今から、アピールできることをつくればいい
人よりアピールできることなんて、みんなが持っているものじゃないよ。俺だってないもん。
じゃあ、どうすればいいか。今までアピールできるものがなかったということは、これからつくるしかないよね。別に、新しいものをわざわざ見つける必要はない。あなたには、目の前に応募してみようと思う会社があるのだから、その会社を研究すればいいわけだよ。「御社のことをこれだけ知ってます」というアピールをするのさ。
あなたにとっての会社は、生活していくための給料をもらう場なんだろうけど、会社側からしてみれば、あなたが会社のためになってくれないと困るわけだ。だから、行きたい会社の情報を集めて徹底的に調べあげてさ、「自分がどうやってどれだけ会社の役に立つか」という“ウソ”をいっぱいつけばいい。
“ウソ”というと聞こえは悪いけど、そもそも売り込みなんて、みんなウソでしょ。実践していないことはすべてがそう。その会社で、どれだけあなたが役に立つのかもわからないよね。実際に仕事をやって業績を見られてから入社するわけじゃないんだからさ。つまり、何を言っても真実ではないわけだよ。それなら、遠慮しないで相手が喜ぶことはたくさん言ったほうがいいってことだよ。
本気でやりたかったらとことん調べる
俺だって、もし本気で「どうしてもこの役をやりたい!」と思ったら、その役についてとことん調べるよ。ただ「やりたい」って言ってるだけじゃ、何の根拠もないからさ。それでもし結果がダメでも、入れ込んで勉強した分、実際に役をやったのと同じくらいの力はつくんだよ。
まだ、全然転職活動を進めていないみたいだけど、職務経歴を書いただけで「何もない」と思い込んでしまってるだけじゃないだろうか。行きたい会社のことをとことん調べてみなよ。きっといろいろと言いたい言葉が浮かんでくるはず。業種や会社によって違う言葉になるだろうけど、できるだけ“会社をのせるコトバ”にして攻めるんだ。それでもし入社できたらしめたものだし、自分でアピールした言葉通りになるよう、頑張るんだぞ。