5つのコツでスカウトレジュメの魅力がUP!

人事に「会いたい!」と思わせる職務経歴欄の書き方

「一生懸命レジュメを書いたのに、なかなかオファーが届かない…」。そんな人は、もしかしたら「職務経歴欄」のまとめ方に原因があるのかも?ちょっとしたまとめ方のコツで、人事担当者に与える印象はガラリと変わります。以下のコツに沿って、もう一度内容を見直しましょう。

2011年2月16日

職務経歴は、企業が一番注目する項目。「わかりやすさ」に細心の注意を!

職務経歴欄は「自由記述スペース」だけに、ただダラダラと書き連ねた、読みにくい職務経歴が多く見受けられるようです。企業が一番注目する項目だけに、「読み手のことが考えられていない」とマイナス評価されてしまうケースも少なくありません。最悪の場合、読む前にはじかれてしまう可能性もあります。
大切なのは、読み手にあなたの経験やスキル、強みが、すんなりと伝わること。「シンプルで読みやすく、わかりやすい」を念頭に置き、職務経歴欄を見直してみよう。

【STEP1】まずは「読みやすさUPのテクニック」を頭に入れよう!

(1)職務経歴欄の冒頭に、数行程度の「サマリー」を入れよう

転職回数が多い、携わった仕事に一貫性がない…など、職務経歴の説明がどうしても長くなりがちな人は、冒頭に職務経歴を要約したサマリーを入れるといいでしょう。「3回の転職を通じて、新規事業立ち上げに関するノウハウを習得した」「2度のキャリアチェンジを経験したからこそ、次は○○職を目指したいと気付いた」など、キャリアの全体像が一目でわかるサマリーが始めにあれば、それを前提に職務経歴を読み進めることができるため、複雑な経歴であっても理解度が高まります。

(2)最も自分をアピールできる経験に絞ってまとめよう

スカウトに登録している場合、不特定多数の企業にレジュメを見られるために、「自分のやってきたことはすべてアピールしておきたい」という人がいるようです。中には職務経歴だけで数10ページにわたっているものも。気持ちはわかりますが、思いの詰まりすぎた長すぎる職務経歴欄は読みづらいだけ。自分が一番自信を持ってアピールできるポイントに絞って、要点を伝えることが大切。これから目指すキャリアを考え、最もアピール材料になるであろう自分の経験をピックアップして、できるだけ簡潔にまとめましょう。

(3)箇条書きにして、見やすさを高めよう

人事担当者は一度に何十、何百というレジュメに目を通します。携わった仕事が文章でつらつら書かれた職務経歴は読み飛ばされてしまうだけでなく、文書作成能力すらも疑われかねず、オファーが送られる確率は低くなります。アピールすべきポイントを箇条書きにすると、逆に目につきやすくなり、見出しの立て方を工夫すればプラスの評価を得られることもあります。例えば、顧客、取り扱った商品・サービス、成績、プロジェクト期間などを箇条書きにすると、視覚的にもスッキリしますよ。

【STEP2】次に「上手なアピール方法のコツ」をおぼえよう!

(4)アピールしたい「キーワード」を盛り込み、こちらの土俵に持ち込もう

自信を持っている経験やスキルは、職務経歴の随所にキーワードとして盛り込んでおきましょう。キーワードに沿ったオファーが来やすくなるうえ、オファー後の面接でもキーワードに沿ったことを重点的に質問されるからです。アピール材料をたくさん盛り込みすぎてしまうと、面接の際にどんな方向から質問が飛んでくるかわからず、しどろもどろになってしまう恐れがありますが、キーワードを立てることで「面接でココを聞いて!」と誘導することができ、自分の土俵に持ち込むことができます。オファーが届いたということは、企業はそのキーワードに興味を持ったということ。面接でも自信を持って堂々と受け答えができますよ。

(5)実績数字とプロセスを入れて、入社後の活躍ぶりをイメージさせよう

手がけてきた業務をただ羅列するだけでは、あなたのスキルや経験値が伝わらず、オファーを送るべきか否か判断ができません。具体的な実績数字と目標達成度合いを記入し、業務の成果を具体的にアピールしましょう。成果だけでなく、それを達成するまでの工夫や努力といったプロセスや、業務を通じて身についたことを合わせてまとめると、採用担当者に入社後の活躍ぶりを具体的にイメージしてもらうことができます。

「5つのコツ」をもとに職務経歴欄を書き直してみました

【before】「だらだら」読みにくい職務経歴欄

ダラダラ読みにくい職務経歴欄

▲やってきたことをすべて文章でアピールしようとしている例。残念ながら、これではなかなか「読もう」という気が起こらない。

【after】「すっきり」わかりやすい職務経歴欄に変身!

スッキリ読みやすい職務経歴欄

▲5つのコツを踏まえ、全体を見直した。「粘り強く顧客接点を持つことで顧客の課題をつかんだ」「その結果、営業目標を連続達成した」という点を「面接で聞いてほしいキーワード」に置き、項目を立ててスッキリとまとめたことで、経験やスキルが伝わりやすい職務経歴欄になった。

職務経歴欄は、企業が最も重視する項目
書き方のコツをつかんでオファーのチャンスを高めよう

リクナビNEXTスカウトを使って採用活動を行う企業は、「当社に来てほしい経験・スキルを持つ人に、直接声をかけたい」と考えています。そんな企業が一番注目しているのは、「職務経歴欄」です。
読み手の視点を考え、必要な情報が読みやすくまとめられている職務経歴欄は、企業の目に留まりやすいため、オファー獲得のチャンスも高まります。レジュメ登録の際は、上記のコツを参考に職務経歴欄を作成しましょう!

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