スカウト転職者インタビュー

情報サイト企画職から、海外サイトディレクション職へ

匿名レジュメの登録で企業やリクナビNEXT提携の転職エージェントからオファーが届く「リクナビNEXTスカウト」。実際に登録して、幸せな転職を実現したというビジネスパーソンにインタビュー。「登録してよかった!」の生声をレポートします。

楽天株式会社
編成部 グループ編成課 サイトディレクショングループ
鍋嶋靖弘さん(37歳) 
PROFILE■大学工学部卒業後、ハウスメーカー設計職を経てWeb制作会社に転職。約9年間勤務し、事業企画などを手掛ける。その後、情報サイト運営会社の商品企画に携わる。2011年7月末に楽天からオファーを受け、同年12月に入社。

2012年5月16日

「世界ナンバーワンのインターネット企業を目指す」という戦略に惹かれ、転職。
海外サイトの立ち上げに関わり、会社の戦略の最先端を担う喜びを感じています

■リクナビNEXTスカウトにレジュメを登録したきっかけは?

楽天(株) 鍋嶋靖弘さん

楽天(株)
鍋嶋靖弘さん

新卒でハウスメーカーに設計職として就職しましたが、注文住宅のような「一対一」のやりとりではなく、「一対多数」のコミュニケーションが取れる媒体・メディアの世界に興味を惹かれ、情報サービス会社の制作部門に転職。求人系Webメディアの事業企画担当となり、制作管理や制作フローの効率化、メディア強化策の企画立案などに約9年間携わりました。
リクナビNEXTスカウトにレジュメを登録したのは、この2社目の会社に勤めていた時のこと。転職が目的ではなく、スカウトの仕組みを体感することで、求人系Webメディアの新しい企画に役立てようと考えたためです。その後、前職である飲食情報サイトに転職し、商品企画やWebディレクションを約2年間担当しましたが、その間もレジュメ内容は更新し続けていました。転職を考えていたわけではなく、自分の市場価値をつかんでおきたい、求人ニーズが旺盛で勢いのある業界・企業を知りたいという思いからでした。

■企業からオファーを受け取った時の気持ちは?

定期的にレジュメを更新していたため、オファーは継続的に届きました。Web制作会社やソフト制作会社のプロデューサーの案件が多かったですが、10年以上前の住宅設計の経験を買われてハウスメーカーからもオファーが届き、驚きました。また、この1〜2年はモバイルゲーム会社のPM職などのオファーが一気に増え、モバイルゲーム業界の勢いを肌で感じましたね。ただ、転職の意向はなかったので、応募には踏み切りませんでした。

■今の会社の面接を受けようと思った決め手は?

楽天からオファーが届いたのは、2011年7月。スマートフォン戦略推進担当というオファー内容でした。初めは、ほかのモバイルゲーム系企業と同様のオファーかと思ったのですが、内容を読み進めて、楽天のスマートフォンサービスをより豊かで便利にするための戦略構築を担う役割だとわかり、興味を惹かれたんです。
前職でも、Webサイトだけでなくモバイル戦略にも力を入れていましたが、いずれも国内マーケットに向けたもの。国内Webメディア全体の成長自体、いつかは頭打ちになるだろうと予想していました。一方で、楽天はさまざまな海外企業と提携して積極的に海外展開を図っており、世界でナンバーワンのインターネット企業を目指すという方針を打ち出していて、「企業戦略が明快で大胆だ」と好感を持ちました。モバイルにおいても全世界に展開する計画であると記されており、「グローバルな視点で、新しいことにチャレンジできるフィールドがありそうだ。話だけでも聞いてみたい」と思い、応募に踏み切りました。
面接は全部で5回。同じ部署のさまざまな立場の方々とお会いしました。「私が一緒に働くメンバーとなり得るか、いろいろな角度から評価されている」と感じましたね。また、お会いする人が皆、自分の仕事内容だけでなく、どんなバックグラウンドを持っているか、どんないきさつで転職してきたのかまで詳しく話してくれて、風通しがよくざっくばらんな社風も感じられました。入社後にどんな職場環境で働けるのか具体的にイメージすることができ、自分の中で徐々に転職意向が高まってきました。
最終面接の段階で、「スマートフォン事業ではなく、海外に関わるポジションの方が、鍋嶋さんのスキルと志向に合っているのではないか?」と打診を受けました。新たに提示されたのは、日本の楽天市場のノウハウや、海外グループ企業のノウハウを集約したうえで、サービスや仕様を国内のものと共通化し、再びそれを各企業に共有することでグローバルに「楽天ブランド」を発信する…という役割を担うポジション。私の今までの経験がグローバルなフィールドで活かせるということに、大きな喜びを感じましたね。当時の勤務先よりも、チャレンジし続けられる環境が楽天にはあると確信し、転職を決断しました。

■そして入社。今のやりがいは?

2011年12月に入社し、海外で立ち上げたジョイントベンチャーのサイトディレクションを担当。既存サイトの改善や、新規サイト立ち上げなど、現地におけるECサービス開発・制作案件のPM的な役割を担っています。入社してすぐ、重要戦略地域のECサービスのスタートアップを任され、責任の重さとともに、即戦力として期待されているとも感じました。「世界でナンバーワンのインターネット企業を目指す」という大きな目標の、最前線を担えるのが嬉しいですね。
個人的に今、課題に感じているのは、「楽天らしさ」が海外サービスで可視化されていないこと。ここを明確にすれば、言語もユーザーも文化も大きく異なる海外のサイトであっても、楽天らしさを追求することがより容易になるため、世界で戦ううえでの重要なキーになると考えています。海外のユーザーにも、日本のユーザーと同じように楽天の魅力を感じてもらい、ECサービスを心から楽しんでもらうために、この可視化の部分に力を注ぎたい。夢や目標が、どんどん膨らんでいます。

<採用担当者の声>

プロジェクトマネジメント経験の豊富さと、理解力、論理的思考力の高さを評価

グローバル化が進み、新しいデバイスが次々と出てくるなか、当社内ではさまざまな新規プロジェクトが発足しています。それらのプロジェクトを成功に導くために、ディレクターとして一通りの実務経験があり、かつプロジェクトマネジメントもしくはUXデザインを高いレベルで実行できる人材を募集していました。鍋嶋は、大規模なサイトのリニューアルプロジェクトの中心メンバーであったこと、そしてスマートフォンサイトの設計経験があったことに惹かれましたね。面接でのやりとりでは、こちらの質問の意図を正確に捉えられる理解力、物事を順序だてて説明できる力の高さがうかがえたほか、プロジェクトマネジメントだけでなく自身も手を動かした経験が豊富であるため、行動力の高さも感じることができました。人当たりのよい穏やかな物腰しも、採用を後押しするポイントでした。

編成部 グループ編成課 サイトディレクショングループ グループマネージャー
中野泰夫氏

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リクナビNEXTスカウト活用のススメ

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EDIT&WRITING
伊藤理子
PHOTO
平山 諭

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