たかだまなみです。
みなさん2017年2月24日（金）からスタートした「プレミアムフライデー」はご存知ですか？
【解説：プレミアムフライデーとは】
月末の金曜日は15時など早めに仕事を切り上げ、夕方から買い物や飲食、旅行などを楽しんでもらう…という政府や経団連が推進している消費喚起のキャンペーン。導入企業の広がりと、経済効果が期待されている。
テレビや新聞などで、徐々に報道されるようになってきましたが、まだまだ認知率は高くない様子。そこで今回は私が実際に街頭で認知率調査インタビューしてきました！
まずはビジネスマン・インタビューの”聖地”新橋へ
ビジネスマンへの街頭インタビューといえば新橋！
2月上旬のとある平日、プレミアムフライデーをご存知かどうかを伺いました。さらに来る2月24日に会社でプレミアムフライデーが実施されるのか。また、仕事が15時に終わるなら何をしたいか聞いてみました。
▲「ニュースで見たことはあるけど、うちの会社には関係ないかなぁ……。」
▲OL風の2人組にも聞きました
「接客業なので関係ありませんけど、もし早く帰れたらエステとか行きたいです。」
▲職場の同僚だという皆さん
「金曜早上がりなんてうらやましい！スノボ行きたいけど、職業柄私たちは難しいです。」
▲あ、イケメン…イケメンだ…イケメンにも聞いておこう…
「もし早上がりできたら、スポーツしたいですね。サッカー好きなので。」
▲新橋でのプレミアムフライデー認知率は、知っている人の方が少し多い結果に。
＜その他 新橋で聞いたコメント＞
- 知っているけど、管理職だと使えないと思う（50代 会社員 男性）
- 東京の会社だけのものだと思っていた（30代 地方から出張で来ていた男性）
- 飲みに行きたいけど、15時から飲食店はやっているのか（40代 会社員 男性）
- 経理なので、忙しい月末は休めない（30代 会社員 女性）
プレミアムフライデーという言葉を知っていても、実現はまだ先と感じる人が多く見られました。しかし今後の導入を期待しているという方は多数！とある経営者さんは「取引先がプレミアムフライデーを導入してくれたら、こちらも休めるんだけど。」と言ってました。自社、関係会社を含め”みんなで実現していくプレミアムフライデー”ということかもしれません。
続いて夜の新宿ゴールデン街へ
▲私の働いているゴールデン街のお店でもご意見聞いちゃいます！
最近は海外からの観光客でにぎわうゴールデン街。個性的なお店がたくさん並ぶこの街で、常連さんたちはどのくらいプレミアムフライデーについて知っているのでしょうか。
道行く人にお伺いすると「戦後に”サマータイム”っていうのが欧米から日本に入ったことがあったけどいつの間にかなくなっていた。今回もそうなるのではないか。」という意見や、
「”月末プレ金アート”というタイトルで、早く仕事を終えてアートを見に行こう！というような企画ができたら面白いですね。」と言うアーティストさんもいました。アイディア次第で、飲み会以外の金曜日がうまれそうです。
▲私が働く、とあるスナックの常連さん「俺たちは毎日プレミアムだから、あんまり関係ないな！」
＜新宿で聞いたコメント＞
- 聞いたことないです。大きい会社に勤めてると恩恵があるのかな（30代 塾講師 男性）
- うちは開店するのが遅いんで、お客さんが早くにできあがっちゃうと困る（40代 スナックのママ）
- どうせ朝まで飲むので、関係ありません（50代 会社員 男性）
- 開き直って飲めるので、金曜よりも水曜のほうがありがたいです（40代 会社員 女性）
- 金曜夜に舞台をしたら人が集まるのではないか、と期待しています（20代 役者 女性）
新宿ゴールデン街での認知度は、新橋に比べるとやや低めでした。仕事が早く終わればさらに飲める！と喜ぶ方がいる一方、お店の方には朝まで飲んでくれる人が少なくなるかも……という声もありました。
▲新宿ゴールデン街での結果はやや、知らない人が上回りました。
<まとめ>
「プレミアムフライデー」認知率は50.6%
実際に利用予定の人は13% (2017年2月時点）
本格始動はこれから、というところでしょうか。プレミアムフライデーを導入できない代わりに、違う日に早上がりを検討している会社もあるようで、働き方を見直すきっかけになるのは良いことですよね。
ちなみに、私は何度か海外でホームステイをさせてもらったことがあります。15時には家族全員が揃い、庭でBBQをしたり、映画を観る時間があるのってすごいと感動しました。お父さんは家族で夕食をとってから街に出て飲んだりするんです。こういうのもアリ！な時代も来るかもしれませんね。
月末の金曜日が多くの人にとってハッピーな時間になるよう期待を込めて、これからも皆さんのプレミアムフライデーをウォッチングしていきます！
※今回の調査は、新橋・新宿で合計85人の方にお伺いしました。ご協力ありがとうございました。
【筆者プロフィール】
たかだまなみ。島根県松江市出身。スーパーのつくダメ男好きを卒業し、幸せな家庭を築くことができるのかを自身で実験する、株式会社たかだまなみを設立。「ウェブ婚活にサードウェイブを」をスローガンに、ネットでお婿さんを募集中。
撮影・編集：鈴木健介
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