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足踏み状態から脱しつつあるといわれる日本の景気。地域によっては前進・後退を小刻みに繰り返しているところもあり、また今後の米国、アジア、中東の経済情勢次第では大きく下ぶれする可能性もあり予断は許されない。総務省が3月1日に発表した完全失業率(季節調整値)は4.9%と、前月と同じ水準。これから見る限りは、景気回復の動きは緩やかなものだ。 ただ、リクルートエージェントのキャリアアドバイザーらが日々接するエンジニア転職マーケットからは、年初来、求人回復の兆しが明瞭に伝わってくる。職種によっては2月の求人総数は前年同期比の1.5倍とするところもあり、製造業全体の新興国向け輸出増加や設備投資の活性化が、雇用にも反映した格好だ。 自動車サプライヤーや半導体製造装置メーカーでは、年間数十人規模での採用を計画しているところもある。年度替わりの4月から6月の株主総会シーズンまでには、大手企業の中途採用計画がはっきりするが、中には大量採用を打ち出すところもあるのではないか。 いずれにしても、これまでパッとしない天気に鬱々としていたエンジニアも、草花の芽吹きとともにむっくり起き上がり、動き出してもよいシーズンの到来といえる。 もちろんこうした求人増加傾向も、リーマンショック以前の水準にははるかに及ばない。まだその半分ぐらいだ。果たして今後そこまで戻ることがあるのかどうかさえわからないが、3年前に比べれば、人材の厳選傾向は依然続いているとは言える。気を引き締めるに越したことはない。 求人回復の報を聞いて動き出すのはひとりだけではない。同じ動機で動くエンジニアは何千、何万人といるだろう。それだけ景気回復期には競争も激しくなるということだ。自分の技術的な特性と今後のキャリアに対する明確なビジョンを持って、春の転職戦線に臨んでほしい。 グローバル化がますます進む中、エンジニアのコミュニケーション能力、わけても英語力の重要性はますます高まっていることは覚えておこう。 日本の国民も、経済も、技術も、雇用も、エンジニアも、大震災などには負けない。 |
※2010年1月の「IT通信・インターネット業界」の求人人数を0値として、職種ごとの求人数の推移をグラフ化した。 | |
※リクルートエージェントのデータ(2011年2月まで)を基にTech総研編集部が作成。 |
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自動車サプライヤーからの求人が、自動車ECUの組込みソフトなどを中心に、堅調に動いています。東海地区の企業だけでなく、北関東や首都圏でも求人が増えてきています。制御ソフト開発の経験があれば、必ずしも自動車関連の経験はなくても可とする企業が多いことも特徴です。 その他、半導体製造装置、工場で使用する搬送機などFA(ファクトリー・オートメーション)機器、ネットワーク機器、外資系メーカーからの携帯端末のソフト開発求人が増えています。医療機械の制御ソフト開発も、経験者以外でも採用を検討いただける会社も出てきました。 このような傾向は4月以降も続くと思います。 これまで求人が少なかった大手電機メーカーから、制御系やネットワーク系のソフト開発などの即戦力求人が、4月以降に発生する可能性があります。 リーマンショック以前の状況まで戻ってはいませんが、それでも順調な回復の歩みが確認できます。今まで採用を抑制してきた大手企業も求人を出してくると思います。転職希望者は少なくとも2011年度上半期は、明るい展望を描いてもよいのではないでしょうか。 視線を海外企業とのビジネスという方向に向ければ、さらに転職の受け皿は広がります。近年は日本企業の仕様を受けて、設計から製品開発までを請け負い、製品を供給するODM(Original Design Manufacturer)企業が増えています。技術知識があり、仕様書が書け、ODM先企業との窓口になれるような、メーカー側のエンジニアへの求人ニーズもあります。 開発コストを抑える目的もあり、ODM側の人材や、独自のソフトウェアを保有している外資系企業の日本法人、ブリッジエンジニアなど、よりグローバル環境での開発を行う求人は増えてくると思います。語学のできる技術者のニーズもさらに高まるでしょう。 制御ソフト開発も海外生産にシフトしていく今、エンジニアに求められるスキルは、ベースの技術力に加えて、マネジメント力やコーディネイト力、さらに英語力というのが、これからの定番になっていくのではないかと思います。 |
