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ブライダルコーディネーター
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ブライダルコーディネーターは夢を形にする幸せ宅配人だ 田中 雅美 さん(仮名)
PROFILE 田中 雅美 さん(仮名)
年齢 34歳
学歴 家政学部卒業
住まい 分譲マンション(夫と二人暮らし)
趣味 ホットヨガ
職歴 メーカー事務5年→ブライダルプロデュース会社3年
→結婚式場のブライダルサロン2年
座右の銘 何事も前向きに
血液型 B型
星座 乙女座
職場の雰囲気は? 文化系 理科系 体育会系
あなたのタイプは? 文化系 理科系 体育会系 【年収】360万円
どんな仕事?
新郎新婦が理想とする結婚式をプロデュースし、形にしていく
「一生の思い出に残るような結婚式がしたい」と憧れを持っている人は多いはず。そんな思いを実際に形にしていくのが田中さんの仕事だ。

「結婚式は、とにかく決めることが多い!式場選びからドレス、お花の種類や引き出物。そして式で流す音楽や写真などなど。それらをすべて決めていき、式を行うわけですから、まずは新郎新婦が『どんな式をしたいのか』ということを具体的にヒアリングしていきます。例えば『アットホームな式がいい』と言っても、その人が考えるアットホームは千差万別。そこにブレが生じないよう、打ち合わせの中でじっくり聞き出します。でも、カップル全員が自分たちの意見を的確に言えるとは限りません。そんなときは、何気ない世間話をしながら二人の好みを把握していくこともありますね」

新郎新婦との打ち合わせは、式当日まで5〜6回行われる。そこで大筋が決まってきたら衣装や花など式で必要な物を手配、発注し、見積もりを出すのもコーディネーターの仕事。午前中は自分が担当したカップルの結婚式に顔を出し、その後は別のカップルの打ち合わせ、夜になって発注書や見積もりの制作と、とにかくやることが盛りだくさんだ。

「同時に15〜20組のお客様を持っていますから、正直、混乱することもしばしば。7組持つと私の場合はパニック状態(笑)。とはいえ、一生に一度のことですからミスは絶対に許されない。この緊張感が式当日まで続くんですよ。それと、式や打ち合わせは土、日曜に集中するので、週末はまず休めないですね。友達の結婚式への出席率はがぜん減りました(苦笑)」
「職業病だなぁ」と思うとき
恋愛映画の音楽が気になる
恋愛映画の音楽が気になるイラスト
恋愛映画を見ていて素敵な音楽が流れると、「式で使えるかも」と映画そっちのけでメモってしまうことも
求められる能力は?
話し&聞き上手であること。そして調整力が必須です
打ち合わせをする際、田中さんが何よりも心がけているのは聞き上手になることだという。

「ほとんどのお客様が結婚式に対して理想や希望を持っていますから、その気持ちをじっくり聞いてあげることが大切。お二人の式ですから、コーディネーターがでしゃばりすぎるのは絶対にNG。たとえ予算の関係などでお客様の希望通りのことができないと分かっていても、相手が不満に思わないよう、さりげなく別プランを提案したりする会話の気遣いが必要なんです。コーディネーターになりたてのころ、新婦が希望する内装レイアウトが式場の都合でできなかったことがあるんです。そのことを正直に伝えたら『アナタは新婦の気持ちがわかっていない!』と怒られてしまって。確かにできないことをはっきりいうことは大切なのですが、それを相手が納得してくれるような巧みな会話術が必要ですね」
会話の上手さが求められるのは、お客様の前だけではない。式に関わる多くのスタッフとのやりとりの中でも必要となるのだ。

「結婚式は、よほど大きな会社が手掛けない限り提携した外部会社が絡んできます。例えば花屋だったり司会者を派遣するプロダクションだったり。それぞれの会社に連絡をして日取りや商品の確保、打ち合わせを行い、式当日が完璧に行えるよう調整を繰り返していきます。さまざまな人との調整力が必要な仕事なんですよね」
この仕事のやりがいは?
新郎新婦と自分の思った事が目に見えて形になること
半年以上にもわたる打ち合わせや、度重なる外部スタッフへの連絡。時には深夜作業になることもある程のハードワークは、すべて“結婚式当日”を迎えるため。そしてこの日が田中さんにとって、最高のやりがいを感じる日なのだ。

「式当日は発注間違いがないか、スムーズに進行は行われるかなど、一番緊張する日なんですが、新郎新婦の幸せそうな顔を見ると『今回も頑張って良かったな』と達成感を感じる日でもあります。とにかく、これからの夢に向かって輝いている二人を見るのが好きなんです。たとえ自分が大変な思いをしたお客様でも、式当日は必ず『良かった』と思えますから」

コーディネーターとして、もう一つやりがいを実感することがある。
この仕事を 漢字一文字で表現すると…
感
新郎新婦をはじめ、親戚や友人など周りがいかに感動してくれるかがコーディネーターの腕の見せどころです
「最初、イメージだけで進めていたことが、目に見えて形になるのは何度見ても感慨深い。カッコよく言えば『夢を形にする仕事』って感じですね」
FAQ 田中 雅美 さんへの一問一答
Q1.この仕事に就いた(転職した)動機は?
A 短大を出てOLをしていたんですが、このまま事務職でいいのかなと不安になって。だったら、もとから興味のあったブライダルの世界に飛び込んでみようと思ったんです。はっきり言って勢いだけでしたね(笑)。
Q2.この仕事に就いて(転職して)よかった?
A OLを続けていたら絶対に出会えなかったであろう、多くの人たちを接客して人生勉強になりました。それに数々のカップルを見るうちに、男性を見る目が肥えたかな。おかげで素敵なだんな様とも出会えたし(笑)。
Q3.この仕事、どんな人に向いている?
A 気持ちで会話ができる人ですね。お客様の要望に対して親身に接することが大切なので。そして、相手が何を望んでいるかを瞬時に察知できる確かな判断力を持っている人が望ましいです。あとは流行に敏感な人です。
Q4.これからこの仕事を目指す人へアドバイス
A 未経験でも飛び込める業界なので、やる気があれば誰でもチャレンジできると思います。ただし、仕事量の割には給料が見合わないことが多いので、やりがいよりもお金を重視する方は別の仕事をオススメします。
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