財務　Job Gallery【リクナビＮＥＸＴ】


「ものをつくる」「売る」「材料を仕入れる」「商品を管理する」「人を雇う」といった企業活動に必要な資金の調達・運用を行うのが財務の最大の職務。金融が自由化、グローバル化している現在では、調達手段や運用技術が多様化・複雑化しており、その巧拙で利益やコストに差が生まれるだけに、財務政策の企画立案や資金調達手段や運用手段の企画立案といった業務には高い戦略性が求められる。また、日常的に為替の変動や金融商品の値動きに注視し、リスクヘッジを適宜行うのも重要な職務だ。




	数字を通じて企業としてのパフォーマンスを高める提案ができるかどうかが問われる仕事のため、関連各部署とは深い関係を持って共同で業務にあたらなければならない。また、不採算部門を抽出し適性な目標数値の策定して健全体質に導くといった業務の上では、政治的な目を持って各部署を見る必要がある。




	出入金の管理はもちろん、株式の発行や銀行融資による資金調達、投資などの資金開発といった業務を行うにあたっては、金融機関との関係は太く保っておかなければならない。




	一般的に、企業や官公庁に事務職として採用され、その後、適性によって財務部門に配属されるケースが多い。そのため、経理や法務といった事務系部署からの異動も多い。大学の経営学・商学、経済学系学部などで会計学、経営学を学んでおくと有利。また、必須ではないが簿記資格を取得していると役に立つ。