リクルートエージェント プロフェッショナルサービス第二マーケット コンサルタント 畠田 仁氏 |
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3月は年度末の駆け込み需要ということもあり盛況を呈しました。4〜6月期も引き続き堅調に推移すると予想していますが、採用難易度は高止まりの傾向があり、ピンポイント採用になると思います。求人数自体は伸びるものの、採用条件はさほど緩くはならないのではないかと見ています。 目下の求人を牽引するのは、何といっても携帯電話やスマートフォンでのソーシャルアプリ、ソーシャルゲーム開発というニーズです。今はゲームだけではなくあらゆるアプリケーションがソーシャル化していく傾向があります。 例えばAR(拡張現実)技術を使った広告サービス、電子書籍などもソーシャル化の流れから無縁ではありません。こうした時代の流れを読み取りながら、ユーザーのニーズを先取りし、アイデアを実装化する力がエンジニアには求められています。 当社の登録者の中では2次請け、3次請けのSI企業出身の方に、特にソーシャル系業界への転職意欲を強く感じます。ソーシャルの技術はまさに旬のものであり、こうしたエンジニアは今、時代の花形とみなされているようです。 ソーシャルアプリの開発で武器となるのは、Webアプリケーション開発のためのLAMPの技術。これに加えてiPhone、AndroidのOSや開発環境の知識、Object-C、Javaでのプログラム開発経験などです。 もちろんこれらすべての知識を備え、実務で使いこなしているエンジニアは決して多くはありません。そのため企業では、自宅サーバでこうした開発環境を構築し、例えばiPhoneやAndoridのアプリを書いているようなプログラマにも採用の手を伸ばそうとしています。これまでフリーランスでアプリ開発をしてきたエンジニアの方でも、高いスキルを持っていると採用の幅が広がっています。 一方でSI企業は、1社当たりの求人数は伸び悩んでいますが、大手だけでなく中堅SI企業からの求人も出るようになり、全体として求人数は増える傾向にあります。各種パッケージを用いてのSI案件や、クラウドサービスの案件が増えています。 最近改めて注目されているのが、Javaによる基幹系・業務系システムの開発経験者です。もちろん開発力に加えて、当該業界の業務知識も求められますから、決して楽な転職とは言えませんが、挑戦しがいはあると思います。 |
リクルートエージェント ITマーケット キャリアアドバイザー 福森嘉奈美氏 |
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2011年に入って中途採用求人の伸びが目立つようになりました。同時に、応募者の書類選考通過率も高まっており、企業の採用意欲の回復傾向が顕著になってきました。コンサルティングファームでは大手だけでなく、中堅、中小からと求人企業のすそ野が広がってきた印象があります。 これまでもJSOX(金融商品取引法)に基づく内部統制の基準作りや、個人情報保護法に基づく企業内セキュリティの強化など、法律制定や制度改革に対応した経営改革には、顧客企業も投資を怠ることはありませんでした。また、利益を生み出すためのコスト削減につながる投資は、不況下でも熱心に取り組んだものです。 しかし、現下のシステム投資は、制度対応やコスト削減だけでなく、事業拡大、売り上げ拡大につながる前向きな案件も増えてきています。 そういう状況下でコンサルタントに求められるのは、改めて提案力でしょう。とりわけ、ITエンジニアがコンサルタントへ転職する場合には、この要素が重要になります。顧客のシステム要件に沿って、言われたことに基づいて開発するという姿勢では、コンサルタントは到底やっていけません。 顧客との会話の中から顧客が真に困っていることを見抜き、先回りして提案していく姿勢が欠かせないのです。コンサルタントを目指すエンジニアは日頃からそうした意識付けで仕事に取り組むことが大切になります。 