マンガ『ジョジョの奇妙な冒険』に学ぶ、「ついてない」と思った時に思い出したい言葉――大事なことは全部マンガが教えてくれた

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(©LUCKY LAND COMMUNICATIONS / 集英社)

「マンガ」のあるシーン・ある言葉に、ハッと気づきを与えられたこと、勇気づけられたこと、ありますか?

普通に仕事をしているだけでは、なかなか気づくことのできなかった考え方など「マンガから学べた!」ってこと、あると思います。そんな仕事に人生にジンジン効いてくるマンガの1フレーズを、紹介する「大事なことは全部マンガが教えてくれた」シリーズ。今回は、アニメ化も決まった大人気マンガ『ジョジョの奇妙な冒険』(©LUCKY LAND COMMUNICATIONS / 集英社)より、「ついてない」と思った時に思い出したい言葉をご紹介します。

「ついてない」ときをどうやって乗り越えるか

日々仕事をしていて「ついてないな…」と思ってしまう瞬間はありませんか?

普段は起きないようなことが起きたり、嫌な知らせが重なってしまったり。そういうとき、「ついてない」からといって、運気が回復するのを待っていても仕方ありません。

そんな、「ついてない」と思った時に思い出したい1フレーズがこちら!

ぼくは自分の『運』をこれから乗り越える!!

(©LUCKY LAND COMMUNICATIONS / 集英社

岸辺露伴は、ある日街中で、やたらと「ジャンケンしよう」と声をかけてくる少年に遭遇します。あまりのしつこさに応じていると、最初の2回は勝てたものの、3回目にしてついにジャンケンに負けることに。その瞬間、岸辺露伴のスタンド「ヘブンズ・ドアー」の1/3が、その少年に吸収されてしまいます。その少年は5回中3回ジャンケンで勝ったら相手の能力を吸収できるという力を持ったスタンド使いだったのです。

続く4回戦、心理戦の果てに出したジャンケンで、またしても露伴は負けてしまいます。2敗から2勝したその少年は、露伴が今「下り坂」にあると指摘し、それに対して自分は割れたガラスが空から降ってきても一切傷がつかないほどの強運を身につけていると言い放ちます。

そこで露伴は、ジャンケンに先駆けて、相手の前に「パー」を突き出しました。そしてこう言うのです。

ひとつだけ言っておこう
君はぼくを乗り越えると言ったが………、
君よりも9年も長く生きてるから教えてやろう……
他人を負かすってのはそんなにむずかしい事じゃあないんだ………もっとも『むずかしい事』は!
いいかい!もっとも『むずかしい事』は!
『自分を乗り越える事』さ!
ぼくは自分の『運』をこれから乗り越える!!

(©LUCKY LAND COMMUNICATIONS / 集英社)

8,568通り、あなたはどのタイプ?

運を自分の力で乗り越える

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その勝負、露伴は透明になる力を持った仲間の協力を得て勝利します。「自分には強運が身についている」と思い強気になっていた少年の隙をついたのです。そしてこう言いました。

おまえは自分の『強運』だけを頼った
ぼくは自分の力で運を変えた…
自分を乗り越えるってのはそーいうことなんだぜ

(©LUCKY LAND COMMUNICATIONS / 集英社)

「ついてない」と思うことが続いたとき、「ついてないから仕方ない」で終わらせてしまっていたら、いつか運が向き始めるまで何も改善しないままになってしまいます。自分ではどうしようもないところに原因を求めても、事態は何も変わらないのです。

であれば、そんな「ついてない」状況の中でも、自分に何ができるのか、この状況を打破する方法はないか、と考えた方が、事態は改善の方向に向かいやすくなるのではないでしょうか。

自分の外部にある環境や運の影響は決して小さくないですが、その中でも常に自分にできる何かを見つけ、事態の改善を図っていく。ビジネスパーソンとして強く意識したい部分です。

>>『大事なことは全部マンガが教えてくれた』シリーズ 大事なことは全部マンガが教えてくれた

監修:リクナビネクストジャーナル編集部

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