メガドライブ(※8)
1988年にセガが発売した16bit家庭用ゲーム機。デュアルCPUになっており、真っ黒な機体に16-BITと金字で書かれていた。メガアダプタを使うと、マークV、マスターシステムのゲームも遊ぶことができ、「メガCD」というCD-ROMドライブを追加する周辺機器も1991年に発売され、多くの名作を生んだ。特に、アメリカでは多くの人気を獲得した。
BEEP(※9)
1984年にソフトバンクが創刊した、日本最初の家庭用ゲーム機専門誌。BEEPはその後も、「BEEP!メガドライブ」「SEGA SATURN MAGAZINE」とずっとセガのゲームを追い続けていく。全タイトルを読者に採点させ、その結果を掲載する読者レースが人気で、上位よりも最下位争いが話題を集め、常に読者の話題に上っていた。
「ギアがちゃ」(※10)
シフトレバーを激しく操作すると、車から煙が立ちのぼり、その間はスピードが落ちないというテクニック。ギアがちゃをすると、減速してしまうはずの道も、スピードを落とさずに進めたため、より速くゴールすることができた。
バーチャファイター2(※11)
1994年にセガが発売した3D対戦型格闘ゲーム。初代のバーチャファイターが、世界初の3DCG格闘ゲームであり、その後の格闘ゲームに多大な影響を与えた。本シリーズはコンピュータソフトウェアに歴史的な足跡を残したと評価され、スミソニアン博物館にも展示・保存されている。
「ワンコインクリア」(※12)
ゲームをコンティニューせず、1回分のお金だけでクリアすること。
R-360(※13)
1990年にセガが発売した大型体感筐体。ソフトとして戦闘機フライトシミュレーター「G-LOC」、レーシングゲーム「ラッドモビール」などが搭載された。上下左右の揺れでは物足りない、360度回転するものを!というコンセプトで作られ、縦に360度回転する外枠と、さらにその内側に別方向に360度回転する内カゴを取り付けた二重構造の筐体となった。
複数のCPUで処理(※14)
通常は1つのCPUで処理をするため、複雑な処理ができないが、アフターバーナーは16ビットCPUを2個使い、地表の風景を変化させ、軌跡を描いて飛び回るミサイルなどを表現し、家庭用ゲーム機ではできないようなグラフィックを実現した。
ゴールデンアックス(※15)
1989年にセガが発売したアクションゲーム。剣と魔法で敵を蹴散らしていくファンタジー系のアクションで、横スクロールなのだが、奥行きがあった。2人同時協力プレイが可能。敵からドラゴンを奪って乗れたり、3人のキャラが大地の魔法、炎の魔法、雷の魔法を繰り広げる、豪華なグラフィックが特徴。
エフェクト(※16)
音声や映像の効果のこと。ゲームでは特殊効果のすべてを表すことが多い。派手な魔法の演出や乗り物などの動き、攻撃が発動したときの輝きなど、効果が多いほど、華やかなグラフィックに魅せられる。
多重スクロール(※17)
複数のスクロールを使った処理。背景の高さや遠近感などを表現するため、スクロールを重ね合わせ、違う速度で動かし、奥行き感のある演出を行える。例えば戦闘機の下に流れる風景、空の風景、自分の敵とは違うところで戦っている敵戦闘機の動きなど、臨場感を演出できる。
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