コンサルタント職に求められる知識・経験としては、会計、IFRS(国際財務報告基準)、SCM(サプライ・チェーン・マネジメント)、金融業界のM&A関係といった要素が挙げられており、これらの採用基準はこれまでとあまり変わりません。 また、戦略的なアウトソーシングが重要なカギになってきます。戦略的な業務請負に加えてシステム運用、海外データセンター構築、BPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)といった案件も増加してくるでしょう。こうした領域の経験者は、転職活動でも有利に動けると思います。 そして英語力。読み書きに加えて会話ができればベストで、TOEICで言えば700点以上。海外現地スタッフへの指示など、英語を使う頻度が高まってきています。コンサルティングファームでは以前から英語力をプラスに採点する傾向はありましたが、それが+1から+5に上がった印象を受けます。 |
リクルートエージェント プロフェッショナルサービス事業 第二マーケット コンサルタント 垣見大介氏 |
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ネットワーク・サーバ関連の求人は全体に回復傾向にありますが、前期と比べて全体的には微増といったところです。その中でもPC、携帯電話、スマートフォンで利用するソーシャルアプリや、B to C向けWebサービスのネット系企業の、インフラ構築分野からは強い採用ニーズがあります。 ただ、いずれの企業も採用基準は高く、なかなかそのハードルを越えるエンジニアが少ないというのが現状です。 現在好調のネット系企業の多くが、最初は小さくサービスを展開するうちにトラフィックが増大し、それをハードウェア、OS、ミドルウェアなどサーバ構成の工夫を通して、上手に負荷分散することに成功したという経験を持っています。当然ながら求人対象のエンジニアも同等のスキルを求めるわけですが、それだけの大規模トラフィックをさばいた経験がある、もしくは幅広いプロダクト技術を持ったエンジニアは市場にそう多くいません。 もちろん、そのハードルを越えることのできるエンジニアにとっては、新しい経験が待っています。こうした企業は経営の意志決定スピードも速く、実力を発揮すればすぐにコア人材として重用されることになります。報酬についても技術に見合うだけのものを提供する柔軟な姿勢を取っています。 今後、スマートフォンが普及するにつれて、日本の技術とサービスがグローバルに拡大していくチャンスも増えますので、チャレンジしがいのある領域であることは間違いありません。 もう一方で、ネットワーク・サーバエンジニアのクラウド技術への対応もこれから注目されるところです。クラウドなのか自社運用なのかは、企業のIT投資の方向性にかかわるところでもあります。クラウドへの移行が進めば、社内のサーバ技術は不要とされるのではないかと危機感を感じるエンジニアもいるかもしれません。 確かに単純な社内のサーバ保守業務は、今後縮小傾向にあるでしょう。しかし、クラウドサービスを利用したシステム基盤の運用業務や、それに伴うベンダー側との調整業務を経験していれば、今後クラウドサービス展開を予定している事業会社のIT担当者や、クラウドサービスを提供するデータセンターやSI企業側のエンジニアとして、また新しい仕事が待っているはずです。 いずれにしてもこれからのサーバエンジニアは、ネットワーク基盤からサーバOS、ミドルウェア、アプリケーションに至るまでの幅広い階層にわたる知識が不可欠です。その中のスキルを柔軟に組み合わせ、自分が強みとするスキルセットとして売り込んでいくという姿勢が、転職活動に当たっては欠かせません。 |
リクルートエージェント ITマーケット キャリアアドバイザー 森 琢郎氏 |
