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転職エージェントからのオファーが来ない原因は、あなたのまとめ方にあった!

「レジュメの思い込み」解消します!

一生懸命レジュメを入力したのに、転職エージェントからのオファーが全然来ない…。それはもしかしたら、あなたのレジュメのまとめ方に問題があるのかもしれません。
良かれと思ってやっていることが、実は企業にとっては的外れで、「ここをもっと知りたいのに!」「なぜここが空欄なの…」とガッカリさせているケースが多いようです。
今回は、数多く見られる「レジュメへの思い込み」を取り上げてみました。思い込みを正せば、欲しいオファーを受け取れる可能性がぐんと高まるはずですよ!

2009年2月25日

実は、これらはすべて「思い込み」だった!
思い込み1

企業が重視するのは、キャリアプランや自己PRより職務経歴だよね?

「重視しているのは、何がやりたくて転職を考えているのか。そこが不明確だとオファーしづらい」(製薬/採用担当)

「転職においては、過去の経歴が何より重視されるでしょ?だから、職務経歴欄の充実に力を入れました!」――この意見、間違ってはいませんが、職務経歴欄ばかりに力を入れて、他の項目がおろそかになっているとしたら、方針を変えたほうがよさそうです。
転職は「未来のキャリア」につながるもの。企業にとっては、職務経歴ももちろん大切な要素ですが、「自社の業務がこの人の今後のキャリアプランに沿っているか、同じ方向に突き進める仲間になれるか」も判断したいのです。そのため、キャリアプランや自己PR欄が空欄だと、それだけでオファー対象から外すという企業もあるほど。これから何を手掛けていきたいのか、仕事でどんなことを成し遂げたいのかも、しっかり書き入れましょう。

職務経歴も大切だけど、それよりあなたの「未来への展望」が知りたい!

いくら自分の職務経歴に自信があっても、それだけでは評価はされない。「なりたい自分」もレジュメにしっかり表現しよう。

思い込み2

転職にかける熱意を伝えたいから、職務経歴欄にも「自分の思い」を盛り込みました!

「文章が長すぎると、頭の整理ができない人、コミュニケーションがうまくない人だと感じてしまう」(不動産/採用担当)

自身のキャリアをアピールしたいがために、職務経歴欄にまで熱意をふんだんに盛り込んでしまう人がいるようです。
「社運をかけた一大プロジェクトに抜擢され…」「仲間と一致団結して新サービスをカットオーバーしたときは涙が…」などなど、職務経歴欄が壮大な物語仕立てになっているケースもあるとか。自身の職歴に並々ならぬ思い入れがあるのはわかりますが、企業が知りたいのは、その経験から何を学んだのか、そしてその経験を元にどういうキャリアを歩みたいのか。独りよがりの書き方は、むやみに職務経歴欄を長くするだけで、企業をうんざりさせてしまいます。読み手のことを考えて、わかりやすいまとめ方を心がけましょう。

職務経歴はわかりやすければOK。「思い」よりも「何を得たのか」が知りたい。

熱意マンマンの職務経歴を、長々と読まされる採用担当者の身になってみよう。職務経歴はわかりやすく、簡潔に…が基本。

思い込み3

キャリアプランが決まっていない場合は、無理に書かないでもいいよね?

「転職したい理由がわからないと声をかけづらい。できれば本人の希望に沿ったオファーをしたいですから」(通信/採用担当)

「今後のキャリアプランがまだ不明瞭。無理やり入力するのも変だよね?」――確かに正論ですが、欲しいオファーが届く確率は残念ながらガクッと下がります。
キャリアプラン欄は、企業が最も重視する項目といっていいほど。もし、今後のキャリアの方向性に迷っているならば、「迷っているという事実だけでもいいから入力してほしい」というのが企業側の意見なのです。例えば、「今後の方向性に迷っているからこそ、幅広い企業からのオファーを受けたい」と入力されていれば、空欄よりはずっと企業の目を引きます。なお、入力内容に困ったからといって、入力例をコピー&ペーストするのは厳禁。コピペとわかった瞬間に、企業の気持ちはすっと冷めます。

マッチングを測る重要なポイント。漠然としたものでいいから何か書いてほしい!

