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【技術系総合職/設計開発、機械設計・研究開発、生産技術等】

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本田技研工業株式会社◆総額5兆円の研究開発費・投資を電動化・ソフトウェア領域へ投入※2021〜2030年度◆eVTOL、アバターロボット、宇宙領域など新領域強化 企業ページ

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掲載期間:2023/5/17(水)〜 2023/6/13(火)

近い将来、あるいは遠い未来。どんなクルマが人々に愛され、日常で使われているのだろう。

自動運転システムやコネクテッド、電動化といった技術はもとより、移動手段としてだけではない、新しいクルマのかたちを私たちは考え続けています。新しいクルマをつくっていくためには、従来のクルマには使われていなかった技術が、これからもっと必要になってくる。そこから新しいものが生まれてくる。私たちは、これからのクルマに必要な技術を追求し続けているHondaの研究開発組織。自動車業界での実務経験を問わず、多種多様な専門性をもった技術者が集まり、モノづくりに熱中しています。

まだ、誰も見たことのない クルマをつくろう。

既成概念にとらわれることなく常に驚きと感動を発信し続ける。人々と一緒に夢を求め、その夢を実現するために技術の限界に挑む。様々な分野の技術を駆使して、安全性と快適性を向上させる。そして、「楽しく移動する」という価値をも追求し、人とクルマとの新しい関係性を構築していく。そのためにHondaグループの総力を結集して社会ニーズやお客様の期待に応える商品づくりを目指しながら、技術要素の基本的な耐久性・信頼性・性能などを長期的に研究・評価し、創造的で革新的な技術として完成させていくことに挑戦し続けているのです。未来のクルマ社会を実現していく技術を、私たちと共につくっていきませんか。

私の仕事は燃料電池の基礎研究および、内燃機関に代わる次世代パワーユニット開発です。燃料電池というと四輪、二輪を想像してしまいますが、用途はそれだけに止まりません。耕うん機、芝刈り機、除雪機をはじめとしたパワープロダクツなどがあります。私が開発しているのは、家庭用ガスエンジンコージェネレーションユニットの燃料電池です。クリーンなエネルギーを求める社会のニーズは、世界中でますます高まっています。燃料電池の研究をしている私が、「燃料電池に限らず、途絶えることなくエネルギー供給が可能で、環境に負荷をかけないパワーソースとは何か?」「将来のために、子どもたちのために、もっと地球に優しいパワーユニットができないだろうか?」。といったことを考えています。次世代パワーユニットのあるべき姿を、時間が経つのを忘れて議論する。自分の手で0から未来をつくっていく。研究開発に携わる者として喜びを感じています。

31歳の時にガス会社の研究コンサルティング部門から、Hondaに転職しました。着任早々、パワーユニットの重要領域の開発を任されました。大抜擢に震えましたが、その分、熱くなりました。夢中に開発した甲斐があり、私の担当したパートは世界最高性能を引き出すことに成功しました。ところが、それを見た上司はこう言ったのです。「残念だが、今回はお蔵入りだ……」と。耐久性の観点から、製品全体を見たときにお客様に十分に満足いただける水準を満たせていない。そう判断されたのです。世界最高性能を出してもなお許さない、Hondaのモノづくりのプライドにはじめて触れた瞬間でした。

「製品が世に出た時、お客様にどれだけ喜んでもらえるか。120%の製品を目指す」。入社7年目、製品化を目指す、コージェネレーションユニットの最高開発責任者を任された当時、私がメンバーに語った言葉です。それは、世界最高性能を出してもなお、リリースを踏みとどまったあの時の苦い思い出があったからこそ、出た言葉でした。自分たちの創りあげたものがお客様の手に渡り、喜び・驚きの反応をもらいたい。そんな気持ちをチーム全員とぶつけあいながら、世の中にインパクトを与える新しい製品を生み出していく。Hondaで働くことの魅力を再認識できた仕事でした。タテ割の組織、分業化の徹底、決められたゴール……。そんな慣習とは無縁の開発環境で、夢中になってモノづくりに取り組んでいるとき、私はHondaを選んで良かったと深く感じたのです。

「四輪、二輪、発電機、エネルギー供給システム……。何にでも適用できる燃料電池はできないだろうか?」。最近こんなことを考えています。ちょっと夢のような話かもしれません。でも、もし製品化にこぎつけられたら、世界中に影響を与えるのは間違いないと思っています。うまくいく確証なんてない。でも、だからこそやる意味がある。理想を追い求めて行動するのがHonda。そう自分を鼓舞し、挑戦していきたいです。

Hondaで、誰も考えもしなかった技術を、諦めることなく、開発してください。
技術者の挑戦こそが、Hondaの原動力なのです。

【技術系総合職/設計開発、機械設計・研究開発、生産技術等】

本田技研工業株式会社