラマ「あなたが上司でよかった!」部下を目覚めさせた涙の名言
Tech総研3周年を記念して、エンジニアの「職場の名言」を大募集。クレイジーエンジニア塚本教授、きたみりゅうじさん、小倉優子さんら豪華審査員を迎え、それぞれ心に響いた名言に白熱した審査が繰り広げられた。その模様をとくとご覧あれ!
(取材・文/羽塚順子 総研スタッフ/宮みゆき)作成日:06.05.10
グッとくる名言とエピソード500件以上から厳正審査!
 Tech総研3周年記念特別企画として「職場の名言」を募集したところ、合計500件以上もの応募をいただいた。その名言とエピソードを以下の3部門に分け、事前審査を経てノミネートされた80作品を豪華ゲスト陣が審査。3回にわたってその審査の模様をお伝えする。今回は、熱いエピソード満載の「上司の名言」から!
(1)「上司の名言」部門
やる気になったひと言、トラブル時の名言、叱咤激励など、上司から言われて心にしみたひと言とエピソード。
(2)「同僚・ライバル・営業の名言」部門
(3)「顧客の名言」部門
Tech総研3周年記念「職場の名言」審査員プロフィール
常識に縛られない!クレイジーエンジニア代表
神戸大学工学部教授 塚本昌彦さん
“ウエアラブルの伝道師”の異名を持ち、常にウエアラブルコンピュータを身につけている金髪・カラーコンタクトの名物教授。シャープの研究室から大阪大学教授を経て、04年より現職。「自分で予言したことをエンジニアは自分で実現できる」との名ゼリフを吐く教授の感性は、どんな名言を選出するのか?
神戸大学工学部教授 塚本昌彦さん
エンジニアの生態をリアルに描く!SE代表
イラストレーター きたみりゅうじさん
SE時代の経験を基にした “IT業界の勘違いクリニック”を連載中。現在はフリーのイラストレーターおよびライターとして活躍する彼が、ソフトウェア開発会社で7年におよんださまざまな経験から、読者からの名言を厳しい目で選出。「SE時代はかなりひねていた」と自称する彼の選んだ名言は?
イラストレーター きたみりゅうじさん
エンジニアにも大人気!トップアイドルゆうこりん
タレント 小倉優子さん
02年「日テレジェニック2002」に選ばれてデビュー。「こりん星からやってきたゆうこりん」として、エンジニアはもちろん、全国民に親しまれるトップアイドル。バラエティ番組、テレビCM、グラビアなどひっぱりだこの、もはやエンジニアにも劣らないハードな芸能界の第一線をひた走る彼女の心に響いた「職場の名言」とは?
タレント 小倉優子さん
現場感覚を語れる!エンジニア読者代表
システムエンジニア 角田直行さん
六本木ヒルズのIT企業に勤務する、現役システム開発者。エンジニアとしてのブログを立ち上げ、同業者たちの生の声にも日々接する彼に、読者と最も近い視点から、リアルで等身大の意見を語っていただいた。さて、読者代表の選んだ名言とは?
システムエンジニア 角田直行さん
現場感覚を語れる!エンジニア読者代表
Tech総研 前編集長 前川タカオ
1989年リクルート入社。『ケイコとマナブ』『仕事の教室』など社会人向け学習誌編集長を歴任して、04年4月より Tech総研編集長。06年4月からリクナビ・就職ジャーナル・リクナビCAFE編集長に。部下を育てながら激務に いそしむ前川のハートにささった名言は?