いろいろな目標があって決めかねている人も、その事実を書き入れよう。あなたのキャリアの方向性がつかめないと、企業は動けない。

思い込み4

なるべく多くのオファーがほしいから、希望項目は「こだわらない」にしといた。

「地方の会社なので、勤務地が希望と合っているか心配。『こだわらない』だけでなく何か補足がほしい」(住宅/採用担当)

オファーがほしいという理由で、希望条件欄の「従業員数」「勤務地」「年収額」などをすべて「こだわらない」にしているならば、それは思い違い。本当に「こだわらない」ならばいいのですが、少しでも希望条件があるならば入力したほうが検索に引っかかる確率が高まります。例えば年収の項目などは、「希望額を正直に入力したら印象が悪くなるのでは?」と躊躇する人もいるかもしれませんが、企業側から見れば希望を考慮してオファーが出せるし、あなたにとっても条件の折り合うオファーを得られる可能性が高まるのです。
「年収○○万円以上が希望ですが、絶対ではない」、「東京希望ですが、やりたい仕事であれば地方も検討します」など補足説明を入れたければ、キャリアプラン欄などを使ってひと言添えるといいでしょう。

ホントにこだわらないならいいけれど…少しでも条件があれば書いて!

ガチガチのこだわりはなくとも、例えば「引越はしたくない」「関東圏がいい」など何らかの条件があるならば説明をするべき。

思い込み5

職務経歴欄なんだから、ブランクの説明はしなくてもいいよね?

「説明がないと、その間何をしていたのかといろいろ想像してしまい、あまり良い印象は持ちません」(不動産/採用担当)

現職と前職の間にある、わずかなブランク。職務経歴を伝える欄だし、ごく短い期間だから、特に説明せずスルーしてしまおう――。その気持ちはわかりますが、どんな短いブランクでも採用担当者は必ず気付きます。
なぜブランク期間が生じたのか備考欄で説明しておかないと、いらぬ詮索をされてしまうので逆に不利。もしもオファーが来たとしても、面接〜選考と進む過程で必ず聞かれます。いきなり突っ込まれてアタフタしないためにも、レジュメの段階で説明しておいたほうが結果的にラク。「ブランクを無駄にせず、スキルアップのための勉強をした」「自身のキャリアをじっくり考える期間に充てた」など前向きに伝えると、より好印象です。

目に付くポイントなので、なぜブランクが生じたのか備考欄で説明してほしい。

採用担当者はレジュメを読むプロ。少しの不整合もすぐに気付くもの。ヘタに隠して印象を下げるより、レジュメの時点で説明したほうが◎

思い込み6

もうレジュメは入力したし、あとはオファーが来るのを待つだけだよね?

「小売は人の動きが早いので、レジュメの更新をしていない人は転職先が決まったのだろうと判断する」(小売/採用担当)

記入項目が多いためか、一度レジュメをすべて入力したらそれで満足してしまう人が多いようですが、レジュメは定期的に見直してブラッシュアップをしましょう。特に、今後のキャリアプランなど、「未来への思い・展望」に変化が生じたら、随時入力し直すと◎。レジュメの更新日時は、登録者の転職意欲を測る材料にもなっているため、頻繁な更新は転職エージェントからのオファーの可能性をぐんと高めます。
希望項目欄についても、もし希望条件に変更が生じたらこまめに修正を。「この人に転職エージェントからのオファーが送りたいけれど、希望条件に添えないから送れない…」と断念していた企業が、動き出すかもしれませんよ。

頻繁に更新してあるレジュメのほうが、転職意欲の強さを感じます!

レジュメの更新日は、実は隠れたチェックポイント。ステップアップへの意欲をアピールするためにも、定期的に見直す習慣をつけよう。

まとめ

読み手の気持ちに立つことが
オファー獲得の近道と心得よう!

レジュメについて、「果たしてこんなまとめ方でいいのだろうか」と迷ったら、まずは読み手の立場に立って読み返してみましょう。独りよがりの書き方は、それだけでイメージダウン。読みづらくはないか、自分のスキルや思いが的確に伝わるか…客観的な視点で読み返してみれば、何が欠けているのかわかるでしょう。
思い込み以外に注意すべきなのは、レジュメを通して内容に一貫性があるかどうか。入力項目が多岐にわたるため、項目ごとに入力する人が多いようですが、それにより「職務経歴欄では既存のスキルをアピールしているのに、キャリアプラン欄を読むとキャリアチェンジを目指しているらしい」など、整合性が取れなくなっているケースが目立ちます。一貫性に欠けたレジュメは、「この人の考えていることはわからない…」という不信感につながります。あなたという人物が明確に伝わるレジュメの作成が、希望に沿ったオファーにつながると心得ましょう。

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