今すぐ使える?気になるデジタル系広告枠の値段と掲載方法のまとめ – 2015夏

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どんなビジネスモデル、サービス、商品、コンテンツでも、ひたすら「いいものを作って頑張る」だけで成果を出すのは、難しいですよね。

そこで避けて通れないのが『広告の検討』なんですが、いかんせん何がいくらなのか、どのくらいの効果があるのかよくわからない。

というわけで、今回は編集部が気合で調べて回ったデジタル系有名広告枠のお値段や出稿方法、媒体資料について以下ザックリまとめてみました。

担当サービスや商品、サイトの拡販や認知拡大にぜひご検討を。

■コンテンツindex

  • 交通系デジタルサイネージ
  • 動画メディア系ビデオ広告
  • 有名 / 人気サイト広告掲載
  • SNS本気広告枠

※それぞれについて代表的なものを抜粋して紹介しています。


交通系デジタルサイネージ

電車内や駅構内で見かける動画広告。かなり目をひきますよねー。

あの枠に自社のコンテンツや広告を流したらどの程度の予算が必要なのか、ちょっと調べてみました。

8,568通り、あなたはどのタイプ?

車両用デジタルサイネージ(ドア上の映像コンテンツ)

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トレインチャンネル(首都圏JR主要8路線で映像放映を展開)

スポットCM:15秒 440万円~(販売単位 1週間)
オリジナル番組提供型CM:90秒 7400万円~(販売単位13週間)
長期スポット15秒CMハーフ:15秒 3800万円~(販売単位13週間)

※「スポットCM」と「オリジナル番組」は山手線、中央快速、京浜東北線、根岸線、京葉線、埼京線、横浜線、南武線のセット。「長期スポット15秒CMハーフ」は山手線オンリーでの配信。

>>トレインチャンネル媒体資料

8,568通り、あなたはどのタイプ?

駅構内デジタルサイネージ(駅構内の液晶モニター広告)

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J・ADビジョン(複数駅に同時展開)

スポットCM:15秒 190万円~(合計19駅 24エリア―1週間)
長期スポットCM:15秒 2960万円~(合計19駅 24エリア 26週間)

※東京、品川、上野、新宿などの主要ターミナル駅で展開できるセット。各駅6分ロール

単駅販売枠(全19駅から単駅でピックアップして展開)

東京駅丸の内南北通路 16面:15秒 32万円/月~
新宿駅東口 8面:15秒 40万円/月~
池袋駅中央通路 18面:15秒 64万円/月~
秋葉原電気街口 16面:15秒 25万円/月~

※全て1ヶ月6分ロール

>>J・ADビジョン媒体資料


動画メディア系ビデオ広告

こちらも動画広告ですが、駅構内よりはパッと思いつきやすい?かもしれないネット系広告枠。

予算も、電車や駅構内の枠を買うよりは若干お安くなっているみたいですね。…まぁ、そうは言っても人気枠ですんでそれなりにしますけど;;

YouTube広告

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マストヘッドフルカスタム

YouTubeのトップページに掲載される大型のバナー広告

平日:750万円/日(700万imp想定)
土日:850万円/日(850万imp想定)

TrueViewインストリーム動画広告

Youtube動画の冒頭に動画広告を掲載する例のあれ。

5秒再生後、スキップするか残りの部分を見るか視聴者が選択。広告料金が発生するのは広告を30秒見た場合、30秒未満であれば最後まで視聴した場合に発生します。

掲載費:単価は入札により決定

>>YouTube広告の出稿方法などはこちらから

GYAO 動画広告

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Yahoo! JAPAN インストリームアド

Yahoo! JAPANのトップページを除くページでの映像プレイヤーやGYAO!アプリ等での映像視聴時にインストリームアドを配信。

要するにYouTubeのTrueViewインストリームのYahoo!版ですね。

掲載費:100万円~/5日~1か月間を自由設定(単価2.0円 50万st保障)


有名 / 人気サイト&アプリへの広告掲載

マス広告やCMは無理…!でも、人気サイトの枠を使えば広く認知を進められるかも? と、いうわけで有名/人気サイトの広告料も調べておきました。

それこそ媒体資料を見ても金額などが伏せられているものも多いので、検討時には結構役に立つかも?ですね。

Yahoo! JAPAN

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まぁとりあえず思いつくのは紛うことなき国内最大サイトのこちらでしょう。圧倒的な価格と効果、そして長く意味不明な名前はなかなかパンチ力があります。

ブランドパネル トリプルサイズ

Yahoo! JAPANトップページの右上、一番目立つあの例のバナーを「ブランドパネル」と言うらしいです。こちらは普通に画像バナーで出るタイプ。

掲載費:850万円~/1週間(~1.0円/1imp)