Tech総研 前編集長 前川タカオ
こんな上司に出会いたかった!「上司の名言」にゲスト審査員たちも感動
 「上司の名言」176件の応募作品から、はっと気づかされた言葉、上司との強い信頼関係を築いた言葉などを厳選。早速、審査員の方々の心に響いたひと言を選んでいただいた。
きたみりゅうじさんが選んだ「部下の目を開かせる」上司の名言
名言No18「前提は与えられるものと思うな」
 設計初心者時代、「与えられたものだけで設計するのがエンジニアじゃない」と思い知らされた。これを機に、現場経験を通じ、隠れた前提を引き出す力をつけようと決意したひと言。(生産技術/29歳)
名言No20「自分でできることは、頭を下げてほかの人にやってもらえ。お前は、誰にもできないことをやれ!」
 仕事をすべて自分で抱え込み、精神的にも目いっぱいになって上司に相談したときの言葉。個人の頑張りの限界を悟ったと同時に、本当に信頼されていると感じ、胸が熱くなったひと言。(システム開発/30歳)
きたみ: 僕は「面倒を見ている部下の目を開かせてあげる」ことと、「一歩前に進ませてあげる」ってことが、上司の役割だと思うんですよ。エンジニアって、言われた枠の中でやろうとして、しかもそれで仕事ができたつもりになっちゃうことが多いんですよね。それで、18番はちゃんと自分で考えて、できるようになることを気づかせてくれる言葉かなと。
前川: うんうん。この名言を寄せてくれた人は、「元の職場に戻ったら、ひと味違う設計ができる自信がある」と加えています。自分で考えてできるようになった結果ですよね。
きたみ: そうですね。もうひとつは20番。ある程度仕事ができるようになってくると、「自分がやらなきゃ」って何でも抱えちゃう。僕もそういうところが強いんですけど。でも、そこでどれだけほかの人に仕事を振って、次のところに自分をもっていけるかを導いてくれる言葉として、これはいいと思いましたね。
前川: ちなみに、きたみさんはこんなことを言ってくれる上司がいました?
きたみ: いないですね。いたらフリーになってないです(一同、笑)。
基本的に僕は上司から丸投げの仕事をしていましたから、「君がいてくれて助かったよ」といった感じの名言は、「そりゃおまえ、仕事を丸投げして楽してるだけだから助かるだろうよ!」って言い返したくなっちゃって、ひねた見方しかできない……。そう、ひねくれた人間になっちゃったんです(笑)。
角田: ひとりで作業をやってると、閉じこもって自分だけで解決しようとしちゃうし、周りも見えなくなって、時間ばかり過ぎていく。そんなとき、こんな言葉をかけられたらグッときますよね。
きたみ: そう。20番の人は「個人の頑張りの限界を悟った」ってコメントされているんですけど、それを悟らせてくれたのは、エライ上司だなあって思いましたね
 

ゆうこりんが選んだ「一緒に頑張りたくなる」上司の名言
名言No18「俺も手伝うから、一緒にやっていこう」
 連日長時間労働を強いられる中、新しい仕事のルールが決まり、さらに仕事が増加……。そんなときに相談した上司から言われ、「ひとまずやっていこう」と決心したひと言。(生産技術/25歳)
名言No16「お前は昔の俺そっくりや」
 上司の仕事のやり方に納得できずににらみつけていたとき言われたひと言。左遷された経験がある一本気な上司。「俺と同じ失敗をするな」と言いたかったことに気づいた。(機械設計/29歳)
前川: ゆうこりんにとって上司に当たるのはどういう人になるのかな。
小倉: うーん、先輩でもないし、マネジャーさんとも違うし……(困り顔)
前川: じゃあ、事務所の社長さんとかは?
小倉: 社長とも話しますけど、何でも自分でやる社長で、毎日朝から夜中まで働いてたりするので、お休みがほしいとか、あんまり言えないんです。みなさんは、そういうことってないんですか?
角田: 社長や上司が頑張っていると、自分も頑張らないと、っていうのはありますね。
前川: 確かにそうですよね。ゆうこりんには、社長さんが疑似上司みたいなイメージで、話してもらえるといいかもしれないですね。何番の名言がよかったですか?
