グッド・アクションとは
『働くあなたが主人公となり、想いを持って始めた取り組みが、少しずつ周囲の人を巻き込みイキイキと働ける職場の共創へと繋がっていく…そんな可能性を秘めた取り組み(ACTION)』に光をあて応援します。
一人ひとりが生み出すACTIONを輝く星で表現しています。いろんな「主人公」がいるからこそ、星もいろいろな大きさ・形をしています。
実は、ロゴの真ん中にある空白部分も星の形をしています。次はあなたのACTIONでこの空白を埋めてほしい、そんな思いを込めました。
「人材不足」「働き手の多様化」「生活と仕事の垣根の消滅」。
いま、働く環境はかつてない変化をとげています。
企業と働く個人の関係も、従来の「雇う」「雇われる」という上下関係の中で生まれる働き方では、ともに成長していくことは難しくなっています。
これからは、「企業=働く個人の声に寄り添う」、「働く個人=企業に自らの働き方を申し出る」というフラットな関係となり、働く個人も主人公として企業とシナジーを生むことができる時代がやってきています。
働く個人と企業のフラットな関係性による
”SHOKUBA”の共創に光をあて表彰することで、同じように悩む企業や一人ひとりの働き手が一歩を踏み出せるようなヒントを提供できればと考えています。
受賞結果
「働く人が主人公となるACTION」を応援するプロジェクトとして、10年目を迎えた今回。多数のご応募の中から最終審査を経て選出された7つの取り組みを「GOOD ACTION」として発表しています。
人に教える喜びや自身の成長を実感できる職場へ。障がい者スタッフによる、障がい者新人スタッフを育成する「チューター制度」の導入
アルティウスリンク株式会社
前島 みよさん
1年目社員が「青春18きっぷ」を握りしめてひとり旅へ! 挑戦する若手の姿は組織風土改革へつながっている
山陰パナソニック株式会社
船井 亜由美さん
離職率95%から奇跡の大変身!信頼関係を土台にした「働き方改革」と人財を活かす「働きがい改革」を進める中小製造業4代目の挑戦
筒井工業株式会社
前島 靖浩さん
育休取得の罪悪感を発想の転換で和らげる!育休を取った社員の同僚に最大10万円を支給する「お祝い金制度」で、みんなで支え合える職場へ
三井住友海上火災保険株式会社
丸山 剛弘さん
応募要項
審査員
学習院大学 経済学部経営学科 教授/一橋大学 名誉教授
86年米国イリノイ大学産業労使関係研究所博士課程でPh.D.を取得後、サイモン・フレーザー大学(カナダ)経営学部Assistant Professor。慶應義塾大学総合政策学部助教授、同大大学院経営管理研究科助教授・教授、一橋大学大学院商学研究科教授を経て、2017年より現職。厚生労働省労働政策審議会委員、中央労働委員会公益委員、経済産業省産業構造審議会臨時委員などを兼任。2020年より一橋大学名誉教授。
著書に『人材マネジメント入門』、『人材の複雑方程式』『全員戦力化 戦略人材不足と組織力開発(近刊)』(全て日本経済新聞出版本部)などがある。
三井住友信託銀行取締役/横浜市参与
G20 EMPOWER日本共同代表
内閣府男女共同参画推進連携会議議長
上智大学比較文化学部経営学科卒業。米国Fielding大学院組織マネジメント修士課程修了。富士ゼロックス総合教育研究所で異文化コミュニケーションのコンサルタントを務め、その後シティバンク銀行、モルガンスタンレー証券、メリルリンチ証券、住友スリーエムで人事・人材開発の要職を歴任。あおぞら銀行常務執行役員、資生堂執行役員を経て、2015年1月からSAPジャパンで常務執行役員/人事本部長を務め、2019年4月より現職。また、2014年より横浜市参与、2021年6月より三井住友信託銀行の取締役に就任。
2010年から2012年までAPEC「女性と経済サミット」に日本代表メンバーとして参加。2011年から2017年までNPO法人GEWEL(Global Enhancement of Women Executive Leadership)の理事、2017年世界女性サミット東京大会では実行委員およびスピーカーを務める。ビジネス、NPO、行政での幅広い活動が認められ、米国Diversity Global誌による「2017年グローバルダイバーシティにおいて最も影響力のある10人の女性」に選出される。
2017年より、内閣府補正役員研修の企画委員および講師、2018年よりG20のエンゲージメントグループであるWomen20の日本代表メンバー、2020年よりG20の民間セクターアライアンスであるEMPOWER (Empowerment of Women’s Economic Representation)の日本共同代表なども務めている。
株式会社リクルート リクナビNEXT編集長
1988年にリクルート入社後、人材事業の企画とメディアプロデュースに従事し、TECH B-ing編集長、Tech総研編集長、アントレ編集長などを歴任する。2007年からリクルート経営コンピタンス研究所に携わり、14年からリクルートワークス研究所Works兼務。2016年4月、リクナビNEXT編集長就任。リクルート経営コンピタンス研究所兼務。
著書に『働く喜び 未来のかたち』(言視舎)。
過去の受賞結果
過去9回で80以上もの取り組みが受賞しています。担当者の想いや取り組みの工夫など、ぜひヒントにしていただければと思います。
第9回 (2022年度)
上司に反対されても信念は曲げない。たった1人で「20億円の下水道事業費削減」を実現した市職員の改革ストーリー
第9回 (2022年度)
大量離職が続く介護施設を一変させた「週休3日・1日10時間勤務制」。残業ゼロを実現し、職員が介護職のやりがいを取り戻した
第9回 (2022年度)
上司を自分で選べるようにしたら、若手社員が自律した。「上司ガチャ」による退職を阻止するために「上司選択制度」を導入
第9回 (2022年度)
平均年齢約60歳、男性職人のみ、10年連続赤字で倒産寸前の町工場が新卒採用を決断。「銀ロウ溶接女子」が社内のコミュニケーション活性化を促し復活の起爆剤に
第9回 (2022年度)
「今っぽさ」「面白さ」「ゲーム性」を取り入れて社内風土を一新。社員を「本気のファン」に変え、理想の会社づくりに挑む⽼舗ものづくり企業
第9回 (2022年度)
日頃のマニュアルを離れ、真剣に職業体験イベントを企画する「みんなの郵便局」が社員のモチベーションを大きく向上させた
第9回 (2022年度)
既存の会社や仕事に、無理やり自分を合わせなくてもいい。働き方への不安を抱える人に「アルバイトとボランティアのあいだ」で新たな可能性を!
第9回 (2022年度)
崩壊の危機にあった⽼舗鉄⼯所が「ノリノリプロジェクト」で復活! 3代目の発信する「ワクワク」が職人魂に火を付け、全国の若者を惹きつける
取り組みを探す
※ノミネートの紹介は第6回(2019年度)より実施しております。