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新興国向けの自動車輸出の拡大で、自動車サプライヤーに元気が戻っています。これまでは東海地区の大手サプライヤーが気を吐いていましたが、群馬や栃木など北関東に拠点を置くサプライヤーからも、エレクトロニクス系技術者の求人が増えています。 広くは電子制御ユニットにかかわる技術で、EV、HV系の需要もあります。中には、昨年度まで中途採用がなかったところを、2012年度は一気に年間70名規模と計画している企業もあります。 こうした傾向から、1〜2月は企業が開く採用セミナーが活発でした。エレクトロニクス関連の技術者採用セミナーが毎週のように開かれるのを見ていると、需要が本格的に回復しつつあることを感じます。 完成車メーカーからの求人は鈍いままですが、大手完成車メーカーの関連会社や系列サプライヤーがいわば需要のバッファとなって、技術者ニーズを引き受けているという構造が明らかです。 半導体製造装置、計測器、医療機器などの求人も依然として堅調であり、また世界的なスマートフォン需要の拡大の影響か、電子部品・電子デバイスメーカーからの求人も目立つようになりました。 求められるスキルとしては、回路設計ではデジタルとアナログの両方にまたがる経験が重視されます。アナログに強いという人であればなお大歓迎という風潮も強まっています。電源周り、モーター、エアコンなどのインバーター、強電系産業装置など、パワーエレクトロニクス系のスキルも引く手あまたです。 エンジニアの志向としては、やはり最終製品にかかわる仕事に就きたいという声が多いのですが、家電やコンシュマー向け製品と限定すると、求人数は限られたものになってしまいます。 例えばスマートフォンの中身を細かく分解してみれば、アジア新興国のメーカーの部品も多いのですが、キーデバイスには日本メーカーのものが使われています。あるいは、そのキーデバイスを製造する装置やシステム設計は日本のメーカーが担っていることが多いのです。 最終製品の製造工程ではアジアのメーカーにコスト的には負けてしまいますが、日本の技術は流行のデバイスのカギを握っている。そうしたことを理解すれば、最終製品にこだわらなくても、十分に働きがいを見いだせると思います。 |
リクルートエージェント EMCマーケット キャリアアドバイザー 関野光剛氏 |
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2010年3月から緩やかな上昇に転じた機械系求人。この1年を振り返れば、2011年3月は前年度比で1.5倍の求人数となりました。当社が推薦する応募者の書類選考通過率も高くなっており、内定者数は2月に爆発的に増えました。 求人の需給バランスが緩み、企業の採用意欲の高まりを切実に感じます。中には「不況期のリストラを今は後悔している」と本音を漏らす企業もあります。それくらいの変化があったということです。 例年、2〜3月は新卒採用に忙しく、中途採用実務に手が回らない企業人事部が多いのですが、今年はそれがあまり見られませんでした。景気回復を受けて経営計画や事業計画を上方修整する企業や、製品を絞り込んだうえで得意分野のトップシェアを目指す企業が多く、その実現のためにエンジニアの中途採用は不可欠の条件となっているようです。 需要のメインは自動車サプライヤーにおける自動車部品の設計。さらに、半導体製造装置メーカーでは、前工程も後工程も共に求人がピークに達しています。ほかにも産業用ロボット、エアコン、農業機械など、幅広い職種から求人があり、機械業界が熱心にエンジニアを求め始めていることは確実です。ただ、建設機械や工作機械はまだ動きが鈍い状況です。 全体に、リーマンショックの前の状態に求人数が戻るには相当な時間がかかるとは思いますが、力強い景気回復の足音を感じます。 求人職種の幅が広がった分、求められるスキルも多彩になっていますが、やはり多いのは2/3D-CADによる機械設計、次に生産技術、FAE、新しいところでは試作や品質管理の求人も出てきました。いずれも同一職種のご経験や、技術・製品への親和性が求められる募集条件となっているケースがほとんどです。 それに加えて、英語力も強く求められるようになりました。新卒採用の一定数を帰国子女やネイティブスピーカーにすると決めた企業もあります。事業のグローバル化はこの分野でも着実に進んでおり、エンジニアもまた国際化への対応は必至です。 |
リクルートエージェント EMCマーケット キャリアアドバイザー 竹内賢一氏 |