小倉: はい、優子がよかったのは6番です。同僚の人に言われるならわかるんですけど、上司から言われたら、すごくうれしいと思うんです。優子もやっぱり周りのスタッフの人たちが一生懸命やってくれているから、「頑張らないと」って思いますし、友達で就職してる子たちと話してると、どんなお仕事もすごい大変なんだなって思うんです。
だから、きっとエンジニアのお仕事してる人とかも、ずっと一人でやってるんじゃなくて、こんなふうに声をかけられたら同じ気持ちになるのかなって。
前川: ゆうこりんは、上の人から言われて嫌な言葉ってあるの?
小倉: 言われたことはないんですけど、お仕事を「やらされてる」って思うと、何でやってるのかわかんなくなっちゃうから、そういう言葉を言われたら、嫌になっちゃうかなとか思います。
前川: ゆうこりんの主体性を大事にしてくれるかどうか、ってことだね。もうひとつの名言は?
小倉: 16番です。優子も例えば、「すごいわかる!」とか「一緒一緒!」とか言われると、共感をもてたり、その言葉だけでお友達になりやすいことってあるんですよ。だから、上司にもそっくりだって言われると、すんなり「ああそうだな」と思ったりできるのかなって。距離の近さを感じられるみたいな。
前川: こういうの、大事ですよね。どんな言葉でも、上司と部下の間で信頼関係がないと、心には響かない。その信頼関係をつくるきっかけに、共通体験があると、ぐっと距離が近づくんですね。
 



角田さんが選んだ「安心させて士気を上げる」上司の名言
名言No8「5人に聞けば5回だよ」
 新人時代、同じ質問をしたら「2回も同じこと聞くな!」と怒鳴られ、落ち込む中、ある上司から「新人は聞くことが仕事。ひとりに1回を5人に聞けば、5回も聞けるんだよ」と言われ、視点が変わり、希望がわいた。(ソフト系/26歳)
名言No33「やることやっているんだから残業つけていいぞ」
 経費削減のため厳しい残業規制が敷かれたが、仕事にならない。そんなとき、部署の上司が、「必要に迫られてやったことに関しては堂々と残業をつけなさい」ときっぱり。上司の言葉にこたえるべく、業務の効率化に励んだ。(回路・システム設計/36歳)
角田: 新人時代や初めての業務プロジェクトに携わるときって、わからないことだらけなのに、質問するのって勇気がいる行為なんですね。「こんな簡単なことを聞いて怒られないか」とか考えちゃうし、「こんなことも知らないのか」なんて言われたら、ものすごいショックで、結局、自分の殻に閉じこもっちゃう。だから、8番のような言葉をかけられると、すごくリラックスして仕事に取り組めると思うんです。
前川: 人に聞けないということが、プレッシャーになってしまうんですね。
角田: そうです。「1回は聞いていいよ」っていうことは、「2回は聞いちゃいけない」っていうことですから、もうそこがプレッシャー(笑)。特に新人は聞いていくことで成長していくので、そこを上司がくみ取って「何回でも聞いていいよ」って安心させてあげるのは、すごく大事だなあと思います。
塚本: これって、逆にこちらから聞きまくれと言いたいのかな?
角田: 聞くチャンスというのは1回だけじゃなく、5人いたら5回もあって、要は2回、3回と忘れてしまっても4回目、5回目で覚えればいい。そういう言い方で安心感を与えていると僕は解釈したんです。
塚本: うんうん、なるほどいろいろ解釈できて、おもしろい言葉ですね(うなずく)。
前川: もうひとつの名言は?
