富士フイルムワコーケミカル株式会社 企業ページ
富士フイルムグループのモノづくりを支える富士フイルムワコーケミカル。
母体企業となる富士フイルム和光純薬は富士フイルムグループの中核企業です。
創業は1922年。その歴史は1世紀に及びます。
富士フイルムワコーケミカルは
富士フイルム、富士フイルム和光純薬の試薬・化成品の製造を一手に担う
製造のプロフェッショナルとして、
現在は「試薬」「臨床検査薬」「化成品」の三事業を軸に
世界規模でビジネスを展開しています。
また、試薬分野における売上は国内トップ。
大学等で研究の経験がある方は、Wakoのロゴに見覚えがあるのではないでしょうか。
富士フイルムグループのモノづくりを支える当社の製品は
どれも生活に欠かせないものであり、中には身近なものもたくさんあります。
●代表製品(1)「フォトレジスト」
スマートフォン、パソコン、テレビ、自動車など、
身近な製品の省電力化や高性能化に貢献する半導体。
フォトレジストは、その微細加工に用いられています。
●代表製品(2)「培地」
細胞の培養に用いられる培地は、
iPS細胞やワクチンを作るうえで欠かせないものです。
製造スタッフは、各種製品の製造をはじめ、
量産化プロセスの確立・改良等を広く担います。
業務にあたっては、有機合成をはじめ、さまざまな専門知識が必要です。
化学・生命科学・生物・薬学・農学系のバックグラウンドをお持ちの方であれば、
知識を活かして活躍することができるでしょう。
もちろん、製造の経験をお持ちであれば、専攻に関係なくチャレンジ可能。
必要な知識・スキルは入社後に学んでいただくことができます。
量産化プロセスの確立も、製造の役割のひとつ。
ラボスケールからプラントスケールへ、いかにしてスケールアップするか。
ラボでの製法をそのまま再現するだけでは量産化することはできないため、
使用する設備、材料の配合、反応時間などを検討して製品のレシピを作成。
それをもとに繰り返し試製を行い、
小さな釜から大きな釜へとスケールアップしていくことで量産化プロセスを確立していきます。
量産化を実現した後も、もさらなる効率化およびコストダウンを目指して生産工程を改良。
例えば、「反応温度を上げれば、反応速度をもっと上げられるんじゃないか?」などといった具合に、
さまざまなアプローチで改良を加えていきます。
1kgあたり数百円のコストダウンでも、年間の生産量で換算するとその額は巨大。
数千万円から1億円に上ることもあります。
有機合成をはじめとする専門知識や、
危険物・有機溶剤の取り扱い資格が必要とする工程もあります。
専門性を求められる仕事ではありますが、最初のうちはできることからスタート。
一歩ずつ着実にプロフェッショナルへの階段を上っていくことができます。
教育やバックアップ体制も充実しているのでご安心ください。
最先端のモノづくりに挑む当社では、設備投資も積極的に行っています。
各工場には最新の設備を配備。
製造工程の多くが自動化されているため、効率良く作業を行うことができます。
また、愛知工場は冷暖房完備。年間を通して快適な環境で働くことができます。
手厚い待遇も、富士フイルムワコーケミカルの魅力です。
主任クラスで680万円(既婚、子供1人)、
係長クラスで790万円(既婚、子供2人)。※あくまでも平均年収例
世帯手当や退職金制度などの福利厚生も充実しており、
安定した環境のもとで腰を据えてモノづくりに取り組むことができます。
富士フイルムワコーケミカルでは全国に8工場を展開しています。
今回は広野工場(福島県双葉郡)、東京工場(埼玉県川越市)、
平塚工場(神奈川県平塚市)、愛知工場(愛知県豊橋市)、
大阪工場(兵庫県尼崎市)、播磨工場(兵庫県赤穂市)、宮崎工場(宮崎県宮崎市)の
全国7工場で採用を予定。勤務地については希望を考慮します。