デンソーを志望したきっかけは、環境に貢献できる製品を作りたいという思いがあったから。デンソーには「高い技術力」はもとより、「それをどのように使って環境に貢献するか」を考えて働くことができる職場がある。そう確信して入社したのを覚えています。
未来社会を支えるキー・テクノロジーになるであろう、スマートグリッド。現在、私はそのスマートグリッドの要となるHEMS（Home Energy Management System）の高性能電池パックの開発を担当。クルマへの給電を含めた総合的なエネルギーマネジメントシステムに適合した電池パック開発を行っています。実現には高度なネットワーク制御が欠かせません。制御は、パワーエレクトロニクス製品などデンソーの得意とする技術。その制御を中核として、技術を磨いていけるのは魅力です。
また、研究開発、半導体、ハード、ソフト、通信、生産技術など、社内のさまざまな部署から広範囲の要素技術を有する専門家が集まっており、現場が一体となって、時代を見越したクルマのさらなる省エネ技術を磨いていけるのも魅力ですね。社内には中途入社者も多く、みんな前職の要素技術を活かして働いています。
転職して思うのは、求められるスピードが格段に速く、レベルアップが要求されるということ。二次電池の制御や熱管理技術が求められる中で開発が加速化し、任される仕事もどんどん大きくなっています。また環境面では予算の投資はしっかりしてくれるし、エンジニアにとってデンソーは良い環境が揃っていると思いますよ。私はここで、専門的な技術を持ちながらも、開発・設計・製造を含めた幅広い知識を持った技術者を目指しています。