角田: 33番ですね。これは結構シリアスな問題。「残業は月に20時間まで」みたいな、会社のローカルルールが暗黙であったりするけれど、いろんな要因でスケジュールどおりにいかない。要は自分の責任だから、残業時間はつけられないって気持ちになっちゃうんです。悪く言うと、会社側もそういう心理につけ込んで「サービス残業しろ」みたいな暗黙の押し付けが、この業界には多いんですね。だから、こういう上司がいてくれると、士気が上がりますよね。
 


塚本教授が選んだ「新規性と適用性を感じた」上司の名言
名言No22「思ったとおりには動かない。つくったとおりに動くんだ」
 ソフトウェア開発の仕事を始めた新人のころ、「こう動くはず」と、作ったソフトが正常動作せず、悩んでいたとき上司に言われたひと言。動かないのは作った自分のせいなんだと、考えが変わった。(システム開発/31歳)
名言No18「前提は与えられるものと思うな」
 設計初心者時代、「与えられたものだけで設計するのがエンジニアじゃない」と思い知らされた。これを機に、現場経験を通じ、隠れた前提を引き出す力をつけようと決意したひと言。(生産技術/29歳)
塚本: 一応、私なりに審査基準として3つ考えました。ひとつは面白さ。「なるほど、面白いな」「そんなの聞いたことないぞ」と思う新規性ですね。もうひとつは「なるほどな」という説得性。3番目には、広い人に当てはまるような適用性ですね。その基準で選んだものを今、探しますんで……(ウエアラブルを見つめて操作)。
角田: それは、こう……3Dでピュッって出てくるんですか?
きたみ: これ見てたら、自分だけの世界になりますよね。キアヌ・リーブスがぶわーって出てくるような(笑)。
塚本: ええ、あっ、見つかった。22番、これは「できないことをやれ」っていうむちゃな話だけど、ちょっとひねった表現になってて面白い。新しい時代の上司といったイメージを受けたんですけど。
前川: もうひとつはいかがですか?
塚本: えっと(ひたすらウエアラブルをのぞきながら操作)、見つけるのに時間かかるもんで、待っててください(一同、爆笑)。
きたみ: 「思ったとおりに動かない」っていうのはすごくいい言葉なんですよ。新人の子って、最初につくってバグが出て、「いや、動くはずなんです」って必ず言う。で、「おまえが書いたとおりに動いてるんだから、おまえが間違ってるんだよ」って、まずぴしっ!とやられるんですよね。
角田: 自分の理解できないことをOSとか環境とかのせいにしちゃうのってありがちですよね。そうすることで、自分のつくったものは正しいって前提で考えてしまって。「いや、そうじゃない。もう1回見直してみよう」って意味で、こういうひと言は大事ですよね。
塚本: なるほど。そう言われると、あんまり新規性はないか……。難しいですねえ(笑)。あー、すみません、見つかりました。もうひとつは18番。当たり前と言われれば、そんな気もするんですけどね、これは設計に限らず、いろんな場面でも言えることだと思うので、エンジニアにとって応用できる言葉かなと。
前川: 僕も基本コンセプトとして、上司は育てることがいちばんの役割だと思ってるんで、まずは主体的に考えさせる機会をつくるという意味で、きたみさんと塚本教授の選んだ18番はいいと思いますね。今までと違うことをやるということは、新しい仕事の筋肉がストレッチをかけられて、伸びる機会になるんですよね。
 



前川タカオが選んだ「育てる力を発揮した」上司の名言
名言No27「それは俺が判断するものか?」
 顧客からのクレームにあわてて上司の指示を仰いだところ、この言葉。これを機に、上に話すべきもの、自分で判断すべきものの区別をつけるようになり、上司となった今では自分が多用。ただし、この言葉を言ったら最後、部下の判断に口出しはできない。(システム開発/32歳)
名言No32「ギアも遊びがないと回転しないだろ!」