※掲載量によって単価が変わります。

Yahoo! JAPAN ブランドパネル エキスパンドスクリーン

一見すると普通(?)のYahoo!ブランドパネルなんですが、マウスを載せるとドーンと広告が拡張される派手な動きをして視線を思いっきりもっていくジャック広告のこと。(>>エクスパンドスクリーンの例

掲載費:1,020万円~/1週間(850万imp~1,250万imp)

Yahoo! JAPANデモグラフィックターゲティングプライムディスプレイ

やたらめったら長い名前ですが、要するに「Yahoo!トップページ”以外”の画面右側上部の広告枠」ってことらしいです。

ローテーションで切り替わるので掲載料によって単価が変動します。

掲載費:150万円~/5日~1ヶ月自由設定(0.3円~/1imp)

>>Yahoo! JAPAN媒体資料

日本経済新聞 電子版

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お次は堅めにこちらなど。やっぱり安心感あるからなんでしょうか?広告枠として結構人気高いらしいですね。

フロントページオーナーシップ

日経電子版のトップページにの、「ヘッダー」「サイドカラム上下」をジャックし、任意の平日7:00~14:00で半日専有できるプラン。

掲載費:500~700万円/平日1日7:00~14:00 ※120万imp想定

電子版ニュース ダブルレクタングル

Web刊、速報、ビジネスリーダー、テクノロジー、ライフ、スポーツのサイドカラムレクタングルで掲出。掲載期間は任意。

掲載費:50万円~(imp単価3.0円)※インプレッション保証

>>日本経済新聞 電子版 媒体資料

LINEアカウント&スタンプ

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これは気になっていた人も多いんじゃないでしょうか?「高いけどすごい」と言う話は聞くものの、イマイチいくらするのかよく分からなかったLINE系広告も主要なやつの価格帯、おさえておきました。

LINE公式アカウント エントリープラン

企業がLINE上で公式アカウントを作り、管理画面を発行。メッセージの配信や公式ホームへの投稿などが行えるもの。

費用:1,000万円 / 12週間(最大7メッセージまで)

※エントリープラン契約満了後に継続する場合は継続プランでの料金が適用となり、有効友達数に応じた料金体系に

LINEスポンサードスタンプ(静止画)

企業が自社オリジナルスタンプを作成し、LINE内のスタンプショップで無料配布できる広告。ぶっちゃけ「そんなするの?!」が正直な感想だったり。

費用:4,000万円(8種類)4,500万円(16種類)
掲載期間:4週間
スタンプ利用期限:ダウンロードから180日
※エントリー時期により料金体系は異なります。

LINEダイレクトスタンプ

LINEアプリ内のスタンプショップを介さず、自社スタンプをユーザーに直接告知することができる広告商品。ショップを介さない分ちょっと集客には苦労するけど、その分ちょっと安いです(錯乱)

費用:1,000万円(8種類)1,500万円(16種類)
ダウンロード可能期間:12週間
スタンプ利用期限:ダウンロードから180日

>>LINEの広告媒体資料

NAVERまとめ

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大人気かつ強烈なシェア数とリーチ数を誇るキュレーションの王者NAVERまとめ。SNSとの相性の良さから、toC な企業から大人気だとか。

スポンサードまとめ作成

依頼だけかければ、NAVERのプロ編集がまとめの作成を公式でやってくれるタイプ。要するにまとめ代行。「何をどんな切り口でまとめるか?」の企画から、プロと一緒に決めていくような感じ。

掲載費:250万円 / 15万PV保証

まとめプレミアム

上述のスポンサードまとめを作った上で、さらにNAVERサイト内に特設バナーを設置して強烈に誘導してくれる本気タイプ。結局のところこれが一番費用対効果はいいっぽい。

掲載費:400万円 / 2週間

まとめLite

まとめ作成は自分でやるタイプ。普通に個人まとめを作るよりインプレッションが取りやすく、気軽に始められるブーストみたいなやつ(多分)

掲載費:100万円 / 2万PV保証

>>NAVERまとめ広告媒体資料

Gunosy

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今ノリに乗ってるニュースアプリ「グノシー」も人気広告枠の一つ。その強烈なリーチ力を広告に使うとするといくらくらいなのか?ちょっとだけ紹介。

カテゴリーヘッダービデオ/パネル

各種タブのリスト面ヘッダ+記事ヘッダにバナーもしくは動画を配信するタイプ。相当目立つ。

バナー:200万円/100万imp~(年齢セグメント240万円)
ビデオ:250万円/100万imp~(年齢セグメント300万円)

ネイティブアド

一般記事を同じ自然な挙動で広告誘導とページが展開されるもの。

オールリーチ(配信セグメント無):120万円~ ※1万imp保証
ターゲティング配信(男性/女性):150万円~ ※1万imp保証

>>Gunosy媒体資料

Ameba by CyberAgent

Amebaでコンテンツになじませた形のフォーマットで広告を配信

掲載費:50万円~(CPC課金 15円~)※推奨25円

>>Ameba by CyberAgent媒体資料

@cosme(アットコスメ)

