SE・プログラマといえば、世間のイメージは「コンピュータの専門家」だってこと。 苦手な人はとことん苦手な分野であるだけに、おおこれ幸いとサポートセンター扱いされるのも少なくないと聞きます。 じゃあSE・プログラマさんならパソコンのことって何でもわかって当たり前？さてさて、それは以降の物語をご覧あれ。

SE・プログラマといってもその仕事内容は様々なので、ひとくくりに「知ったこっちゃない」としちゃうと、それはそれで語弊があります。けれども、SE・プログラマさんが「市販パソコンの新機種情報」を網羅してるかといえば、それはやっぱり知らない人の方が多いのではないでしょうか。
個人的にパソコン好きで情報収集してる人なら別でしょうが……って、その場合は自作に走っちゃったりもするしなぁ。そういや私なんかもパーツ単位なら多少わかりますけど、メーカー製パソコンのことなど、これっぽっちも知りません。
そんなわけで「パソコンのこと教えて」と聞かれると、「専門家に聞きなさい」と思ってしまうのが正直なところです。この場合の専門家とはパソコンショップの店員さんとかであって、決してプログラマの側ではありません。
これがなかなかわかってもらえないんですよね。「それでもオレよりは知ってんだろ」とか言って。
ただ、単純に「専門家の手によって背中を押して欲しいだけ」の場合も多いので、そういう場合は素直に「その人が欲しがってるであろうメーカー名」をお勧めするようにしています。注意点としては、後日その人の前でそのメーカーの悪口だけは言わないこと。
今どきはどのパソコン買っても大ハズレなんかないでしょうから、これで万事めでたしめでたし…と。