転職なら社会人のための転職サイト【リクナビNEXT】|求人、転職に関する情報満載! 2024/04/19 UPDATE 毎週水・金曜更新!

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20代の転職を成功させる為の3つのポイント

電話で受けるビジネスマン20代で初めて転職を経験するにあたり、「転職を成功させたいけど、何をしたらいいのだろう」と悩む方も多いですよね。

成功するためのポイントは、どこにあるのでしょうか。

この記事では、20代で転職する場合に知っておきたい「20代の転職の特徴」や「20代の転職成功のポイント」について解説します。

20代の転職の特徴

20代の転職を成功するためのポイントに触れる前に、まずは20代の転職の特徴を押えておきましょう。

20代は伸びしろやモチベーションの高さが重視される場合が多い

企業が採用をする際に重視するポイントは、大きく分けると以下の4つです。

  1. 基礎学力や素養、職務遂行能力といった「ポテンシャル」
  2. 仕事に対する価値観や考え方を表す「スタンス」
  3. 業界問わず活かせる仕事の強み「ポータブルスキル」
  4. 専門性が高く特定の領域で発揮される「テクニカルスキル」

新卒採用と中途採用のキャリアの考え方図解

30代は即戦力として、これまでの経験や実績(テクニカルスキル)が重視されるのに対し、20代は経験が少ないため、伸びしろ(ポテンシャル)や仕事に対するモチベーションの高さ(スタンス)を重視される場合が多くなります。

この段階では、仕事に対する姿勢や「自分は仕事で何を成し遂げたいのか」というWILL(やりたいこと)が重視される傾向にあります。

20代の求人の採用要件は広いが、ライバルも多い

20代をターゲットにした求人は採用要件が広いものが多くなります。

現職で仕事を通して身につけた工夫や強み、異業界でも活かせるスキル(ポータブルスキル)がマッチすれば、ポテンシャルを見て採用されることもあるでしょう。

そういった求人は比較的多く存在しますが、同じ採用枠には30代以上のテクニカルスキルが備わった人も応募する可能性もあります。

仕事へのスタンスが似ていた場合、企業は即戦力になる30代を選ぶことだってあるのです。新卒の就職活動よりも幅広い人材がライバルになることは理解しておきましょう。

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20代の転職を成功させる為の3つのポイント

1.転職の目的を明確にする

転職をして何を実現したいのか?という目的がなくては、ただなんとなく環境を変えるだけになり、再び転職を考えることも。

目的を明確にして転職する重要性を事例でご紹介します。

キャリアアップの場合は、今の企業でなぜできないのかを整理する

今の職種でスキルを伸ばし、キャリアアップしていきたいものの、今の職場では実現できないという場合です。

事例1 専門的なスキルを身につけることができない
例えば、経理業務を専門にしていきたい場合、規模が小さい企業だと経理業務をアウトソースしていることが多く、自社ではデータの入力のみ、ということがあります。その場合、自社ではキャリアアップができないため、その目的を実現するために転職したということがあります。
事例2 成果を正当に評価されない
年功序列で評価する社風で、自分が成果を上げても、ポジションが上がることもなく、早い段階で成長したくても実現できないことがあります。
ほかにも、努力への評価が、「意図しない異動」となる場合もあります。例えば、マーケティング部署で採用され、経験を積むために営業からスタートした人がいます。そこで努力と営業成績が評価されたものの、別の部署に欠員ができた際に人員補充で異動となりました。マーケティング部署でのキャリアを積むために努力しきたのに、駒のように扱われていると感じてしまい、結局マーケティング部署とも距離が近く、企画とも連動する営業ができる企業へ再度転職したのです。努力したものの、自分の描いているキャリアパスと異なる評価の場合は、転職で本来の目的を実現することも選択肢の一つです。
事例3 将来目指したい業務に携わるチャンスがない
例えば、一般事務で入社して、将来的に人事に携われると言われたものの、なかなかチャンスが回ってこないという人もいます。もっと業務を任せてもらい、経験を積みたいけれども、サポート業務のポジションから抜けられないといった事例です。キャリアパスを明確にしている企業では、入社時の業務はこれ、何年後にこんな業務に携われる、将来的こんなキャリアパスがある、ということを示してくれます。

新卒入社時のギャップは、業務内容を詳しく知らない、キャリアパスが明確でない場合生じることが多いものです。転職の目的を整理する際には、今自分が何をできて、将来何がしたいのかを明確にし、「今の企業でなぜできないのか?」と、現状と目標のかい離を整理していく工程が必要と言えます。

キャリアチェンジの場合は、なぜ変えたいのかを整理しておく

キャリアチェンジでは、スタンスやポータブルスキルが重視されやすく、20代は30代以降と比べるとキャリアチェンジしやすいと言われています。

今までの仕事に近くても、全くの未経験でも、業務内容が異なればキャリアチェンジです。

それでも20代であれば成功している人は意外といます。

例えば、営業で頑張ってきた女性が20代後半になりワークライフバランスを考え始めたとします。すると、営業経験を踏まえて今度は営業事務へキャリアチェンジという方もいますし、逆に営業事務の経験を活かして、もっとチャレンジしたいと営業職にキャリアチェンジした方もいます。