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美容興味領域の女性をターゲットとしたメディアで言えば最大手の一角。@cosme(アットコスメ)だったらこんな感じ。

@cosmeトップゲート広告PC版総合トップ

@cosme PC版総合トップに掲載される広告枠

掲載費:1週間86万円~154万円(imp単価4.3~3.85円)

Video AD ビッグ

スマートフォン向けのビデオ広告メニュー。@cosmeスマートフォン版中面ヘッダに掲載。

掲載費:1週間150万円~(imp単価3.8円)

>>@cosme媒体資料

クックパッド

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有名サイトのラストはご存知クックパッド。主婦層ターゲットでライフスタイル提案系ならもう出稿先ってここしかないんじゃないか?というほど人気・巨大メディアですが、実際に出稿するとどんなもんなのか?調べてみました。

スマートフォントップパネル

名前の通りスマホ版サイトのトップパネルを占有する広告枠。ページ真ん中あたりに掲出。

掲載費:1週間250万円~(imp単価0.5円)

PCトップパネルトップページ

PC版サイトのサイドカラムにある大きなバナー枠を使った場合のお値段。

掲載費:1週間100万円~(imp単価1.0円)

タイアップメニュー

食品メーカーなどにドンピシャな広告メニュー。「その商品を使ったレシピ」「特徴紹介」「利用シーン訴求」などの記事をプロの編集が入って一緒にやってくれるタイプ。下記料金は掲載料金+編集コストこみこみ。

編集タイアップ: 4週間450万円(想定PV:20万~25万PV)

>>クックパッド媒体資料(バナー広告)
>>クックパッド媒体資料(編集タイアップ)


SNS本気広告枠

ラストは最近話題にはなりつつも、イマイチ「で、具体的にいくらかければどれくらいどーなるの?」がわかりにくくて手の出しにくいSNS広告の予算感を。

配信元になるサービスやコンテンツの質、ファンの層によって思いっきり数字にブレが発生するので「これでいくら!」となかなか言い切りにくい部分だったりはしますが、中でもお値段が割としっかり決まっている【公式広告】のモノを抜粋して調べてみました。

Facebook

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モバイルニュースフィードターゲットブロック

モバイルのニュースフィード時のみに絞って3日間で広告を最大限配信するメニュー。面台や性別のターゲティングも可能。

掲載費:3日間540万円~(ターゲティングオプションによって変動)

ニュースフィードリーチブロック

広告掲載日にFacebookを訪問したほぼすべてのログインユーザーに対して広告を掲載。

掲載費:1週間164万円~(ターゲティングオプションによって変動)

Facebook広告

Facebook全ユーザーからターゲットを選んで配信できる広告で、ポストとFBページ、URLなどを指定可能。基本的には URL > FBページポスト の順番でCPAは下がる傾向があり、個人でも割と手軽に出せる。

掲載費:クリックされたときに料金が発生し、価格は入札によって決定。(おおまかに1いいね獲得100~200円前後平均じゃないか?とか言われてはいる)※業界・モノによって結構変わります。

>>Facebook媒体資料

Twitter

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プロモトレンド

プロモトレンドがトレンドトピックの一番上とユーザーのタイムライン上部に表示。プロモトレンドをクリックすると、 トレンドのキーワード/ハッシュタグの検索結果ページが表示され、 その最上位に広告主のツイートが固定表示されます。

掲載費:1日500万円(800万imp想定)

プロモツイート

ユーザーのタイムラインや検索結果に掲載される広告。地域や趣味、性別、デバイスなどで掲載ユーザー絞り込むことが可能な広告枠。広告費はリツイート、返信、お気に入り登録、クリックがあった場合に発生する。

掲載費:料金は入札に基づいて決定(こちらもおおよそCPA100~200円前後と言われてはいる)※業界・モノによって結構変わります。

>>Twitter媒体資料

注意事項

※imp(インプレッション):広告掲載量の単位。閲覧する人を問わずに、ブラウザで1回広告を表示した場合1impとなります。PV(ページビュー):メディア閲覧量の単位。メディアの記事ページ(HTMLファイル)が1回表示された場合、1PVとなります。メディアの記事ページとそこに掲載されている広告との表示回数を厳密に計測すると差異が発生する場合があり、広告業界ではメディアの記事ページの閲覧量(PV)と広告表示回数(imp)は分けて表記しています。※各メディアの価格については、価格調査時(2015年7月末時点)にメディア各社の発表している資料を参考にして作成しています。料金については予告なく変更となる場合がありますので、実際の広告料金については各メディア・各広告会社にお問い合わせください。上記の価格には、広告素材の制作費等は含まれていません。
参考資料:http://www.dac.co.jp/adguide/

著者・編集:中村健太

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