日産自動車株式会社 (NISSAN MOTOR Co.,LTD.) 企業ページ
2023年12月、日産は創業90周年を迎えました。
創業の意図、それは「日本のクルマ市場を独占する外国車に対抗できる
良質で低価格な国産車を製造する」というものでした。
“他のやらぬことを、やる”。
この精神のもと、次々に技術を確立。
「技術の日産」として世界初の量産電気自動車「リーフ」や
自動運転化機能など革新的なクルマとサービスを提供してきました。
そしていまも新しいモビリティ社会を見据え、
自動運転化、コネクテッド、全固体電池など、
先進技術の実現に取り組んでいます。
さまざまな自動運転化技術に取り組んでいるなかのひとつが
高速道路での運転を支援するプロパイロットです。
2019年に発表したプロパイロット2.0では
3D高精度地図データ技術、360度の車両センシング技術、
道路・周囲の状況・制御の状態を
リアルタイムに伝えるインテリジェント インターフェース、
高精度な衛星測位技術で高速道路の本線に合流後の
ナビ連動ルート走行、車速・車線維持をアシスト。
ハンドルから手を放したドライブを可能にしました。
さらに、前方車の速度に応じて追い越しを提案。
ハンドルに手を添えてスイッチを押すだけで車線変更をサポートします。
クルマの可能性を大きく進化させるコネクテッド技術。
日産はIoTやモバイル通信、アプリ開発技術などの活用で
NissanConnectサービスを提供しています。
スマートフォンとの連携を強化し、スマホアプリを使って
クルマのドアロックやエアコンのON/OFFなどの操作、
バッテリー残量やタイヤの空気圧などの確認が可能。
HMIの追求で情報がスグ理解できるデザインを実現しているほか、
Wi-Fi導入で車載インフォテインメント環境の充実も図っています。
もちろん、クルマをICT端末化し新たな価値創造にも取り組んでいます。
全固体電池は、従来比で約2倍となる高いエネルギー密度や
優れた充放電性能による大幅な充電時間の短縮、
さらにはより安価な材料の組み合わせによる
バッテリーコストの低減などで
幅広いセグメントへの搭載が期待されています。
日産は、2028年度までに自社開発の全固体電池を搭載した
EVの市場投入を目指し、分子レベルのバッテリー材料研究や
先端の計算科学を用いた材料の特定など、
原理原則からのアプローチを推進。
成果は着実にあがっており、量産化のパイロットラインを
2024年度に横浜工場内に設置する予定です。
グッドセル ケビン進一 R&D部門コネクティドカー&サービス開発部/2017年入社
前職電機メーカーでコネクテッドテレビの立ち上げに従事。
この経験でIoTとコネクテッドカーへの興味が
高まったことから転職を決意。
日産では一貫してコネクテッドカーに関連する業務を担当しています。
最初の6年間は、PMOでプロジェクトの管理業務を担当。
その後、コネクテッドカーサービスのシステム設計を担当する部署へ。
車両とサーバー間の通信インターフェース設計や
車両データを使った保険連携サービスのシステム設計などに携わっています。
ひとつの機能に特化した仕様を練る業務に携わるようになり、
開発のより細かい部分まで切り込めるので、
自分のアイデアを新機能として盛り込める面白さを感じています。
コネクテッドサービスは拡張し続けていることから、
実装できる機能も多様化。
頭の中に浮かんできたアイデアを
形に落とし込める仕事に大きなやりがいを感じています。
韓 秋 R&D部門 コネクティド技術開発&サービスオペレーション部/2021年入社
日本に留学してコンピュータ理工学を学び、
日本のシステム受託開発会社に就職しました。
そこで日本のシステムを海外へ移植する業務に携わり、
適正を感じたことからさらなるグローバルな
業務に携わりたいと考えて日産に転職しました。
以前はお客さまのオーダーに基づいて開発に取り組んでいましたが、
いまはチームで新たなサービスを検討・提案して
実現できる環境に変わり、やりがいを感じています。
「他のやらぬことを、やる」精神が根づいているので
失敗を恐れずチャレンジでき、
失敗したらリカバリすればいいという発想は、
とても大きな魅力です。
リアルのクルマとクラウドがつながった大規模な開発環境に、
日産ならではの魅力を感じています。
世界とつながる機会も、たくさんあります。
圧倒的なスケールで仕事を成し遂げたい。
そんな想いを持つ人に、最適な環境です。
自動車業界はいま、100年に一度の大変革期の真っ只中にあります。
この環境は、新たなチャレンジに取り組む絶好のチャンスです。
ダイバーシティ&インクルージョンがしっかり根づいている日産なら
誰もが多様性と価値観を尊重し、
個性を発揮してチャレンジして成長できます。
注目度がますます高まっている自動車業界は、
あなたが活躍しながら成長できる最適なフィールドです。