 毎晩残業続きの中、上司に「少しペースを落としたほうがいいぞ。ギアも遊びがないと回転しないように、仕事も余裕をもって進めないと効率が落ちるからな」と声を掛けられ、気持ちが楽に。(機械設計/35歳)
前川: 皆さん挙げていただいたとおりで、ホントにいい名言ばかりなんですけど、僕はね、さっきも言ったとおり、上司に最も大事なのは「育てる力」だと思うんですよ。ゆうこりんの主体性という問題もそうで、やらされ感があると、人って前向きに取り組めないから、仕事を任せることが大切。その視点から僕が選んだのは27番。きたみさんは、もしかしたら「あれっ?」と思うかもしれないですけど。
きたみ: えっ?(笑)
前川: この言葉、取りようによっては丸投げのようなんですけど、スタート期には仕事を手取り足取り教えてもらう期間が必ずあって、そのままいっちゃうと、いつまでも指示待ち人間になっちゃう。で、部下の成長スピードに合わせてタイミングを見ながら、次は委任するというときに視線を切り替えられる言葉かなと。今まで全部上司が判断していたのに、突然こう言われると、はっと気づくと思うんですよ。
一同: (うなずく)
前川: それともうひとつが、ある期間の中で目標を一緒に決め、それに向かっていくプロセスを応援して、結果を評価してあげるサイクルを回していくことも、上司として非常に大事かと。でも、そういうプロセスで、仕事に没頭して周りが見えなくなる瞬間ってありますよね。
塚本: 普通に言えば普通のことばですが、温かく強い視線で信頼する上司に言われるとジーンときますね。
前川: それでオーバーヒートしちゃう前に、クールダウンさせてあげるのも必要なわけです。そのときに、32番のような言葉で休ませてあげるとか、「今はこの部分をやらないでいい」って判断してあげることが大事で、それを象徴する言葉だなと思いました。
角田: 27番の方は、最後に「ただし、この言葉を言ってしまったら最後、部下の判断に口出しはできない」って書いてある。これは上司にとっても、言ったがために全責任を負わないとならないんで、けっこう重いひと言ですよね。
前川: ホント、そうなんですよね(一同、うなずく)。
 


いよいよ「上司の名言」最優秀部門賞審査に。最終決定は混戦模様を呈し……。
エンジニアでよかった!「上司の名言」部門最優秀賞発表!名言No27「それは俺が判断するものか?」(システム開発/32歳)
きたみ: みなさんの意見がかなり分かれたので、いったん、ご自身が選ばれた名言以外で、今までの説明を聞きながらいいと思ったものを挙げてもらえますか? 
塚本教授は、いかがですか?
塚本: はい、これ、探すのに時間かかるんで(ウエアラブルを指差す)、すみませんけど自分で出した2本だけにしといていただけますか(笑)。実際は、どの言葉もその場にいて聞いたら感動すると思うんですけど、コピーとしては、僕は22番が面白かったんで。
角田: 僕は小倉さんが選んだ16番の『お前は昔の俺そっくりや』って言葉。そっくりとまで言わせるぐらい上司と共感できたとなると、すごく強い信頼関係ができたんじゃないかと。その希少性という意味でもいいと思います。
小倉: 私は27番の『それは俺が判断するものか?』って言葉なんですけど、普段から冷たく放ってる上司さんだったら嫌ですけど、優しい上司さんに言われたらいいなって。ちっちゃい子も、どんどん任せると責任感が生まれるっていうから、任せるのも必要なのかなと思って。
きたみ: 僕は今の小倉さんと同じ27番。もうひとつは8番の『5人に聞けば5回だよ』ですかね。
角田: 27番がいいですね。これを言うには上司もすごく勇気がいる。しかも「全部お前に任せるよ」って言った後もフォローしなきゃいけない。そういう意味で、言葉に重みがすごくあるんで、いいなと思います。
前川: わかりました。では、僅差ですが、上司の勇気と責任感が勝ったということで、27番の『それは俺が判断するものか?』を上司の名言大賞とさせていただきます。よろしいでしょうか。
(満場拍手)
世の上司パワーを見せつけられた、ハイレベルな熱戦!