キャリアチェンジの場合は、生活スタイルを土日休みにしたい場合や、専門的な知識を身につけたい場合、もう少し自分で成果を上げられるようになりたい場合など、目的が一つではないことが多いようです。

目的を一つに絞らずとも、その中でどれを自分が一番かなえたいかを明確に優先順位をつけるようにしましょう。その上で、なぜ自分がキャリアチェンジしたいのか言語化していきます。

例えば、接客業・一般事務に就いている人で、将来を見通した専門知識が身についているのかという不安があり、SEに転職する方もいます。

その場合、ITに興味があったけれどもチャンスがなかっただけで、未経験でも転職できるなら今後のコアキャリアになるよう必死に取り組んだ、という真剣な姿勢を語れるようにすることがポイントです。結果、働き方を改善するという目的にも合い、専門知識も身につきます。

もし、将来何かしらの理由で環境が合わなくなったとしても、SEとしての経験はカスタマーサポートやITサポートなどに活かして仕事をしていけると、キャリアパスが見えてきます。

この場合も、初めからSEになろうと選択したのではなく、接客経験を活かして営業や仲介業などを受けてみて、いくつかの目的を持ちながらキャリアプランを考えた結果、「専門知識を身につけたい」という目的に合っていたため、SEという未経験の職種を選んだのです。

2.経験や実績以外に、自分の強みを言語化する

20代の転職は実務経験や実績だけでなく、仕事に対する価値観や考え方を表す「スタンス」、業界問わず活かせる仕事の強み「ポータブルスキル」も見てくれます。今後の成長に対して期待をかけてくれるのです。

そのために、「今の仕事に取り組む姿勢(スタンス)」がどんなものなのか、言語化していくことが大事です。

結果、自分が工夫している点や強みを把握できてきます。

仕事を頼まれたときの取り組み姿勢やその方法はどうでしょうか?

優先順位のつけ方や、課題の切り分け方、質問の仕方、報告のタイミングなど、日常の些細な仕事の仕方を言語化していくと、スタンスやポータブルスキルが見えてくるでしょう。

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ポータブルスキルを知りたい場合は、「一般社団法人人材サービス産業協議会」が提供している「ポータブルスキル セルフチェック」で確認することもできます。

3.就活時の軸や活動方法を見直す

転職を考える動機で、「就職活動に失敗した」というケースも聞きます。

転職の際にも同じことが起こらないよう、企業選びの軸や活動方法は見直したほうがよいでしょう。

また、活動の方法自体も、新卒のときとは異なるので改めて検討が必要です。

知名度の高い企業に就職活動が左右されてしまった人も…

新卒の就職活動は、学生が同じタイミングで同じように動くため、周りと一緒に活動しがちです。そこで、自分の就活の軸が友人と同じかのように錯覚して、有名な大手企業に入ってしまいミスマッチを感じる人や、イメージで憧れの仕事に就いてしまって、就職してから後悔した人もいます。

特に学生時代に部活動に注力していた人は、就活よりもそちらに時間を費やしていたことが多く、いくつも企業を見て研究して選ぶというよりは、昔からよく知っている職業や大手と言われる、みんなが知っている企業だけを選んで受けることが多い傾向にあるようです。

そこでなかなか内定をもらえず窮しているところ、最初に内定をもらった企業に入ってしまったという話もあります。

ミスマッチの原因を振り返り、転職活動に活かす

大手企業や人気企業が、本当に自分に合うわけではないと理解し、やりたいことに合う企業を見つけることが転職のカギになります。

就職活動で失敗したと思う人のほうが、次に企業を選ぶ視点が変わります。視野を狭めて失敗したなら、広く見ようと切り替えられています。

「どうして就職活動を失敗したのか」と振り返りできることが次の転職に活きてくるのです。

また、就職活動時は自分で企業を見て、企業の人事部の案内だけを聞いて判断してきた人も、転職では、キャリアアドバイザーなど専門家に相談したり、企業の現場の人の話を聞いたり、直接対話をすることもできます。

本当に自分にあった企業はどこなのか、対話を重ねて判断していくと、ミスマッチは起きにくくなるでしょう。

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20代の転職に関するQ&A

最後に、20代の転職活動でよく質問されることをCAが一問一答します。

Q.初めての転職なので、何から手を付けていいのかわかりません。

A.転職活動の流れは、大きく「転職活動の準備」「応募書類の作成」「求人に応募する」「面接対策する」「内定・退職手続き」の5つのステップに分けることができます。各ステップの詳しいポイントについては以下の記事で説明しています。

Q.3年経たないと転職は難しい?

A.転職市場の状況によって難易度は変わりますが、転職は可能です。景気の影響を一番受けるのは未経験を歓迎する求人です。

Q.現職を続けながら転職活動をできますか?

A.可能です。現職での忙しさにもよりますが、多くの方が仕事を続けながら転職活動をされています。詳しくはこちらの記事を参照ください。

Q.未経験の仕事に転職できますか?

A.未経験職種への転職も可能です。どういった業界や仕事を希望されているかによりますが、未経験の仕事に転職される方も多くいます。

Q.年収を上げられますか?

A.今までの経験に近い仕事なら上がる場合もあります。未経験職種への転職の場合は、年収アップは難しい場合が多いです。

記事作成日:2019年3月28日
WRITER:LOCO共感編集部 EDIT:リクナビNEXT編集部

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