退職理由はセクハラです。転職の面接で必ず言わなければいけませんか?
以前の会社でセクハラにあい、退職しました。転職先を探していますが、面接で退職理由を聞かれた時、デリケートな話なのであまり言いたくありません。どうしても言わなければいけないのでしょうか?
(C・Mさん、ほかからの質問)
必ずしも言わなければいけないということはありません。
退職理由とは、主観的なものです。客観的な事実である職務経歴を隠すことは経歴詐称になるため不可能ですが、面接時にネガティブな退職理由を強調せず、前向きな志望動機を積極的に伝えて、カバーすることは十分可能です。
したがって、「さらに専門的な業務に携わりたかったので」といった本来の理由に代わる転職理由を考えておき、面接時に伝えるのがよいでしょう。しかし、以前の会社での業務内容・スキルとの食い違いが起きないように注意することがポイントです。
また、退職理由よりも、今後の仕事に対しての具体的な展望や提案などに比重をおいて話を進めるほうが、前向きな意欲を伝えることができます。
ちなみに、セクハラとは、「相手方の意に反した、性的な性質の言動を行い、それに対する対応によって仕事を遂行するうえで一定の不利益を与えたり、またはそれを繰り返すことによって、就業環境を著しく悪化させること」と厚生労働省によって定義されています。
この内容は、2010/10/13時点での情報です。
(文責:編集部)
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