 盛りだくさんの心打つ名言に、編集部内審査でもとりわけ評価が高かった上司部門。ゲスト審査員の方々に各2点を選んでいただく過程で9作品もの候補が残り、絞りきれないという波乱の展開に。そして大いに盛り上がった審査の結果、部下の成長を促すだけでなく、上司の強い責任感と覚悟が評価され、No27の名言が最優秀部門賞に輝いた。選ばれなかった作品群も、いずれ劣らぬ名言ばかり。特に新人時代は、心に響く言葉をくれる上司との出会いが、部下のその後を大きく左右するということを強く感じさせられた、今回の審査会だった。
こんな感動名言も!惜しくも選考漏れしたノミネート作品をご紹介!
モチベーションをアップする名言
「ネットは人間が創った小宇宙だ!」
 「アイデアさえ浮かべばネットで展開できる」が口癖の上司。「そんな案は形にできない」としり込みする部下たちが、なぜかできる気になってしまうひと言。営業からのクレームさえも快く聞き入れ、「宇宙だよここは、何でもできる!」と背中を押してくれる。(システム開発/24歳)
「たまには仕事を早く切り上げて帰宅するのも、技術者に必要な能力のひとつだよ」
 新製品開発の追い込みの時期、連日深夜まで残業して四苦八苦していたときの上司のひと言。その日は定時で帰宅、翌日はリフレッシュして、八方ふさがりだった解決の糸口が見つかった。(研究、特許/38歳)
チームワークを大切にする名言
「問題というのは個人の中だけで抱えていたのでは問題にならない。チームで共有してこそ初めて問題になるんだ」
 新米だったころ、個人的な作業上の問題を自分の知識とスキル不足のせいにしてひとりで悩んでいた。作業チームの何人かが同様の状態に陥ったときの進捗会議での上司のひと言。知識や経験より、チームワークが大切であると認識した。(システム開発/28歳)
「ついていくではなく、俺たちが支える」
 新社長就任が決まったとき、社長に「ついていきます」と軽く言ってしまったが、後になって上司から「ついていくんじゃなくて、俺たちが支えるんだ」と言われ、ジーンときたひと言。(サービスエンジニア/25歳)
テンパった気持ちをほぐしてくれる名言
「100%で仕事をするな」
 自分がいっぱいになると、人のことを考える余裕がもてなくなる。余裕をもって仕事をしなければ、視野を広くもつことはできないし、管理するという仕事は人の人生の一部を預かるということだと気づいたひと言。(品質管理/29歳)
「プロジェクトはお前ひとりが頑張ったから動くもんじゃない」
 順調に作業を行っていた中でミスをしてしまい、チームリーダーに怒られてしまったとき、プロジェクトリーダーにかけられたひと言。ひとりでがむしゃらにやっても意味がない、と悟った。(コンサルタント/25歳)
はっと目を覚まさせてくれる名言
「なんでもできる!」は「なんにもできない!」
 システム導入の際、選定先の営業から「なんでもできます」的なセールストークを聞いていた上司のひと言。確かに納得できた。(システム開発/34歳)
「技術力とは、1%の技術と99%の人間性だ」
 新技術の吸収についていけなくなりそうになったときに上司から言われた言葉。技術力は人々がつくってきた積み重ねを抽出し組み合わせることで、それを支えるものは人間性。技術が乏しいと卑下しなくていいと思えたひと言。(システム開発/38歳)
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ご応募いただいた「上司の名言」はそのエピソードを読むと、どれも私の心をキューンと打つものばかりでした。それはこれまで言われたことがあった経験やら、過去に言ってほしかったひと言やら、これからの上司に望むことまでいろいろと・・・・・・。共通していたのは、上司に言ってもらったひと言で成長できたという部下の感謝の気持ちがジーンと伝わってきたこと。ここで紹介しきれないのが悔しいくらいです。きたみさんの審査会裏話も同時公開していますので、こちらもどうぞご覧ください!
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