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スマートフォンやEV需要に引っ張られる電気・電子系求人と連動するように、半導体技術者の求人も強い回復傾向にあります。特にプロセスエンジニアについては、デバイスメーカー、製造装置メーカーの双方から高い求人意欲があります。勤務先となる開発拠点も、九州、東北、関東、関西と全国的に広がる傾向があります。 装置メーカーの中には、企業トップが随所で「今期は50人以上を採用する」など「エンジニア採用宣言」を語るところもあります。大量の人材採用には常に経営リスクが伴うものですが、経営トップがそれを承知で採用に踏み切る意志を鮮明にしている企業は、エンジニアにとっても注目すべき企業であると言うべきでしょう。 プロセス系に牽引されるようにして、フラッシュメモリ、電源IC、アナログICの設計にも求人が戻ってきました。また、PLD、FPGA回路設計の経験者においては求人を満たす状況にはないことから、ASIC開発でHDL言語を使える人材を採用し、FPGA開発に従事させようという企業もあります。 FAEへのニーズは引き続き高止まり。国内市況の改善、海外市況の開拓という2つの要因から、外資・内資を問わず半導体商社から大量の求人が続いています。 全体に1〜3月期は前年同期に比べて、2〜3倍の勢いで求人数が推移してきました。この勢いは4〜6月期もとどまることなく、上半期いっぱいは続くのではないかと見ています。半導体系エンジニアの求人は事業の1〜2年先を見越したものなので、それほど短期で収束するとは思えないからです。 ただ、企業体力があり求人攻勢を仕掛ける企業と、そうでない企業との格差がはっきりしていることは忘れてはいけないでしょう。求人が戻ってきた今の時期だからこそ、企業選択は慎重になる必要があります。また、半導体求人の3分の1は、「中級クラス」(TOEC600〜700点)以上の英語力を求めていることも知っておくべきです。専門技術の如何にかかわらず、英語力へのニーズは年々高まっています。 |
リクルートエージェント EMCマーケット キャリアアドバイザー 関野光剛氏 |
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機械・メカトロ系求人と同様に、化学・材料系の3月の求人数は、前年同期比で1.5倍の伸びを示しました。リーマンショック直前の半分のペースにまで需要は回復しています。求人は大手化学メーカー全般から出ており、完成車メーカーなどのユーザー企業からもあります。 昨年末には、年明けから書類選考の通過率が下がるのではないかと心配していましたが、杞憂に終わりました。また、採用基準自体は高止まりを続けながらも、内定率の陰りは今のところ見られません。この動きは4〜6月期も続くと考えています。 電子材料用途のセラミックや無機系材料の研究開発系求人が活発に動いています。一方、これまでのフィルム、粘着剤、テープという技術のキーワードは依然として求人の主軸になっています。 例えば、テープとひと口に言っても近年は用途開発が進み、電子部品搬送用、シリコンウェハー固定用から、さらに自動車海外輸出用の錆止めテープや医療用テープなどさまざまな需要があります。工業製品の生産を支えるキーデバイスのひとつになってきました。 リチウムイオン電池を中心とする電池関連や、エネルギー関連の求人も相変わらず堅調です。電解液や負極材などの求人も絶えることがありません。また、機能性樹脂、インクトナー、コンデンサなどの電子部品の求人も続いています。 材料開発に当たってはそれ自体の特性以外にも、実際の作業現場での使いやすさが求められます。例えば自動車の塗料開発では、塗料と塗装工程の改善は一体のものとして進められます。そのため、塗料メーカーだけでなく、完成車メーカーのほうにも化学・材料系エンジニアは不可欠であり、こうしたユーザーサイドで働くエンジニアへの求人も増えてきています。 供給サイドに立つか需要サイドに立つかで、エンジニアの志向性は変わってきますが、いずれにしても作業性を考えた材料開発という思いは共通のもの。その部分にまで深く踏み込んだ技術力があれば、転職可能性はより広がることでしょう。 |
リクルートエージェント EMCマーケット キャリアアドバイザー 竹内賢一氏 |
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